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ボアハムのブログ一覧

2010年01月23日 イイね!

幻のV12

幻のV12ホンダのアキュラを皮切りに、トヨタのレクサス、日産のインフィニティに続くブランドとして、第4の国産高級ブランドが生まれようとしていたそうですが、これも狂乱だったバブル景気だから計画出来たことでしょうか。

そのブランドの名はアマティ

ご存知、マツダはかつてオリジナルのマツダブランドを含めた5つの販売チャンネルを設けてビジネスを展開していましたが、なんと、これに高級ブランドとして新たなチャンネルを考えていたようで、そのトップモデルが、V12エンジンを積んだ後輪駆動セダンだったようです。

私は当時、スクープ記事で高級セダンを開発しているということまでは知っていましたが、それがV12を搭載し、アメリカで売るということまでは恥ずかしながら最近になって初めて知りました(汗)。

ディメンションや詳細なスペックはさすがにどのネットのサイトでも出ては来ませんでしたが、当時の雑誌のものと思われる写真をみると、後に出る2代目センティアに近く、室内はミレーニアに似ていると思いますが、V12ですか。今のマツダからは想像も出来ませんが(苦笑)、アマティに載せられなくとも、コスモにでも載ったら、個人的にはロータリーよりもクルマのキャラ的には合っていたように思いますが、どんな音を奏でたのか、海外のメーカーのように、お蔵入りになった車種でも、披露してくれる場があればみたい車です。
Posted at 2010/01/23 00:22:32 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | 日記
2010年01月22日 イイね!

青い閃光 第二章

青い閃光 第二章市販車とのリンクを配慮しグループAに留まった三菱に対し、スバルは最低生産台数と改造範囲が格段に広がったWRカーを選択。その一号車は1996年の最終戦カタルニアにて発表しました。

ベースは剛性と整備性を考慮し、当時ラインナップにあった2ドアモデルをベースに、ボディデザインはあのマクラーレンF1の外観をデザインしたピーター・スティーブンスの手により、全幅を規定一杯の1770㎜に拡大。 フロントは既に投入しされていたバージョン3と同様のマスクが与えられ、ボンネットには、これまでのインプレッサの象徴でもあったエアスクープは残されましたが その下にもはやインタークーラーはなく、フロントへ移設。通常のラリーでは塞がれていたものの、気温が40度を越すアクロポリスやサファリでは、オイルクーラーのための通気口とし利用されていました。

なによりも驚いたのはあの不等長サウンドが、等長エキゾーストの採用で澄んだ音に変わったことでしたが、パワーアップしたエンジンに対し、パーツの剛性が足りず、中でもベルトテンショナートラブルにはシーズンを通し悩まされますが、オーストラリアでのマクレーの劇的な勝利と、前半、中盤を通じて稼いだポイントでメイクスタイトル2連覇を達成しますが、ドライバーズタイトル争いは最終戦RACまでもつれこみ、マクレーは優勝したものの、わずか一ポイント差でタイトルはマキネンのものになりました。

マクレーとマキネンのタイトル争いは、事実、この二人を擁する日本の2メーカーの威信を賭けた争いでもあり、フランスメーカーが本格参戦するまで、タイトル争いを常にリードし続けました。
Posted at 2010/01/22 22:30:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | WRC | 日記
2010年01月21日 イイね!

マクレーが最後に乗ったフォード

マクレーが最後に乗ったフォード2001年にセミオートマ、エンジンに進化を遂げたフォーカスは、2002年にこれまで通り、開幕戦モンテカルロにニューマシンを投入しました。

外観の鮮やかなカラーリングは際立っていましたが、中身は先代からはマイナーチェンジに留まっており、目にとまるところは手首のアクションでシフトが出来るよう、台座が付いたシフトレバーくらいだったように思いますが、ニュージーランドではライバルと同じようにパドル型のシフトレバーに変更されてしまいました。

ラフイベントではこれまで通り、アクロでマクレーが優勝して強さをアピールしましたが、他のスプリントではプジョーに加え、新たに来シーズンを見越してシトロエンがテスト参戦を開始。次第にフォーカスにとっては旗色が悪くなり、チームは、リアのホイールアーチをややえぐって、ホイールベースを微妙に縮めたりして、ハンドリングの改良などを行ったようですが、実を結ぶことはありませんでした。

また、フォードの経営状況が苦しくなり始めた時期でもあり、高額の契約金が問題となっていたマクレーとサインツはこの年限りでチームを去り、マクレーにとっては最後に乗ったフォーカスになりました。

Posted at 2010/01/21 23:20:06 | コメント(3) | トラックバック(0) | WRC | 日記
2010年01月20日 イイね!

