
ここ暫くは、土曜日・日曜日は横浜ヘ戻って母親の看病するので、車いじりやドライブへ行く事が出来ません。かと言って、趣味に費やす事が全く無いのも寂しい物です。そこで、大韓航空007便ボイスレコーダー翻訳に続いて、「誰に頼まれたわけでもなく、勝手に調べて勝手に紹介する第二弾」に取り組むべく、先日実家書庫から1冊の本を福岡へ持って来ました。それは「零戦撃墜王 空戦八年の回想」という岩本徹三海軍中尉(終戦時階級)の回想録です。先の大戦において、日本陸海軍航空隊のトップエースは87機撃墜した西沢広義飛曹長と言われています。西沢広義飛曹長は残念ながら昭和19年10月26日に戦死されましたが、西沢飛曹長に次ぐ80機の米軍機を撃墜し、第2位のエースとされるのが、岩本中尉です。岩本氏は昭和30年に病死されていますので、この本が書かれたのは終戦後数年の事だと思われます。この本を買ったのは学生時代ですが、当時はインターネットも無く、資料を得ようとすれば、恵比寿の防衛省防衛研究所へ行き、資料請求カードを書いて、戦闘詳報の実物を借りて調べるしかありませんでした。複写禁止でしたので、内容を必死でノートに転記していましたが、今現在は国立公文書館アジア資料センターのHPにアクセスすれば、海軍関係の資料がいつでもダウンロード出来る時代になりました(防衛研究所の資料全てがデータベース化されているわけではありませんが)。また、アメリカ海軍が第二次大戦で喪失した航空機のデータもアメリカのHPに公開されています。そこで、岩本氏の回想録と防衛研究所の資料とアメリカ側の資料を突き合わせて、岩本氏の撃墜戦果の検証を行ってみたいと思います。無論、当時は日米供に多数の戦闘機が交戦していますので、個人の戦果を特定するのは難しいと思いますが、判明出来る範囲で調べたいと思います。平日の仕事が早く終わった日に、徐々に調べて大韓航空007便の時と同じく逐一ご報告します。
みんからを見ている車好きの人は飛行機が好きな人も多いらしく、大韓航空007便の時は結構アクセスが多かったので、今回も多くの人に見てもらえると良いのですが。
Posted at 2011/10/13 23:18:29 | |
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