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(Green)^2の愛車 [プジョー 306 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2023年5月3日

フロントブレーキキャリパーシール他交換1

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
整備手帳「フロントブレーキキャリパー塗装1」の続きとなります。
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/7367851/note.aspx

いよいよ、ブレーキキャリパーのピストン他を外していきます。
果して、23年半使用したブレーキピストン・シールはどうなっているのでしょうか?

<ブレーキピストンのダストシール>
驚くことにダストシールに、切れているところは全くありません。

素晴らしい。
泥や水が入っていないのならば、恐らくブレーキピストンも全く問題ないと考えられます。
2
!警告!
私は整備士ではありませんので以下の作業に不適切な部分があるかと思います。
今のところ問題は発生しておりませんが、ご自身で作業される場合は十分にご注意下さい。


それでは、ブレーキピストンを外します。
以下、断りがなければ、右側の写真となります。

<ブレーキピストン取外し1>
ブレーキキャリパーのピストン部に38mmの板を挟み、ブレーキホース取付け部に圧縮空気を入れます。
(間違っても指を挟まないように。)

この時点では、まだ、ピストンは外れません。
3
<ダストシール外し1>
ブレーキピストンの溝から、ダストシールを外します。
4
さらに、ブレーキキャリパーのピストン部に19mmの板を挟み、2項と同じように圧縮空気を入れると…

<ブレーキピストン取外し2>
「ポンッ」

なんと、ブレーキピストンがピストンシールから外れてしまいました。
ただ、外れたといってもダストシールは付いているので、ピストンが外れてどこかへ飛んで行ったり、ブレーキフルードが飛び散ったりすることはありませんでした。
5
<ブレーキピストン取外し3>
あとは、指で引っ張ると、ブレーキピストンを外せます。
6
<外したブレーキピストン>
ブレーキピストンの側面には錆もなく、大きな傷も付いていませんでした。

洗浄後に状態を詳しく確かめます。
7
<ブレーキピストンを外した状態>
一方、ブレーキキャリパーの方も、内側に錆もなく大きな傷も付いていませんでした。

想像以上にきれいです。
8
次にダストシールを外します。

シールの外側はブレーキキャリパーの溝の中に収まっていて、マイナスドライバーを差し込むすき間がありません。
無理に差し込むと、ブレーキキャリパーに傷が付きそう。

<ダストシール外し1>
そこで、マイナスドライバーを
1. 内側のすき間に差し込み
2. 回しました

こうすることで、内部をあまり傷付けることなく、ダストシールを外せました。
9
<ダストシール外し2>
ダストシールが浮き上がれば、後は浮いた部分を引っ張れば、外すことができます。
10
<ピストンシール外し>
シールピックツールをシール溝に差し込み、ピストンシールを外します。
11
<外したシール>
切れやフルード漏れもなく、23年半働いてくれて、ありがとう。
12
<シールを外した状態>
○ダストシール取付部…わずかに錆とグリスの塊はありましたが、除去可能
○ピストンシールの溝…錆等の付着物は全くありませんでした

シールの溝に錆や固まったグリスが大量にあると、清掃するのに時間を要しますが、その心配はなさそうです。(少し安心。)

左側も作業しましたが、右側と同じような状態でした。
13
次にブレーキキャリパーヨークに付いているブーツ(2ヶ所)を外します。

<ブーツの位置>
14
<ブーツの状態>
写真は13項の赤枠の拡大で、ブーツを伸ばした状態となります。

こちらも、破れや傷はありません。
ボッシュ、恐るべし。
15
それでは、ブーツを外します。

<ブーツ外し1>
タイヤレバーをブーツの内側に差し込み、持ち上げます。

真っ先にブーツの先端が裂けますが、交換するので、気にせず作業します。
16
<ブーツ外し2>
ブーツが浮き上がったら、プライヤーで引っ張って外します。

作業に慣れてくると、タイヤレバーだけで外せました。
17
<外したブーツ>
金属製のリングが変形しているのが分かります。

外すというよりも、壊す感覚です。
なので、たとえ新品を外したとしても、再使用は難しそうです。
18
<ブーツを外した状態1>
スライドピン側

少し錆が出てしまっています。
スライドピンを外した状態で水洗いしたことから、内部に水が入り錆びたのだと思います。
本当に整備しているのか、壊しているのか分からないですね。
19
<ブーツを外した状態2>
下側のスライドピン側

同じように錆が出ていますが、この部分は多少錆びていても、問題ありません。
問題は内側。
しかし、急いでいたので、中をよく見た記憶がない…


左側も作業しましたが、右側と同じような状態でした。
20
シール・ブーツ等を外せたので、再度、ブレーキキャリパーとブレーキキャリパーヨークを洗浄します。

<ブレーキキャリパーヨーク洗浄>
パーツクリーナーで、スライドピン穴に溜まったグリス汚れ等を洗浄します。
21
<ブレーキキャリパー洗浄>
中性洗剤を使って、ブレーキフルードやグリス汚れ、さらに、ウェットブラストで付着したメディアも洗い流します。
22
<ブレーキキャリパーヨークのエアブロー>
そして、仕上げはエアブロー。
穴の中の水滴を飛ばします。
23
<洗浄後の部品>
汚れや錆が取れて、スッキリしました。

リヤブレーキの時とは違い、ブレーキピストンをはじめ、部品の状態が良かったので安心して組み立てられます。
24
今回の費用:0円
(材料・工具は持っているものを使用)
25
フロントブレーキキャリパー塗装2へ続く。

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この記事へのコメント

2023年6月5日 9:07
すごいですね。
ブーレキは、怖くて自分では、出来ませぬ。^_^
コメントへの返答
2023年6月5日 22:24
ユーロ500さん、こんばんは
コメント頂き、有難うございます

確かにブレーキは手を付けにくいですよね
作業の難易度は別にして、「何かあったら…」と考えてしまうので

プロフィール

「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
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