コスワースとのコラボが復活

コスワースとのコラボが復活99年に満を持して投入したものの、ステアリング、新機軸の縦置きミッションなどのトラブルが頻発して満足なシーズンが遅れなかったフォーカスWRCは、翌2000年はこれらのコンポーネントの信頼性向上とともに、高回転でパワーが突然盛り上がり扱いにくかったエンジンの改良を施しました。

トピックの一つは、リアウインドウから生えていたスポイラーがオリジナルと同じ小型のタイプに変更され、よりシンプルなスタイルに変わったこと、二つ目は、F1を始め、エスコート時代からもフォードのモータースポーツエンジン開発に関係が深いコスワースとのタッグが復活したことでしょうか。 以前のマウンチューン時代はエスコートWRC時代から決して芳しい結果を生まなかったため、当初は期待しましたが、既にマウンチューン時代の99年中に大まかな開発を終了していたのか、個人的に相乗効果がすぐに生まれたとは思いませんでした。 事実、99年度は優勝したマクレーがエンジンブローでリタイアしましたし、アルゼンチンもまたしてもマクレーがエンジンブローが起こったり、決して万全ではなかった感がありましたが、カタルニアではついにマクレーが優勝。昨年よりも進化した面も伺えましたが、プジョーのスピードが飛躍的に上がるにつれ、ターマックで勝つことはほとんど出来なくなり、それはクリスチャン・ロリオーが手がける2004年モデルまで待たなければなりません。

それでも完走率は先代マシンよりも確実に上がり、終盤のコルシカ、サンレモでは、スバル時代以来のマクレー、サインツ、リアッティのトリオが復活。 リアッティはマイナートラブルで思ったような走りが出来ませんでしたが、注目される装備として、彼のクルマには来年に投入予定のセミオートマチックミッションが試験的に搭載されていて、スティック上のレバーはどことなくTTEのジョイスティックを思わせるデザインでした。

良くも悪くも先代のマイナーチェンジという印象が強かったファーカスWRC00ですが、翌2001年仕様への進化を図るための貴重な捨石となったマシンでした。
Posted at 2010/01/20 01:36:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | WRC | 日記
2010年01月19日 イイね!

名門 復活へ向けて    ~ フォーカスWRC99~

名門 復活へ向けて    ~ フォーカスWRC99~6年間に渡る活動に終止符を打ったエスコートに代わって投入されたのが、エスコートの後継として98年にEUフォードが発表したフォーカスをベースに開発したフォーカスWRC99でした。

オリジナルではリアにマルチリンクを奢ったシャシーは、実践向きではないので無論、ストラットに変更されましたが、これもオリジナルと同じく凝ったつくりでした。 ライバルのようにトレーリングアームを持たず、フロントと同じくA型のロアアームを持ったタイプでしたが、アームの中も補強する徹底振りで、これがサファリやアクロでもタフだった秘密だったのでしょう。 デビューイヤーのサファリでも、壊し屋マクレーが高速で岩をヒットしても、なんともなかったというのは今でも印象的です(笑)。

燃料タンクをリアシート部へ移したり、ミッションを当時、初めて採用することになったXトラックの縦置きギアボックスにしたり、重量配分に気を配ったレイアウトでしたが、実際はかなりのフロントヘビーで、シーズンを通し、フロントをカーボンやチタンなどの贅沢な素材を使った軽量化に追われるとともに、縦置きミッションのトラブルにも見舞われました。

新機軸の熟成不足によって、ほとんどのラリーでは完走こそ出来なかったものの、ポルトガルとサファリの2勝によって、このマシンにポテンシャルを秘めていることを証明しましたが、安定した成績を残せるようになるまでは、絶え間ない改良と時間を要しました。
Posted at 2010/01/19 23:27:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ | 日記

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