
今年の正月休みの際、横浜実家で部屋の整理をしていたところ、一枚のパンフレットとカードが出てきました。

母親に尋ねたところ、父と母が結婚した際の新婚旅行で、鹿児島開聞岳の麓で新婚記念植樹を
した時の物だとの事。それならば、一度確認しに行って見るか?と言っていたのですが、なにせロードスターは長時間のっていると足が痛くなると我儘を言いますので、ずっと実現しないでいましたが、去年の手術からかなり足の状態が改善されたのと、三重から福岡まで直行ではなく、途中で一泊するのであれば足の負担も軽かろうと言う事で、今回母親が福岡までついて来ました。
鹿児島県開聞岳自然公園に両親が植樹した木が残っているかどうか、45年ぶりに母を連れて確認しに行きました。
管理人のおじさんに尋ねた所、植樹された後はずっと放置されているので、直ぐには分からないとの事だったので、探してもらう事になりました。
ようやく見つかったのですが、残念ながら10年ほど前に枯れて、幹だけが残って、幹の跡に飛んできた雑木の枝が生えているだけでした。周りを見ても、植樹された木はほとんど残っておらず、植樹された木が管理される事無く自然に生えた雑木に負けて枯れていった感じです。ただ、植えた直後に枯れたのではなく、10年くらい前までは生えていたとの事ですので、「お父さんが亡くなったのは平成10年やから、その頃に枯れたんかも知れんねー。お父さんと一緒に枯れたんやろか?」と言った母の言葉が印象的でした。
荒れていた開聞岳山麓公園ですが、突然訪ねた自分たちの木を炎天下の中探してくれた管理人のおじさんに感謝です。
せっかく開聞岳まで来たので、枕崎の第二艦隊慰霊碑まで行く事にしました。写真は伊能忠敬の絶景碑です。
<枕崎の第二艦隊慰霊碑に来ました。
思ったより立派な慰霊碑が立っています。
ちゃんと沖縄水上特攻に参加した10隻の写真が飾られています。
岩本徹三中尉撃墜記録大和仇討戦その2は近日中に掲載します。
Posted at 2012/08/21 21:55:04 | |
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