2016年06月26日
その後、528ツーリングの買い換えの検討のために、いくつかのディーラーに行ってクルマを見てみた。
<AUDI>
A6 オールロードクワトロ
実車が置いてあるディーラーで実際に見てみた。白のオールロードクワトロだったのだが、どうも白だとこの車の良さが半減している気がする。ジャバブラウンだったら印象はもっといいと思うのだが、隣のA6と比較してもそれほど特別感を感じず、ディーラーでカタログを見て見積りをもらった時ほどの購入意欲は失せた。
それとSトロニックの耐久性も気にかかるところ。
<VOLVO>
XC90、そしてV90
XC90は内装が特に良い。上品で嫌みがなく質感もかなり高い。それだけでも欲しくなった。だが、サイズは4950×1960×1775mmと極めて大きく、重い。うちの用途を考えるとほぼ必要性のないサイズなので、冷静に考えれば購入対象にはならない。ボルボとしてはえらく高い価格設定だし。
V90が近いうちに出るようなので、検討するとしたらこちらだろう。駆動方式の違いはあるが、ワゴンモデルとして528ツーリングに近い内容だ。公開されているV90はとても好きなデザインで、FFではなくAWDであれば求めている用途には合う。サイズと取り回し、そして4気筒のみのエンジン構成がどうかがポイントだろう。是非早く実物を見てみたいものだ。
<ジャガー>
XE、XF
外観はなかなか好印象だが、機会があったら試乗させてもらおう。ただし、ワゴンボディがないので528ツーリングの買い換え対象にはならないか。
XJ
身分不相応で現実的には考えられないが、独特の外観、内装が趣味性高く、乗ってみたい!と強く思う。V6は3Lスーパーチャージャーでパワーも十分だ。中古なら予算に合うとしても、全長5135mm!ではやはり無理。
F-PACE
デザインやスペックはかなり良いが、6気筒モデルは高めの価格設定となる。後席は広く、ゆったり座れるが、幅が1900mm超と広いのがネック。魅力的だが、試乗しないことには何とも判断できない。あと、どうもSUVタイプには魅かれない。
<ポルシェ>
パナメーラ
大きい、高い!5015×1930にして4人乗りで荷室は狭く、そしてモデルチェンジ前、とのことで乗り換え対象としては厳しい。ポルシェに実用性を求めるのがお門違いなのかもしれない。やはり敷居は高い。
マカン
1925mmと幅が広く、全長4700mmの割には後席が狭く、実用上は魅力的ではないのに加えて、やはりSUVデザインに魅力を感じない。それに、お隣がマカンターボ買ったので同じ車種はちょっと避けたいし、ポルシェには縁がないというか、門前払いをされている感じだ。
その2に続く
Posted at 2016/06/28 20:28:52 |
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2016年05月02日
最近BMWの担当からしょっちゅう携帯に電話がかかってくる。それも平日の午後とかに。
仕事してるんだから掛けてくるなよと言いたい。 売りたいのはわかるが、せめて午後6時過ぎにするくらいの配慮が欲しいもんだ。
ちなみに、ディーラーの担当者が辞めたり、経営する会社が変わったりで、今の営業担当は、なんと6人目!だ。
用件は早い話が、330か528を買い替えろってことなわけ。
最近の心境を書き連ねたらそれだけでブログ数回分を要するが、かいつまんで書くと
・結果的にだが、自然吸気直列6気筒にこだわっている自分に何を買えと?
・330と528を1台にできれば言うことないが、現行モデルには不満が出ない選択肢が無い!
