
ロードスターのシートで辛そうにしている母の姿と、「車を買うなら費用の半分出す」との言葉で、一瞬本気でスイフトスポーツを買う事を検討しました。しかし、スイフトスポーツのエンジンってハイオク仕様なのですね。NA型ロードスターが1.8でレギュラー130馬力、スイフトスポーツが1.6でハイオク136馬力。うーん、いくら燃費が良くなっても、ハイオクではお財布的には厳しいなあ。NA型ロードスターのB6やBPエンジンは元々ファミリア用ですのでレギュラー仕様なんですよね。以前乗っていたランサーやレガシイB4の時のように、ハイオクとレギュラーのブレンドで対応する手もありますが。市販レギュラーガソリンのオクタン価は90、市販ハイオクガソリンのオクタン価は100(シェルは98ですが)、ハイオク6レギュラー4でブレンドすれば、理論上JIS規格上のハイオク価96と等しくなります。実際ハイオク仕様のランサーやレガシイにブレンドガソリンを使っていても何も問題ありませんでしたが。(スタンドで、『ハイオク20、残りレギュラー入れて』と言うのが少し恥ずかしかったですが)
と言っても、実際試してみようと言う方に責任は持てませんが。あくまで、試されるのであれば、自己責任でお願いします。
うちは180SXがハイオク仕様なので(180は新車で買った時からハイオクしか入れてません)アシ車にハイオクは厳しいです。と、言うわけで、スイフトスポーツの導入はとりあえず保留です。自分的にはこのまま、ずっとRS号に乗っていたいのですけどねえ。
ちなみ余談ですが、大東亜戦争中の日本軍機の使用していたガソリンは海軍機と陸軍機ではオクタン価が異なりました。
(90オクタンのガソリンを使用した海軍機の代表零式艦上戦闘機52型)

海軍機は90オクタン、陸軍機は87オクタンでした。海軍の方が質の良いガソリンを使っていて、陸軍航空隊が海軍航空隊と共同作戦を実施する時に、海軍側から燃料供給を受ける場合はエンジンの点火時期を調整する必要があったとの記録があります。
(87オクタンのガソリンを使用した陸軍機の代表1式戦闘機3型隼)
もっとも陸軍機でも、パレンバン等の産油地が近く、燃料事情の良かったビルマ戦線の64戦隊の隼は100オクタンのガソリンを使用していたそうですが。
Posted at 2012/02/02 20:46:36 | |
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