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戦艦陸奥に続いて、軍艦ネタです。 軍艦島上陸クルーズに参加しました。（軍艦とちゃうやん！との声が聞こえそうですが)九州勤務のうちに一度は行きたいと思っていたのですが、値段が高い（4,300円もします）のと、ここの所のガソリン高でなかなか腰が上がらなかったのですが、1,000円高速が終了するので、先週 行ってきました。予約制ですので、事前にインターネットで予約を取る必要があります。朝9時に長崎港を出港。途中、三菱重工長崎造船の前を通過して、軍艦島へ。島へ上陸すると、立ち入れるのは遊歩道の所のみでした。ガイドの説明を聞きながら島で1時間程散策した後、船は桟橋を離れて軍艦島を周遊します。写真は 一番軍艦らしい角度で撮影しました。全体で170分のコースです。内容は悪くありませんが、4,300円はちと高いような気がします。

陸奥記念館は駐車場の海への転落防止用フェンスまで、戦艦陸奥になっていました。渋いなあ、このフェンス。家の門用に欲しいです（笑）。

戦艦陸奥ネタはこれが最後です。

陸奥記念館の写真を整理していた際に、艦首部分を裏から撮影した写真で気付いたのですが、こうして見ると、戦艦とはいえ鋼板の厚さが想像以上に薄くて、ペラペラといった感じです。当時の日本海軍戦艦の装甲は「集中防御方式」であり、弾薬庫や砲塔等の重要部分は装甲板で覆われていますが、その他の部分は全く鋼板が薄かった事が分かります。そうえいば、以前読んだ陸奥と同型艦の戦艦長門艦長の回想録では、レイテ沖海戦の際「艦首部分に米海軍機の急降下爆撃の直撃を受けたが、爆弾が不発でそのまま艦首を貫通して海に落ちて被害が無かった。もし、不発でなく爆発していたら、艦首部分が変形して速力低下を招いて艦隊から落伍していたでしょう。そうなれば、長門も武蔵と同じ運命であったと思います」と語っていました。長門艦首を直撃した爆弾が不発で貫通した理由がこれを見て良く解りました。

かなり前ですが、学生時代に吉村昭氏の「陸奥爆沈」を読んで以来、ずっと訪れたかった。山口県周防大島町にある陸奥記念館にいきました。長門型戦艦2番艦として大正10年に日本海軍に就役した戦艦陸奥は、昭和18年6月8日に柱島泊地において謎の爆発事故により沈没しました。艦長三好輝彦大佐以下1,121名もの乗員が亡くなり、生存者僅か353名でした。爆発の原因は現在も謎とされています。昭和45年～53年に引き揚げ作業が行われ、その一部が山口県周防大島町にある陸奥記念館に展示されています。また、近くにある陸奥平和祈念公園には、引き揚げられた艦首部分、スクリュー、14センチ副砲が展示されています。訪れた際に撮影したデータを入れたSDカードが長い間行方不明となっていましたが、リックサックのポケットの隙間から出て来ましたのでご紹介します。写真は14センチ副砲と艦首部分です。

４月入社の新入社員が２ヶ月の新人研修を終えて、この６月九州支社へも配属されました。営業部に配属になった新人が生まれも育ちも大学も東京で、福岡は全く初めてだとの事でした。そこで「福岡でうまくやるコツは、福岡人は東京出身だと分かったら必ず『福岡いい所でしょ？』（福岡人は福岡どうですか？とは言わない）と必ず聞いてくるから、そこで『福岡いい所ですねえ！食べ物は美味しいし、女の人はみんな綺麗だし、気候も良いし、最高ですねえ！』と言っておくように。そうすれば、福岡人は満足そうな表情を浮かべるから。決して『食べ物はまずいし、女の人はみんな気が強いし、黄砂は酷いし、冬は日本海側でずっと天候が悪いし、最悪ですね』などと本当の事は言わないように」とアドバイスしてあげました。