・BMWに限らないが、最近のドイツ車は車種拡大し過ぎで、それだけでお腹一杯で食傷気味
・一台ごとに入れ込んで作られている感じが薄れていて、流れ作業的に安直に作られている印象を受ける
・BMWもビジネス優先で、客層や販売台数の拡大を志向するようになってしまった
・F系からはかつてのBMWではなく、軽い、薄味の量産製品の様相を呈している、もはや別物
昔だったら5年もたたずに買い替えていただろうが、環境規制のおかげで進むダウンサイジング、直噴ターボ化などで、クルマの運転フィールはどんどん変化している。その変化が望ましいものならいいのだが、自分としては好ましいものとは言えない。だとすると、今乗っている330を乗り続けるしかない。
528もF系とは言え、最後の直6NAだし、そのフィールは場面によっては極上と言える時があり、単純には買い替えに踏み切れないが、9月が2回目の車検の時期でもあるので、ゴールデンウィークで時間がとれるタイミングに、一応買い替えの検討はしてみた。
検討したのは、メルセデス・ベンツ、アウディ、BMW、ボルボ(XC90)。
試乗したのはまずはC200、X5 35d、A6 2.0T、A7 3.0T。
<C200 アバンギャルド>
内装はとても良い。若干成金趣味だが、自分の好きなデザインと雰囲気だ。
2000のターボであり、パワーそのものは十分だが、やはり4気筒であるため、どうしても重厚感、高級感には欠ける。自分からするとベンツに求めるイメージとギャップがあって買いたいという気にならない。エアサスのモデルだったが、ランフラットの割には当たりが柔らかく角が取れていて、乗り心地には効果があるようだ。ただ、F10/F11との比較では小さくてゆったり感に欠けるのでやはりEクラスと比較すべきなのだろうが、Eクラスも末期モデルだし、ナビ画面がとても小さいのを見て萎えた。
<X5 35d>
6気筒のディーゼルは初めて。低回転からのパワーは過剰とも思えるほど凄い。2.2トンと重いX5を軽々と爆発的に加速させるのには感心する。それに燃費も良く、単価の安い軽油だ。ただ、ディーゼルの粒の粗い回転上昇フィールは少し気になる。アクセルをどんどん踏み込んで積極的に走らせる分には面白そうだが、それも飽きる感じはする。パーシャル領域で良い感じに走れるのだろうか?いずれにしても、ディーゼルは自分の求めているものとは違う印象だ。
<A6セダン 2.0T、A7 3.0T>
新しいA4が出たので見に行ったが、2.0Tの試乗車がまだ準備できていないということで、同じエンジンが載るA6のセダンに試乗してみた。パワーはA6のボディでも必要十分以上で速いと言えるレベルだが、どうしても4気筒のフィールには満足できない。A6は高級車の部類だと思うが、それがこういう4気筒の質感で良いのかというと、自分はそうは思わない。すでに6気筒モデルがないA4ではなく、A6に興味は移ってしまった。
そこで、6気筒モデルも試乗させてもらった。A6には試乗車が無かったので、A7を引っ張り出してくれた。V6、3L、スーパーチャージャー、333ps、44.9kg・mのモデルだ。前モデルのA6で同じエンジンの290ps仕様に乗ったことがあったが、2015年のMCでパワーアップしたそうだ。知らなかった。
2.0Tと同じルートを走らせてみて驚いたのは、このV6は熟成が進んだのか、密度感があり、少し走らせただけでも非常にフィーリングが良い。スーパーチャージャーのため、ごく低回転から十分なトルクが出ていて、充実感、高級感に不足はない。そして、試乗した範囲では、一般道から高速に至るまで文句のないパワーとレスポンスだった。高速で少しペースを上げてみたが、前に乗っていたA6 ARQに比較しても、巌のようにがっちりと強固な直進安定性だ。トレッドの広いバネサスのA7で、ボディ剛性向上の効果もあるのだろうか。この感覚はクアトロならではで、5シリーズでは得られないものだ。
A7はユーティリティ的に無理なので、A6アバントの3.0Tなら十分に買い替え対象になる。ただ、そこまで来ると、オールロードクアトロが最有力候補になる。なぜか分からないが、オールロードクアトロの雰囲気は好きなのだ。デザイン、雰囲気では5シリーズのツーリングよりも好みだ。あの一種の特別なモデルという感じのせいかも知れない。見積もりをして貰って分かったのだが、ディーラー在庫は白のみで、全国で調べても白と黒が多いようだ。こういうモデルこそ好きな色で乗るべきだと思うのだが、最近はBMWもAUDIも、売れ残りを恐れてか、売れ筋の白、黒ばかりで本当につまらない。
ジャバブラウンかカラットベージュにサントスブラウンの内装がベストだが、そんな在庫車ないだろうなあ。オーダーしたら大幅値引きはなしかなあ?



