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母親の最後通告により次期ＦＸ導入が決定しました。次期主力機種納車までの期間で、最後の連休となる週末、久々に東北旅行へ行ってきました。ＲＳ号と出かける最後の旅行です。6月末に気仙沼市に津波で打ち上げられた大型漁船の解体が決定したとのニュースが流れましたので、今のうちに見ておきたいとの希望もありましたので。

気仙沼まで直行はきつかったので、途中で一泊する事にしました。最初に、遠刈田温泉の立ち寄りによりました。ここは300円で、無料駐車場付源泉かけ流しというのが良いです。

宿は鎌先温泉の最上屋旅館でした。

ここの温泉は鉄分系の茶色い温泉です。無論源泉かけ流しです。

最上屋旅館は渋くて趣きがありますが。

周囲の宿も風情があって、なんとなく千と千尋っぽいです。数件の宿が集まった小さな温泉街ですが。結構お勧めです。

翌日、まず気仙沼へ行く途中にある石ノ森章太郎ふるさと記念館へ行きました。

花壇の中で、仮面ライダーがポーズを決めていました。

入口では、

００９のジョーがお出迎えしてくれます。

館内は撮影禁止です。内容は石ノ森ファンには感激ものですが、館内の規模は思ったより小さく展示物も少ないです。この日はエヴァンゲリオンの特別展示をやっていたので、特にそう思ったのかもしれませんが。（仮面ライダーは分かっても、エヴァは分からない世代です）

石ノ森章太郎の生家もすぐそばです。

そして気仙沼市鹿折地区へ。第18共徳丸を見つけました。

まず最初に祭壇へ手を合わせました。

道路のすぐ脇ですのでアクセスが良く、観光バスで観光客が来ているほどでした。南三陸町役場と同じく観光地になっています。流石にピースサインで記念写真を撮っている人はいませんでしたが。

近くまで寄れるので、バルバスバウの形状が良く解ります。

ブリッジはよく原型を留めています。

船底には潰れた車が。津波で流されて着床する時に下敷きになったのでしょうね。

スクリューも大きな破損は無さそうです。

ピッチ角はほぼ0度でした。

場所は鹿折唐桑駅の駅前道路になります。第１８共徳丸は駅前道路をふさぐ形で横たわっています。撤去か保存かを言える立場ではありませんが、ニュースで見るのと実際に見るのとでは印象が全く異なります。潰れた車が下敷きになっているとは、現地に行って初めて知りました。津波の恐ろしさを知る意味でも、見れる人は見ておいた方が良いと思います。

ロードスターとの最後の旅は、少しヘビーでした。