![グループAの記録 ~意外な組み合わせ~ グループAの記録 ~意外な組み合わせ~](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/029/770/848/29770848/p1m.jpg?ct=7d281f286e32)
新しいWRカーが走っているときに水を差すようですが、やはり、グループAに親しんだ世代なんで(笑)、久々にかつてのマシンとラリーについて書いてみたいと思います。
三菱というと、トミ・マキネンのイメージがありますが、たった一戦だけの幻のコンビが誕生しました。
それが94年のチャンピオン、ディディエ・オリオールとのコラボレーションでした。
この96年、オリオールはトヨタのリストリクタースキャンダルの煽りでシートを失い、初戦のスウェーデンはスバル、そして、終盤のサンレモでは三菱でスポット参戦して走っていました。
サンレモというと、オリオールは雌伏の時を過ごしていたランチアのセミ・ワークス時代に勝ったこともある相性のいいイベントですが、ただ、このときは30キロに満たないという満足に走りこみが
出来なかったことが影響してか、序盤は低迷。 二日目はトランスファーの故障で二輪駆動になった
マシンと格闘、最終日のターマックで挽回を狙うも時すでに遅し、結果、8位という結果に終わりました。
後にオリオールはマキネン用にセットされた独特の駆動系になじめなかったとコメントしていますが、
この方のドライビングって、コーナー入口で横になるスタイルでかなり早い段階でドリフトしていて、一見似ているように思えましたが、それでもドライビングがあわなかったというのはそれだけマキネンの走りが特殊ということかと(苦笑)。 ともかく、まず想像しにくかった組み合わせだけに、ちょっと書いてみたくなりました。
ちなみに、オリオールがこのとき乗ったマシン、マキネンが95年のカタルニアでクラッシュして救急車にぶつけたときのマシンでした(汗)。
Posted at 2013/04/18 23:20:15 | |
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