今月の世界の艦船の空母フランクリン被害状況図

本屋で今月の世界の艦船を立ち読みしていたら、エセックス級空母が特集されていて、昭和20年3月19日の日本海軍機の爆弾の直撃を受けた時の空母フランクリンの被害状況図が掲載されていたので、思わず買いました。

この被害状況図によれば、飛行甲板を貫いた2発の爆弾が格納甲板で爆発し、第一甲板の3分の2が炎上、浸水は第4甲板まで及んだ事が解ります。ただ、ミッドウェイの時の日本海軍の空母のように機関室、缶室までは火災または浸水が及ばず、自力航行が可能であったため、生還出来た事が解ります。もっともフランクリン自体は火災によって広範囲に歪みが発生して修復される事無く廃艦になっていますので、撃沈されたのと大差ないとも言えますが。
いずれにしても、この被害状況図は興味深いです。フランクリンを撃破したのは第5航空艦隊の銀河又は彗星と言われていて、どちらであったかは今でも確認されてません。