今月は会社の有給取得推進月間なので、免許の更新の時期が来ていたこともあって、本日有給を取って免許の更新に行きました。
今は、青でも軽微な違反一回なら、ゴールドと同じ有効5年なのですね。知りませんでした。神奈川県警の姑息な速度取締が無ければ(普段は取締りをしない新横浜駅前通りでのネズミ取り)、ゴールドだったのですがねえ。
今日の日付を見て、「そうか!今日は11月13日か!カプチーノの事故からもう3年も経つのか。」と思い出しました。
平成21年11月13日、倉敷市内を走行中、我がカプチーノ号は倉敷市内で用水路に落ちて廃車となりました。
何故福岡在住のコウカプが倉敷の用水路に転落する羽目になったかと言うと、平成21年11月13日は金曜日で、翌週の月曜日から金曜日まで勤続15年のリフレッシュ休暇を取得する予定でした。飛行機で横浜へ帰省する事も考えましたが、当時は1000円高速の時で、12時を過ぎてETCゲートをぐぐれば1000円で済むのと、当時地デジ化で福岡のテレビを地デジ対応に替えたので、福岡のテレビを横浜実家に運ぶ必要(福岡のテレビはブラウン管と言っても比較的新しく、横浜の実家へ運んで、実家のもっと古いテレビを捨てるつもりでした)があったので、福岡から横浜までの1,150㌔を走破するつもりでした。
13日の金曜日の夜7時頃福岡を出発しましたが、その日は嵐の夜で、延々土砂降りの雨でした。そのため、岡山県倉敷市まで来た所で夜12時を過ぎたので、横浜直行を断念し、ホテルで一泊する事にしました。「そういえば倉敷に東横インがあったな、東横インなら12時を過ぎてチェックインすれば、シンデレラプランで割引になるぞ」と言う事を思い出し、東横インを探しましたが、ホテル街がある南口では無く、北口へ迷いこんでしまいました。
住宅街に迷い込んでしまい、ワイパーが効かないくらいの土砂降りの雨で、路地を曲がった先が道路だと思ったのですが、そこに道は無く、用水路でした。道と用水路の間には手摺なりガードレールなりがあると思っていましたが、倉敷の町は美観のためか、ありませんでした。
幸い、水の量はカプチーノのボンネットで止まり、運転席までは来ませんでしたが、助手席に載せてあったテレビがダッシュボードの上に乗ってしまい、保険会社の連絡先が出せません。夜中の1時に母親へ事故った電話をするのは心配かけるだろうなと迷いましたが、背に腹は代えられず、電話して保険会社の連絡先を聞き、レッカーを呼んで処理が完了したら、夜明けでした。
リフレッシュ休暇初日の事故でしたので、せっかくのリフレッシュ休暇の北海道旅行もずっと気分がブルーでした。旅行先からレッカー会社に連絡して廃車の打ち合わせをするのはあまり気分の良いものではありません。
おそらく、この事故が無ければ、今もカプチーノに乗っていたと思います。悪天候と長時間運転による疲労、用水路にガードレールが無い倉敷の特殊性、いずれかの一つが無ければ、避けられた事故だと思います。柳田国男氏も言っていますが、「事故とは複数の偶然性が重なった時に起きる」物だと思います。皆さんもお気を付け下さい。
Posted at 2012/11/13 20:15:34 | |
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