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(Green)^2の愛車 [プジョー 306 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2022年7月31日

エアコン風量調整できず1

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 1時間以内
1
今年に入って、エアコンの風量調整ができなくなりました。

<風量調整ノブ>
通常、調整ノブを風量の一番少ない位置(水平の位置)にしているのですが、時々、急に風量が多くなったり少なくなったりを、繰り返していました。
さらに面白い(?)ことに、ウィンカーを出している時に、点滅のリズムに合わせて、ブォ、ブォ、ブォ、ブォ、ブォ…と繰り返すんです。

上記の症状が出てから数ヶ月程で、調整ノブを回しても、風量が一番少ない状態から変わらなくなりました。
今でも時々ウィンカーのリズムに合わせて、ブォ、ブォ…と繰り返す時があります。
2
どこが壊れているか、考えてみます。

〇ブロアーファーンが回っている音はしているし、エアコンの冷たい風が出てくるので、動いている模様
 →ブロアーファーンモーターは大丈夫そう
〇ウィンカーのリズムに影響される
 →配線のショート
  ブロアーファーンレジスター(実際はレジスターではなくトランジスターの模様)の故障

インターネットで調べると、ブロアーファーンレジスターが壊れると、風量が全開になったり、動かなくなったりするみたいですね。

一方、みんカラで306の症例を見てみると、風量が全開になった例があり、スイッチ裏のコネクターが外れていたとのこと。

今回は、まず、スイッチ裏のコネクターを調べてみようと思います。
3
それでは、作業に取り掛かります。

<バッテリーの端子外し>
めがねレンチ(8mm)で、バッテリーのマイナス端子を固定するボルトを緩め、端子を外します。

以前、マイナス端子を外さずに作業して、オーディオユニットのコネクターを不意にショートさせ、ヒューズを飛ばしたことがありました。
4
まず、フェイスパネルを外します。

<フェイスパネル外し>
シガーソケットを外して、内装外しをフェイスパネルの内側に差し込むと、フェイスパネルが外れます。
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次に、時計・外気温計を外します。

<時計・外気温計外し>
トルクスビット(T20)を付けたラチェットドライバーで、時計・外気温計を固定しているねじ(2ヶ所)を外します。

その後、時計・外気温計を手前へ引っ張り出し、コネクターを外します。
6
<時計・外気温計を固定するねじ穴>
時計・外気温計を固定する左側のねじ穴が、割れて半分無くなっていました。

ねじは締まりますが、ほとんどねじの役目を果たしていない…
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そして、オーディオユニットを外します。

<オーディオユニット取外し1>
オーディオユニットを手前に引っ張り出します。

オーディオユニットの裏側に付いているゴムを、ダッシュボード奥にある穴に差し込んであるだけなので、簡単に外れます。
8
<オーディオユニット取外し2>
オーディオジャック(赤○)とオーディオユニットのコネクター(青○)を外します。
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さらに、フェイスプレートを外します。

<フェイスプレートの固定位置>
フェイスプレートは以下で固定されています。

上側: オーディオユニットの側面内側にあるナット(2ヶ所)…赤○
下側: フェイスパネル部分にあるねじ(2ヶ所)…青○
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<フェイスプレート外し1>
コンビネーションスパナ(8mm)で、上側を固定するナット(2ヶ所)を外します。

ダッシュボードの中にナットを落とさないよう、十分注意します。
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<フェイスプレート外し2>
トルクスビット(T20)を付けたラチェットドライバーで、下側を固定するねじ(2ヶ所)を外します。
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<シガーソケット等コネクタ外し>
シガーソケット・ハザードランプ・デフロスターのコネクターを外してから、フェイスパネルを持ち上げます。

2014年9月にシガーソケットの割れた部分を修理しましたが、修理の甲斐なく、その付近がひどく割れていました。
13
詳しくは整備手帳「シガーソケットの修理」をご覧ください。
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/3183986/note.aspx
14
<フェイスプレート破損>
フェイスパネルを持ち上げると、上側を固定するためのねじが「ポロッ」と取れてしまいました。

もうやだ…
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<フェイスプレートを固定するねじ破損>
さらにフェイスプレートの下側を固定するためのダッシュボード側のねじが、割れていることに気が付きました。

助けて~(泣)
16
ちょっと、動揺してしまったので、気分が落ち着いてから作業を再開します。

<ダッシュボードの中>
エアコンのスイッチ裏のコネクターの位置を確かめます。
どうやら左側にあるラベルに貼られた配線(赤○)が、エアコン関係の配線のようです。

それにしても、オーディオユニットの配線等が無造作に押し込まれていてカオス。
電源・グランドの台が傾いているのが、悲しい。
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ミラーをダッシュボードの中に入れ、エアコンスイッチの裏側を見てみました。

<エアコンのスイッチ裏のコネクター1>
青いコネクターにエアコンスイッチの配線も含まれているようです。
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折角の機会なので、エアコンのコントロールパネルを外してみようと思います。

<エアコンのコントロールパネル外し>
トルクスビット(T20)を付けたラチェットドライバーで、コントロールパネルを固定するねじ(4ヶ所)を外します。
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<エアコンユニットを固定する穴破損>
左上のエアコンユニットを固定する穴が割れていました。

締める時に割れるのならば分かるのですが、緩めた時に割れていたという…
20
<エアコンのコントロールパネル>
ボルトを外しましたが、上側の左右のねじを固定する部分が当たってしまいます。

コントロールパネルを表側に引っ張り出す方法が思い付かない…
21
結局、エアコンのコントロールパネルを引っ張り出すことを諦め、ミラーでコネクターを確かめ、手感ではまっていることを確かめました。

<エアコンのスイッチ裏のコネクター2>
黒いロックも浮いていないし、コネクター自体は問題がなさそうです。

因みに、この写真はデジタルカメラをダッシュボードの中に入れて撮りましたが、中々コネクターの位置に合わず、10枚程写真を撮りました。
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今回はコネクターの点検よりも、フェイスプレート等が壊れていることの方が気になった、という記事でした。(笑)

エアコンの風量調整ができないことについては、もう少し調べようと思います。

今回の費用: 0円
(工具は持っているものを使用)

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この記事へのコメント

2022年10月3日 8:00
コントロール基盤の摺動部の汚れ、摩耗ではないでしょうか?
うちのもやらなきゃなんですが、これからの時期はバラしたくないなぁ。
コメントへの返答
2022年10月3日 22:17
黄金獅子さん、こんばんは
アドバイス、有難うございます

コントロール基板はノーマークでした
黄金獅子さんの整備手帳「エアコンパネル照明の交換」を参考にして基板を外し、摺動部の汚れ・摩耗を確かめてみます

確かに寒い時期は簡単に割れてしまうので、触りたくないですね

プロフィール

「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
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