台風一過、7度目のスズキ・チャレンジに行ってきました。
~経験と対策の歴史~
1回目 時間帯:昼、場所:博多港中央埠頭、釣法:ぶっこみ、餌:アオイソメ
友人Uと初めてスズキチャレンジを実行。
一応、外道が1匹あがりました。
思い起こせば、なにもかも×な釣行でした。
2回目 昼、志賀島、ぶっこみ、アオイソメ
ポイントがダメだと再チャレンジ。
特に考察はないため、当然、ボウズ。
3回目 夜、筑後大関下流、ぶっこみ、アオイソメ
その後、スズキの習性を調べ、
①夜行性、
②汽水域を好む、
③過去に釣果がある、の3点を確認。
いよいよ夜釣りへ。
ただし、近場で様子見を兼ねています。
この時も、保険で狙っていたナマズを上げたものの、スズキは空振りでした。
さらに対策を進めるきっかけとなった回でした。
4回目 夜、博多港中央埠頭、ぶっこみ、アオイソメ
前回からより詳細な、
④潮汐、を調べるようになりました。
もっとも、大潮に合わせて釣行できるほど時間の都合はつけられませんが ^^;
しかし、この回もボウズ。
まだまだ考察が足りないのです。
この回がターニングポイントになったと思います。
この回以降、
⑤仕掛け、を深堀りすることになります。
5回目 夜、多々良川河口、泳がせ釣り、アジゴ
前回後の考察の結果、スズキはフィッシュ・イーター。
つまり、小魚を捕食する魚であること。
こをヒントに仕掛けを全面的に見直しました。
それまでの「
ぶっこみ釣り」がこれ。
今回以降はアジゴを餌にする「
泳がせ釣り」の「
エレベーター仕掛け」を採用しています。
この回は潮目が悪く、釣果は期待できませんでしたが、釣法の確認が主任務です。
結果、ボウズ。
次の機会を待ちます。
おまけ。このときの釣りの様子です。
6回目 日中、博多港須崎埠頭、泳がせ釣り、アジゴ
前回からさらに進んで、
⑥直近の釣果(釣具店等で直に調査)、を取り入れました。
これまでは、主にネットや店舗内の印刷物の情報を頼りにしていましたが、ネットは玉石混交、店舗印刷物は情報が古いため、参考にはなりますが、決定打には乏しいのです。
この回は昼間しか時間がとれず、主に釣り場の確認が主任務となります。
良好な釣り場だったため、直近に釣果が出ていることを含め、非常に重要なターゲットとなりました。
ちなみに餌のアジゴが爆釣でした。
そして今回です。
7回目 16時~、多々良川河口、泳がせ釣り、アジゴ
前回、前々回の経験を踏まえ、アジゴが元気に泳げる(スズキにアピールできる)ようハリスの長さを延長しました。
延長用のハリス(2号、手持ちがこれしかなかった)をサルカンで結んだのですが、これが思わぬ落とし穴でした。
これまでの経験上、この多々良川河口には、多くのアングラーが訪れています。
何を釣ろうとしているのか?
彼らを観察していると、頭上の橋から落ちる照明と影との境界に向け、だいたい40~50mほどビュンッと投げています。
これ、明らかにシーバス狙いですね。
気ぜわしいアングラーがこう何人も巻いては投げてを繰り返すのは、ここにシーバスがいることの証ではないでしょうか?
シーバス=スズキ、こちらも負けてはいられません。
サビキで釣り上げたアジゴの背に針を掛け、スナップで道糸に通し、足元へ投入します。
あらかじめ投げておいた道糸を伝って、アジゴがするすると深みへ「降りて」行くため、この仕掛けは「エレベーター」という名なんですね。
スズキのアタリは強烈らしいので、ドラグをフリーにしておきます。
こうすると、アタリがあればドラグが出ていく音が「ジジジ」とするので、暗い夜でもアタリを見逃しません。
さて、アジゴを投入したものの、その後、餌釣りのサビキにはアタリがありません。
今泳いでいるアジゴが死んでしまえば、釣りが続行できないのです。
じりじりと時間が過ぎます。
時折、アジゴが岸部に寄ろうとして、ハリスが浮いてきます。
1時間・・・・2時間・・・・3時間。
アレ?けっこうコイツ元気だな。
この日の満潮は20時少し前。
時間は21時半を回ったところ。
釣果の期待できる潮目、いわゆる「下げ潮」に入る頃合いです。
そして時間的にもスズキの第一食事タイムです。
竿先を見て感じるアジゴの動きが一段と活発になったその矢先!
ガン、ガン!
大きく2度、竿全体が下がりました。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
そして竿を水中へ引っ張りこんで行こうとします。
しまった、ドラグが緩め足りなかったか?
ともかく、竿をつかみ、ドラグを締め、竿を煽ってアタリを乗せ・・・・
すぽっ
あは~ん、抜けた orz orz orz
仕掛けを回収して見てみると、例の2号ハリスが切れていました。
うぬぬぬぬ、ゴール手前に落とし穴とは・・・・
ということで、針とハリスを見直しです。
延長はNGということで、ハリスの長さを自由に取るには、針とハリスを別々に買って、自分で結ぶしかありません。
今までは手軽に、セットになったものを使っていたのですが・・・・
いいよやってやるよ( ゚Д゚)
ついでにタックルボックスの整理をば。
針は、丸セイゴ15号からススキ17号へと大型化。
意外な大物がかかった時、対処できるようにするためです。
またハリスも同様に5号をチョイス。
ただし、錘を結ぶハリスは2号のままにします。
これは、根掛りした時、仕掛けの回収性をあげるための措置。いわゆる「捨て錘」ですね。
さて、次こそは・・・・必ず・・・・
ブログ一覧 |
釣り | 趣味
Posted at
2013/09/02 15:29:48