ブロアーレジスター交換2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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<ブロアーレジスター外し1>
ブロアーレジスターの配線(2ヶ所)をブロアーモーターから外します。
平端子なので、引っ張ると外れます。
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<ブロアーレジスター外し2>
トルクスドライバー(T20)で、ブロアーレジスターを固定するねじ(3ヶ所)を外します。
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<ブロアーレジスター外し3>
あとは、ブロアーレジスターを手で持ち上げると外れます。
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それでは、外した部品を確認して、清掃します。
まずは、ブロアーモーターのブラシを確かめます。
<ブロアーモーター>
ブラシはプラスとマイナスで2ヶ所ありますが、赤○はプラス側のブラシとなります。
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<ブラシの状態>
配線の位置から、ブラシまだ使えそうです。
30万km位はいけるかな?
このあと、歯ブラシでモーター周りについているブラシのカスを取り除きました。
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ブロアーファンも清掃しました。
モーターとつながってるため、水に浸けて丸洗いすることは難しそうです。
モーターを上にして、水を掛けることはできるかもしれませんが、時間の都合により止めておきました。
今回は、歯ブラシでファンに積もったほこり・泥汚れを清掃するだけにしました。
<ファン清掃前後>
左: 清掃前
右: 清掃後
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次にケースを確かめます。
<外したケース>
こちらも、ブラシのカスと泥汚れが溜まっています。
外れているドレンホースの修理方法も考えなければなりませんが、次回の課題にします。
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<ケース洗浄>
ケースは単品で外せたため、中性洗剤を付けて丸洗いします。
24年間分の汚れを洗い流して、気分爽快です。
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それでは、ブロアーレジスターの新旧比較をします。
<ブロアーレジスター新旧比較1>
表側
左: 外したもの 純正部品 (6441A1)
右: 付けるもの MAHLE製 (5HL 351 321-121)
社外品を買ったのですが、外観は全く同じでした。
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<ブロアーレジスター新旧比較2>
裏側
左: 外したもの 純正部品
右: 付けるもの MAHLE製
社外品を買ったのに、なんと純正部品と同じスペインのNAGARES製。
BEHR HELLA seviceを経て、現在は、MAHLEに買収されたようです。
通りで、MAHLEの箱に入っていた訳ですね。
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それでは、部品を取り付けていきます。
<ブロアーレジスター取付1>
トルクスドライバー(T20)で、ブロアーレジスターを固定するねじ(3ヶ所)を締め付けます。
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<ブロアーレジスター取付2>
ブロアーレジスターの配線(2ヶ所)をブロアーモーターへつなぎます。
平端子なので、差し込むだけです。
端子はオス・メスになっているので、プラスとマイナスを間違えることはありません。
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<ブロアーファン取付1>
○ブロアーレジスターの配線がねじれないよう
○ブロアーモーターとケースの位置を間違えないよう
注意しながら、ブロアーモーターをケースに差し込みます。
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<ブロアーファン取付2>
こんな感じで、配線が収まりました。
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<ブロアーファン取付3>
あとは、プラスドライバー(No.2)で、モーターとケースを固定するねじを締め付けます。
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<ブロアーファンの状態>
組み付けると、ブロアーファンとブロアーレジスターの隙間が、5mm程できます。
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それでは、ブロアーレジスターの交換前後を比較します。
<交換前>
年相応のヤレ具合。
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<交換後>
あまり、変わらないですね。(笑)
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あとは、ブロアーファンを車に取り付けて、遮音板を取り付ければ終了です。
<取付けたブロアーファン>
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ブロアーファンを固定するねじの位置が分かり辛いので、取付け前の写真をのせておきます。
<ブロアーファンを固定するねじの位置>
赤○部
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ブロアーレジスターを交換した結果、
○風量を正しく調整できるようになった
○高温側の焦げるような臭いはしなくなった
○ウィンカーの点滅のリズムに合わせて、「ブォ、ブォ、ブォ、ブォ…」と繰り返す現象は解消した
ので、いつも通りに戻った気がします。
あとはエアコンを修理すれば、大丈夫でしょう。
今回の費用:
ブロアーレジスター MAHLE製(NAGARES製) / 5HL 351 321-121(74.016.601.3F.02) 19,800円
(工具は持っているものを使用)
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