バッテリー充電(9回目)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
最近、元気がなくなってきたバッテリー。
セルモーターが回ることは回るのですが、エンジンの始動が重たそうです。
すでに、交換してから6年以上経過しているので、当然といえば当然かもしれません。
でも今年の10月まで、もう少し頑張ってもらいます。(未だ使うのか!)
ということで、バッテリーを充電します。
<バックアップ電源準備>
時計とオーディオの再設定を避けるため、今回はバックアップ電源を使います。
今回は珍しく、6本の予備の電池(単3)がありました。
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<バッテリーカバー・ブラケット外し>
1. バッテリーカバーを手で外し
2. ブラケットを止めているボルト(2本)をソケット(10mm)で外します
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<バッテリー端子外し>
1.バックアップ電源を取り付け
バッテリーの
2. マイナス端子をめがねレンチ(8mm)で緩めます
3. プラス端子のレバーを持ち上げます
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<バッテリー端子を外した状態>
外した端子をバッテリートレーの端に掛けておきます。
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<バッテリー外し>
バッテリートレーから、バッテリーを持ち上げます。
年明け早々から、腰を痛めたら憂鬱な1年になりそうなので、集中して作業します。
それにしても、年々バッテリーが重たくなっていくように感じるのは、歳のせい?
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<バッテリートレーの状態>
バッテリートレーの内側は、思っていたよりも汚れていませんでした。
このあと、マイクロファイバークロスで、水拭きしました。
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<バッテリーの電圧>
充電前のバッテリー電圧は12.51Vでした。
始動は重たいかもしれませんが、エンジンが掛かってしまえば、問題なく使えるレベルだと思います。
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<バッテリーの充電>
いつもの充電器で充電をします。
今回は約6時間で、80%充電に達しました。
充電直後の電圧: 13.22V
12時間後の電圧: 12.82V
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ここで、お楽しみのバッテリー診断器の登場です。
充電前後の状態を、比較してみようと思います。
バッテリーはBoschのPSIN-6Cで、以下の仕様となります。
Ah: 62Ah
CCA: 570
EN: 570A
<バッテリー診断器接続>
バッテリー診断器のクリップをバッテリーのターミナルにつなげます。
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まずは、規格CCA: 570で見てみました。
<充電前(CCA規格)>
SOH(健全性): 69%で良好と判定されました。
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<充電後(CCA規格)>
充電したので、SOC(充電量)と電圧が上がるのは理解できますが、R(内部抵抗)も6.83→6.66[mΩ]へ下がっています。
これは物理的に内部抵抗が下がったというよりも、充電量等が増えたことにより計算上、下がった??
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次に、規格EN: 570Aで見てみました。
<充電前(EN規格)>
なんと、こちらはSOH(健全性): 32%で要交換と判定されました。
SOH: 32%では、直感的に要交換の判定も理解できます。
CCA規格と比べると内部抵抗が2割程高く出ています。
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<充電後(EN規格)>
こちらは充電しても、要交換の判定でした。
バッテリーは一般に3年位で交換といわれていることから、恐らくEN規格の方が正しい判定な気もします。
とはいえ、突然のエンジン停止や著しい燃費の悪化もみられないので、問題なく使えていることも事実。
次回、新品に交換した時に、それぞれの値がどのように表示されるか確かめようと思います。
それにしても、バッテリーの状態を数値化できたのは良いことですが、厳しい現実を突きつけられた気がします。
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あとは、外した時と逆の順番で、バッテリーを取り付けます。
<取付けたバッテリー>
とりあえず、これでこの冬を乗り切ろうと思います。
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今回の費用: 0円
(充電の電気代を除く 他の材料・工具は持っているものを使用)
作業時間は充電時間を除いています。
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