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(Green)^2の愛車 [プジョー 306 (ハッチバック)]

整備手帳

作業日:2023年8月5日

エアコンのガス圧力点検(3回目)

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 1時間以内
1
昨日、エアコンのガス漏れ止め剤とオイル入りエアコンのガスを補充しました。
ガス漏れ止め剤がエアコンの配管内に広がり、さらに即効性があるとのことなので、マニホールドゲージで圧力を調べます。

<マニホールドゲージ>
まずは、マニホールドゲージをボンネットにつるし、クイックカプラーを車両につなぎます。
2
(エアコンのガス漏れ止め剤とオイル入りエアコンのガスの補充は、整備手帳「エアコンのガス漏れ止め剤注入1, 2」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/7489002/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/7498353/note.aspx

(マニホールドゲージの接続方法は、整備手帳「エアコンのガス圧力点検(2回目)」をご覧ください。)
https://minkara.carview.co.jp/userid/563851/car/621240/7481352/note.aspx
3
<補充前>
エンジンを掛けてエアコンONの状態
外気温:42℃

左 低圧: 0.27MPa
右 高圧: 1.75MPa
(約3分後の値)
4
<補充後>
エンジンを掛けてエアコンONの状態
外気温:47℃

左 低圧: 0.30MPa
右 高圧: 1.80MPa
(約3分後の値)

え~、補充したのにほとんど値が変わっていない。
しかも、昨日より外気温が5度も高いので、ガス圧力がもう少し高くなってもよいはずなのに…
ガスの補充した量が少なかったかな?

とは言え、
○コンプレッサーからしていた「カラカラ」音は、なりをひそめ
○吹き出し口の温度が下がっていた
ことは事実なので、効果はあったのですが…
5
このまま様子を見ても良かったのですが、もう少し冷えて欲しい気も。
考えます。

エアコンガス総量: 725g
2016年4月の総量: 192g
=>17年で533g減ったとすると、31.4g/年減少

2016年5月の総量: 約650g
2023年8月の総量: 約430g(31.4g/年で7年減少したとすると)

昨日130g入れているので、430+130=560g
今日200g入れるとすると、560+200=760g>725g(容量オーバー!)

シャフトシールが痛んでいることを考えると、恐らく31.4g/年よりも漏れ量は多いはず。
ということで、エアコンガスを補充することにします。

<エアコンのガス>
実は、たまたま前回購入したエアコンガスが残っていました。
6
それでは、ガスを補充する準備をします。
今回はガスが主なので、マニホールドゲージを使って補充します。

<缶切りバルブ準備1>
缶切りバルブ内部の針を引っ込めるため、ノブを反時計回りに回します。(写真の向きでは時計回り)

写真は針が引っ込んだ状態です。
7
<エアコンのガス取付>
エアコンのガスを缶切りバルブに取り付けます。

1. エアコンのガスを時計回りに回して奥まで取り付け(写真の向きでは反時計回り)
2. 缶切りバルブのロックを時計回りに締め付けます

缶切りバルブが黒くなっていますが、前回、エアコンガスの缶に付けた状態で7年間放置したら、酸化してしまったようです。(涙)
8
<チャージングホースの締付1>
缶切りバルブの接続部に、プライヤーでチャージングホースを締め付けます。
9
<チャージングホースの締付2>
マニホールドゲージに、プライヤーでチャージングホースを締め付けます。

赤(高圧)・青(低圧)・黄(チャージ)と、にぎやかになりました。
10
それでは、ガスを補充していきます。

<缶切りバルブ開放>
缶切りバルブのノブを、
1. 時計回りに回して、ガス漏れ止め剤に針を刺します
2. 反時計回りに回して針を抜きます
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<エアーパージ>
ウエスをあてがい、チャージングホース内のエアーをパージ(排出)します。
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<マニホールドゲージ低圧側開放>
マニホールドゲージの低圧側のバルブをゆっくりと開けます。
これで、エアコンのガスが車両側へ流れていきます。

5分もしない内にエアコンのガスが空になりました。
低圧側のバルブを閉め、チャージングホースのガスをパージし、缶切りバルブからエアコンガスの缶を外しました。
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それでは、エアコンのガス補充後の圧力を見てみます。

<補充後>
エンジンを掛けてエアコンONの状態

左 低圧: 0.31MPa
右 高圧: 2.45MPa
(約3分後の値)

高圧側の圧力が上がりました。
補充して正解?
14
<温度>
この日もやはり炎天下で、コンデンサーの周囲温度は47℃もありました。

外にいるだけで、くらくらします。
15
<車の外気温計>
因みに車の外気温計は48℃を表示していました。

意外と正しい値なのかも。
16
<周囲温度とゲージ圧力の一覧表(参考値)>
マニホールドゲージの取扱説明書の参考値と照合します。

残念ながら、表には47℃に近い50℃の値がないので、40℃の値と比べます。
参考値 低圧: 0.30MPa (0.21~0.34MPa), 測定値 0.31MPa
参考値 高圧: 2.40MPa (2.30~2.80MPa), 測定値 2.45MPa

低圧側も高圧側も良い感じになった気がします。
17
次に、エアコンのガス注入前後の吹き出し口の温度を比較してみます。

<エアコンの温度測定>
18
<注入前>
16.3℃
19
<注入後>
14.4℃

こちらも効果があった?
20
それでは、測定が終わったので、マニホールドゲージを外します。

<低圧側のクイックカプラー>
低圧側のクイックカプラーの先端のレバーを反時計回りに回し、ムシ押しを開放します。
エアコンが作動した状態(低圧の状態)で外すので、ドライブベルトに注意します。

ムシ押しから「パチン」という音がしたら、エンジンを止め、クイックカプラーを外します。
21
<低圧側に残った圧力>
チャージングホースの中に0.16MPaのガス圧が残っているので、低圧側のバルブを開けて排出します。
22
<高圧側のクイックカプラー>
高圧側のクイックカプラーは、ムシ押しを解放できなかったので、クイックカプラーをそのまま外します。

「ポンッ」という大きな音と多少のガスが噴き出すため、注意します。
23
<高圧側に残った圧力>
チャージングホースの中に1.15MPaのガス圧が残っているので、高圧側のバルブを開けて排出します。
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あとは、マニホールドゲージを片付けて終了です。

これでエアコン関係も、一段落したかと思いきや…


今回の費用:
HFC-134a カーエアコン用冷媒200g ストレート / 27-134 360円
(他の材料・工具は持っているものを使用)

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「@端っこのプジョー→B4 さん、こんばんは 不調の原因が分かって良かったですね これで、安心して乗れますね」
何シテル?   01/05 23:04
2008年よりプジョー306に乗っています。
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