
1984年に模型雑誌「モデルグラフィックス」が創刊された時、宮崎駿氏は同誌において「雑想ノート」の連載を始めました、。映画版ナウシカを終えて、ラピュタの制作前だったので、宮崎氏も今程メジャーでは無く、仕事もまだ余裕があって模型誌の連載を引き受けたのでしょうね。ちなみに、創刊当時のモデルグラフィックス誌は宮崎駿氏や大塚康生氏や水木しげる氏等、今では考えられない大御所の連載を掲載するすごい模型雑誌でした。当時高校生だった自分は夢中で読んでいました。
その名残からか、宮崎氏はモデルグラフィックスの編集長であった梅本弘氏の零戦隊の本の対談記事に参加されていますが、7月に公開されるジブリの新作は「紅の豚」以来のモデルグラフィックス連載記事原作の「風立ちぬ」になるようです。
映画の詳細はまだ聞こえて来ませんが、堀越二郎氏が主人公であれば、当然96艦戦(9試単戦)や零式戦の話になると思いますが、世間的に児童向けの映画監督のイメージが強い宮崎氏(千と千尋やポニョ)が日本海軍の戦闘機設計技師のアニメ映画を作って、果たして世間に受け入れられるだろうか?と少し心配です。
Posted at 2013/04/06 15:34:47 | |
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