中間マフラー修理(5回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
残念なことに、また排気音が大きくなってきてしまいました。
先日(2022年8月)、これでもかという程ガンガムを穴の中に突っ込んで、中間マフラーの穴を塞いだのですが…2ヶ月しか持たなかった?
<ガンガムで修理した部分>
2
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車検も近く、穴が開いていると受からないので、早速確かめます。
<中間マフラーの状態>
「あれっ、穴が開いていない!」
予想外の展開。
他のところに、新たな穴が誕生したのでしょうか。(笑)
4
念のため、前回修理したパイプの部分を見てみると…
<マフラーテープで修理した部分>
「あれっ、テープがはがれてる?」
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前回修理した部分にミラーを当ててみます。
<穴の開いたパイプ>
なんと、貼り付けたマフラーテープが破れて、見事に無くなっていました。
厚さ: 0.13mmのテープを2重にして巻いたので、0.26mmあったはず。
これを破るとは、エンジンの排気圧、恐るべし。
6
厚みのあるテープに変えたり、テープの巻き数を増やすのも手ですが、どれだけ厚くすれば良いか分かりません。
もう少し、頑丈に補修できないものか。
そこで考えたのが、当て板をすること。
その上から、マフラーテープを巻くことにしました。
たまたまあったパーツクリーナーの空き缶が、マフラーのパイプ外径:45mmに近かったので、切り出して使うことにします。
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<空き缶穴開け>
ドリル(φ8)で、パーツクリーナーの空き缶に穴を開けます。
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<当て板切出し>
開けた穴にハンドニブラーを差し込み、当て板を切り出します。
想像以上に板が薄く、簡単に切れてしまうので、拍子抜けしました。
ただし、1回の動作で2mm程しか切れないので、結構な時間が掛かり、金切りばさみが欲しくなりました。
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<切り出した当て板>
こんな感じで切り出しました。
サイズは、以下の通りです。
縦×横×厚さ: 70×20×0.1mm
少し厚さが薄い気もしますが、パーツクリーナーのガス圧を保持しているので、問題ないと信じたい。
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<当て板仕上げ>
マフラーテープに穴が開いたら本末転倒なので、切り出した当て板を仕上げます。
1. ニッパーで四隅を面取りする
2. やすりで切り口のバリを落とす
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<当て板ガスケット塗布>
パイプと当て板が触れる部分のすき間を埋めるため、当て板に液状ガスケットを塗ります。
そして、パーツクリーナーで、パイプの汚れを取り除いておきます。
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それでは、当て板をパイプに貼り付けます。
<当て板貼付け>
ミラーで確かめながら、穴の位置を塞ぐように当て板を貼り付けます。
なお、前回貼ったマフラーテープは、
1. はがすのが面倒だった
2. その上から貼った方が、テープの接着力が強そう
と考え、はがしませんでした。
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<マフラーテープ準備>
パイプの径がφ45なので、1周巻くには約142mm必要となります。
テープが二重になるよう、280mm×3枚準備しました。
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<マフラーテープ貼付け>
70mmの当て板を覆うため、約94mmの範囲にマフラーテープを貼り付けていきます。
38mm幅のテープを10mmずつ重ねて、貼り付けました。
当て板に液状ガスケットを塗ったおかげで、ちょっと触れた位では動かないので、助かります。
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<マフラーテープ貼付け後1>
こんな感じで仕上がりました。
今回使用したマフラーテープが薄かったので、表面にしわができてしまいました。(言い訳)
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<マフラーテープ貼付け後2>
マフラーテープの表面に、うっすらと当て板のあとが見えます。
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次に、中間マフラーの補修した部分を補強します。
こちらも、ガンガムが少しはがれてきていたので。
<ガンガム>
前回と同じガンガムを使います。
硬化が進みチューブが固くなっているので、足で踏んで押し出しました。
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<ガンガム塗布>
指で補修部分に押し込みます。
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<ガンガムを塗った状態>
こんな感じで、ならしておきました。
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アルミテープやガンガムによる補修は、正直なところ最後にしたいです。
(少なくとも車検までは持って欲しい。)
今回の費用:
アルミテープ ホルツ / MH704 1,089円
(他の工具・材料は持っているものを使用)
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