エアコンバルブコア交換トライ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
エアコン修理に出す前の、最後の作業となります。
一度も交換したことがない、エアコンのバルブコア。
ゴム部品が使われているので、前から交換したいと考えていました。
<バルブコア交換ツール>
昨年、エアコンガスを抜かなくても交換できるバルブコア交換ツールというものがあることを知り、手配していました。
エアコンの修理時に電装屋さんがバルブコアを交換してくれるかもしれませんが、少しでも費用を抑えることができればと、自分で交換します。
2
<交換方法>
最初、バルブコアを回す方法と、持ち上げる・下ろす方法を想像できなかったのですが、
1. バルブコアの突起部分を挟んで回す
2. バルブコアの軸の部分を内部のOリング等で保持する
ことで、作業できることが分かりました。
なるほど!
3
では、作業を始めます。
まず、バルコア交換ツールを組み立てます。
<低圧カプラー締付1>
低圧用カプラーを本体に締め付けます。
4
<低圧カプラー締付2>
説明書にはありませんでしたが、念のため、低圧用カプラーをモンキースパナー(21mm)で締め付けます。
5
<シャフト締付>
次に、シャフトのリングナットを、手で本体に締め付けます。
6
<シャフト引上げ>
本体から、シャフトを引き上げます。
7
<コック閉じ>
そして、本体のコックを回して閉じます。
8
<バルブコアツール準備完了>
こんな感じに、準備できました。
9
次に、バルブコアツールを車に取り付ける準備をします。
<車の右前付近1>
エアコンの測定ポートに接続し易くするため、
1. ウィンドウォッシャー液の補充パイプを外します
2. パワーステアリングホースを固定しているクリップを外します
10
<測定ポートのキャップ外し>
低圧側の測定ポートのキャップを外します。
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<車の右前付近2>
測定ポートの上部に空間を作るため、ひもでパワーステアリングホースを引っ張ります。
12
低圧カプラーを低圧側の測定ポートに取り付けます。
<低圧カプラー取付>
マニホールドゲージのクイックカプラーと同じように、レバーを引き上げながら、差し込みます。
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<コック開放>
そして、コックを回して開きます。
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<バルブコア外し1>
シャフトの先端がバルブコアに触れるまで、本体にシャフトを押し込みます。
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<バルブコア外し2>
シャフト先端の溝がバルブコアの突起に掛かったことをイメージしながら、ノブを反時計回りに10回程、回します。
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<バルブコア外し3>
1. シャフトを引き上げて
2. コックを閉じます
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<シャフト取外し>
シャフトのリングナットを緩めると…
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<シャフトの先端部>
「あれっ、バルブコアが付いてない!!」
どうやら、バルブコアを外せなかった模様。
確かに、エアコンのガスが、バルブコア交換ツール本体に流れてくる音がしなかった気も。
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<バルブコアの状態>
恐る恐る低圧カプラーを外してみると、バルブコアに緩んだ気配はありません。
その後、何回か12~17項を繰り返しましたが、バルブコアは外れませんでした。
何かが違う…
20
調べてみて直ぐに分かりました。
<国産車用バルブコア>
バルブコア交換ツールのシャフト先端の溝が、バルブコアの突起に対して、狭いようです。
もしかして、国産車とバルブコアの規格が違う?
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インターネットで調べると、どうやらボルボ・プジョー用なるものがある模様。
しかも、みん友さんのバルブコアの写真を見ると、確かに準備していた物(国産車用)と形が違う…
ストレートのカタログのバルブコア交換ツールの説明を確かめると、プジョーとは書かれていないものの、ボルボ・シトロエンには使えないと書いてありました。
また、やってしまった!
今回も、下調べが足りませんでした。(涙)
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ということで、交換はお預け。
(なので、タイトルが「交換トライ」になりました。)
購入したツールが使えず、ショック。
悔しいので、お父上の車のバルブコアでも交換しよう…
今回の費用:
エアコンバルブコア交換ツール ストレート / 27-3500 3,184円
カーエアコン用バルブコア ストレート / 24-2522 970円
(他の材料・工具は持っているものを使用)
合計 4,154円
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