
岩本徹三氏の記録を調べているうちに、岩本中尉が沖縄戦の時に出撃した鹿児島基地跡が見たくなり、先日(と言っても少し前ですが)鹿児島市へ出かけました。
鹿児島市内をロードスターで走行中、通りがかった公園に東郷長官の銅像の標識を見つけました。

これは見学せねばと思い、公園に寄って見てみましたが、想像より小さく等身大と言った感じでした。

鹿児島では日本海海戦の英雄も、西郷さんに比べればこの程度の扱いなのだなと思いました。
案内板が火山灰で汚れているのが鹿児島らしいです。

鹿児島基地跡は現在鴨池公園となっており、かつて滑走路だった所は平たん地を生かして球場や陸上競技場となっていました。海軍航空隊の慰霊碑がどこかに有る筈ですが、通りがかりの人に聞いても何処にあるか解りませんでした。

鹿児島基地の滑走路は海に延びており、ちょうど桜島へ向かって離陸する形になります。戦闘303飛行隊の岩本徹三少尉や谷水竹雄上飛曹などのエースパイロットが零戦で桜島に向かって離陸する姿は、さぞ勇壮で有った事でしょう。

桜島を見ながら「わが胸の 燃ゆる思いにくらぶれば 煙は薄し 桜島山」という平野国臣の句を思い出しました。
Posted at 2012/01/17 22:18:05 | |
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