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イイね!
2016年06月14日

スズキの伝説3

スズキのバイクはいろいろネタが揃っていて面白いです。
他のバイクネタまとめサイトでも数々のネタが上がってますので、興味ある人は探してみてください。
私がこのブログで取り上げてるのは、それらのネタの中でも伝説と呼ぶに相応しい(…と私が勝手に思っている)ものをチョイスしています。

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やりすぎたシングルスポーツ Goose350

中型枠のシングルスポーツバイクというとヤマハのSRが定番だが、あれと比べてみるとコイツの異常さは際立っている。
輸出用エンデューロレーサーDR350のエンジンをベースに高回転型にチューンした油冷4ストロークSOHC単気筒348cc
最高出力33ps/8,000rpm、最大トルク3.3kg-m/6,500rpmと、350ccという排気量にしてはパっとしない数字だが、こいつをスペックだけみて判断してはいけない。
フロントはインナー39Φの倒立フォーク、リアはスチール製スイングアームにニューリンク式のシングルショック、潤滑方式はドライサンプでエンジン下部に別体式オイルタンク付き、オイルクーラー標準装備、レーサーレプリカばりのセパハンとバックステップ、タンデムや積載のことなんてまるで考えてないシングルシート風のテールカウル(タンデムシートなんて只の薄っぺらいゴム板)、ブレーキは前後とも油圧シングルだが、フロントに300Φのフローティングディスク+トキコ製異径対向4PODキャリパ、リアに210Φディスク+対向2PODキャリパ、…と、実に豪華装備というか過剰装備。
しかも、これが冗談抜きにとんでもなく速い。
いや、さすがにフルカウルをまとったメガスポーツやスーパースポーツのように最高速度が300km/h超えるとかそういう速さは無いが、コーナーの連続する峠やテクニカルコーナーの多いサーキットでは2ストのレーサーレプリカ並みに速いのだ。
SRをカフェレーサー風にカスタムする人は居るが、Goose350はこれが標準装備。
誰がここまでやれと言った?
やりすぎだ!

というポテンシャルを持って生まれたわけだが、前述のとおりカタログスペックがパっとしない数字なのに加え、街乗りの利便性とかガン無視だったので一般的には売れなかった。
一度乗ってみるとわかるけど、これで長距離ツーリングとか無理だわ。
まさしく違いの分かる玄人しか考慮してない一般人ガン無視の伝説的バイク。
ちなみにこれの250cc版がありました。
350に比べて過剰装備は多少抑えられてましたが、やっぱりこちらもあまり売れてなかった。

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ネイキッドバイク最大の○○○ GSX1400

リッターオーバーネイキッドクラス最大の1400ccのエンジンが生み出す豊富なトルクにクラス唯一の6速ミッション。(※のちにカワサキZRX1200DAEGも6速を採用)
大柄な車体の割に軽い車重(乾燥重量228kg。のちにマイナーチェンジで226kgとさらに軽量化)
ラジエーターのように見えるのは実はオイルクーラー(電動ファン付き)
0-100km/h加速2.57秒(お前のバイクはどの四輪と同じ加速?0-100/hスレ計測)
…とまあ、こんなことで伝説扱いはしない。
GSX1400の最大の特徴、それは積載性の良さ。
いや、シート上に大きな荷物が積めるとか、巨大なトップケースを付けられるってんじゃないです。
注目すべきはシート下。
シート下のユーティリティスペース、なんと10.8L!
大きめの合羽とブーツカバー、U字ロック、さらにコンビニ弁当に500mlのペットボトル2本、これらをまとめてシート下に収納してまだ余裕がある。
おまえは本当にネイキッドバイクなのか!?
さすがに深さはそれほど無いのでヘルメットを収納するのは無理ですが、シート下がまるまる収納スペースになってるものですから、60cmまでの長尺ものもOK。
スーパーで売ってる長芋がそのまんま入るそうです。
って何故長芋…。
そうそう、シート下収納スペースといえばもう一つ。

スーパースポーツバイクのTL1000Rです。
シングルシート後ろのコブの部分、名目上は空力特性を考慮したタンデムシートカバーってことになってますが、このコブの中にキャベツ一玉まるまる入るそうです。
いやだから、何でキャベツ……。
このシート下に長芋入れるとかキャベツ入れるとか、どこかのバイク雑誌がやった企画だったような気がするんですが。
誰か覚えてる人居ます?

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おそらく唯一無二のシングルクルーザー LS650サベージ
※ホンダのJAZZとかマグナ50とか小排気量シングルクルーザーはけっこうあるけどw

1986年5月に発売されたアメリカン・クルーザー。
アメリカン・クルーザーといえばハーレー・ダビッドソン社のバイクを模したVツインエンジンばかりが目につきますが、その中でも特に異彩を放つ空冷4ストSOHC652cc単気筒
何故単気筒?
1986年といえば、既にVツインエンジンのVS750GLイントルーダーがあったんですよ。(初出は1985年)
何でシングルエンジンのサベージをアメリカン・クルーザーのラインナップに加えた!?
という謎バイク。
たぶん他と違うことをやってみたかったんじゃないかな?(厨二病的に)
しかし、このバイクを伝説的と呼ぶのはそんな理由ではない。
何とこのバイク、現行車!
Σ(゚Д゚,,)

いや、さすがに日本での販売は1989年に停止されてる。
しかし、北米仕様として生き残っていました。

名前も【ブルバードS40】に変わっていますが、中身はまんまLS650サベージ。
おそらくアメリカの変態御用達バイクなんだと思う。
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Posted at 2016/06/15 01:40:39

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パパンダさん

この記事へのコメント

2016年6月15日 7:08
スズキって名車なのに売れなかった
バイクが多いかも?
広報がヘタクソなのかも知れないですね。
コメントへの返答
2016年6月15日 12:11
確かにスズキの広報は宣伝が下手ですね。
開発部と営業部で温度差が激しい。
開発陣がどんなに熱を込めても間に入っている営業が冷めてるもんだからユーザーにその熱さが伝わらない。
おまけに、昔からスズキのバイクは写真映りが悪いので有名。
実物を見るとカッコイイのに、カタログ写真がのっぺりとしていてカッコ悪く見える。
2016年6月15日 20:57
初コメになりますかね(^-^)
伝説4があるなら
テンプター、GR650、アクロス、NZ250ってとこでしょうか?
コメントへの返答
2016年6月16日 0:07
一応、伝説3で打ち切りの予定だったんですが。
そうだなぁ、その中で一番ネタになるのはアクロスなんだけど……。
興が乗ったら続けるかもしんない。
2016年6月15日 21:32
まさか現行車だったとは。!!( ; ロ)゚ ゚
買おうかな?( ´∀`)

あ!今日、会社の駐輪場で、私のアドレスの横にイントルーダ―が停まってました。f(^_^;

変態企業N●Nと笑わないで下さい。
コメントへの返答
2016年6月16日 6:49
サベージは北米仕様として現在も輸出されてますが、MotoMapで扱ってないので入手する手段が並行輸入だけですね。
赤男爵で発注すれば納車可能かも…です。
ただ、設計が昔のまんまでキャブレーター式です。
ガス検通るかな?
2016年6月19日 8:42
GSX1400はユーティリティ満点で、電動ファンで油温管理されてる油冷だったのか・・・
実物見ると数値的な性能をかなりコンパクトにまとめてるしな・・・なんか魅力感じてきた
コメントへの返答
2016年6月20日 11:37
GSX1400は友達が乗ってました。
排気量半分以下のDL650の隣に停めても見劣りしないほどデカイです。
デカイバイクが好きという人にお薦め。

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