まさかのA6 オールロードクアトロの登場で、どうなることやら。
Posted at 2016/05/04 01:37:05 |
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528ツーリング | クルマ
2016年03月27日
330のラジエーター周りの修理が完了し、引き取りに行った。フロント担当の話では、プーリーに不具合はなく、なぜファンが割れたかは原因不明とのことだった。
しばし、あれこれ話し合ってみたが、結局、ファン自体の老朽化が原因ではないかというところで落ち着いた。樹脂が劣化で、1枚のフィンが折れて、狭い空間で破損したフィンが他のフィンを根こそぎ破壊したのではないかということ。

破損部品の飛散により、ラジエーターは傷つきまくりで、当然交換。

水回りなので関連部品一式の予防的交換を強く勧められて、タンクやらポンプやらセンサーやらも交換!
整備記録はこちら。
なんか工賃高くないか?技術的には問題ないが、次にここに持ち込むかと言うと、少々疑問。
このまま20万キロまでいけるといいのだが。
Posted at 2016/05/03 23:16:59 |
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330 | クルマ
2016年03月17日
なんでファンがこんなに無残に破損したか
分からなかったので、ネット上のE46の
トラブル事例をいろいろと調べてみたら、
こんなケースに行き当たった。
E46 320の事例
「ファンベルトのプーリー」の「ベアリング内部が破壊して」、「ロックして固着」して、「走行中に突然エンジンルーム内で「バタバタッ」と大きな音がし、みるみる水温計が上昇すると共に赤い水温警告等が点灯」というトラブルだそうだ。
自分の場合、水蒸気で気が付いたので水温警告灯が点灯するには至らなかったが、発生状況は非常に酷似している。
プーリーの固着でパーツが飛んでファンを壊して、シュラウドも割れたと考えられそうだ。
問題のテンションプーリーはこれ。
車検の依頼をした時、予防交換パーツとしては提案されていなかった。Z店さん、頼むよ~!
ファンやらが飛散して周辺部分にダメージを与えたおかげで、見積りが予想の2倍になってしまった!ラジエーターを含む水回り一式交換で、30の声を聞くぐらいの額。
正直、一日悩みましたね。乗り続けるか、廃車にするか。
クルマは2台に抑えたいというのもあったので、330と528を330eにまとめようかとも思ったし。
でもね、次は、PHVかEVかと思ってはいても、基本どのモデルでも初期ものであって、それがある程度出揃って安定するまでは、待ちたいし、エコカーの役目はすでにあるフィエスタがある程度は果たしてくれているので、急ぐ必要はない。
それに、何より自分にとって最後のBMWらしい自然吸気の直列6気筒エンジンばM54であって、N52ではない。こうなったらM54をできる限り味わい尽くそうじゃないかという気になって修理を依頼しました。
そうはいっても年50が限度だなあ。同程度のトラブルが今年もう一回出たらあきらめざるを得ないかも知れない。古い車を乗り続けるのも、いろいろと苦難が待ち受けてるなぁ。
考えてみれば、今まで乗ってきたクルマは、車検を二度通したことはなかったし、距離も概ね2~3万キロ、行っても4万キロ台で乗り換えてきた。330のように13年以上、16万キロを超えて乗るのは人生初のこと。
E46にはクルマからしみ出るような旨味が凝縮されている。思う通りに走らせることができて、自分がリアルに機械を動かしているという実感を強く持てる。運転した時の満足感が非常に高いのでやめられないのだと思う。
Posted at 2016/03/17 19:06:40 |
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330 | クルマ