太地町のニュースを見て思う事

「和歌山県太地町で捕獲されたイルカの入手をやめよ」という世界動物園水族館協会（WAZA）の要求を日本動物園水族館協会（JAZA）が受け入れた。これにより、ＪＡＺＡに加盟している動物園や水族館は太地町で捕獲されたイルカを購入する事が出来なくなると言う。

欧米のイルカ漁反対派は「日本のイルカ漁は野蛮」と主張する。イルカやクジラは知能が高く、知能が高い動物だから殺してはいけないというのが彼らの主張です。



コウカプは、見た目は精神異常者風か犯罪者風ですが、結構動物好きで、イルカも大好きです。しかし、知能の高い動物の命は価値が重くて殺してはならず、知能の低い豚や牛は殺して食べても構わないと言う考え方には違和感を感じるのです。別に豚さんや牛さんも人間に食べられるために殺されたくは無いだろうに。



「知能の高いイルカやクジラは殺してはいけなくて、知能の低い豚や牛は殺して構わない」という考え方に、ふと思い出すのが、第二次世界大戦時の連合国側の思想です。「日本人は知能が低く、人間と言うよりは、猿に近いイエローモンキーである。従って、人間ではないイエローモンキーの日本人を殺すのは正しい行為である」現在、太地町のイルカ漁を非難している奴らは、大戦中日本人をイエローモンキーと呼んでいた奴らの孫の世代なのでしょうね。

知能が高い動物の命は重く、知能の低い動物の命は軽い。そんなの欧米人の勝手なエゴではないのだろうか。



コウカプは三重県の田舎の中高一貫教育の進学校で、勉強のできない落ちこぼれとして中学高校を過ごしました。田舎の進学校の落ちこぼれと言う存在は、それはそれは惨めな物で、先生からも同級生からも、見下されて中学高校を過ごしました。その時に教師たちに言われたのが「お前が馬鹿にされるの勉強出来ないお前が悪いんや」と言われました。勉強出来ても出来なくても、この学校の一生徒であることに変わりは無いのだから、同じように扱うべきではないのか？と思っていましたが、残念ながら、自分が通っていた学校はそうではありませんでした。

今回のニュースは、大戦中の連合国の思想と、コウカプの学生時代の苦い思い出を思い出させる物でした。