コウカプのブログ一覧

昨日は家の事情で三重県へ行っていました。帰りに高速のサービスエリアで見つけた、東海地区限定「きのこの山小倉トースト風味」です。小倉トーストの再現度としては小倉トーストプリッツ程ではありませんが、ちゃんとアンコの味がしてなかなか美味しいです。珈琲にも合います。お奨めです。

昨日BS朝日で放送された「スイフトスポーツでいこう」ですが、レギュラーのクルマでいこうの放送では必ずある○と×のコーナーがありませんでした。番組スポンサーがスズキ自体であるため、ネガの要素は放送できなかったのでしょうが、クルマでいこうの良い所は長所だけではなく、短所もきちんと伝えてくれる事だと思うのですが。もう少し辛口の批評を期待していたのですが。

福岡市赤坂には読売新聞西部本社があります。福岡市営地下鉄赤坂駅入り口階段には、読売新聞社編集部によるコラムが掲示されています。自分の勤務先も赤坂なので、毎日この階段を通りますが、現在掲示されているのは、「親が子を思う愛情は、永遠の片思い」との内容です。例え子供から酷い仕打ちを受けても、親の子に対する愛情は不変であり、子が親の愛情を理解出来るようになる頃には、親はいない。だから、親の愛情は永遠に片思いであり続けるとの意味です。何か身がつまる思いです。うちの母も、既にカプチーノに乗っていた頃から助手席で「足が痛い！」と言っていたのを、「我慢せい！」の一言で一喝していました。今思えば親不孝でした。以前の自分であれば、こんな掲示もスルーしていたと思いますが、母の手術は色々な物の見方を変えさせてくれたと思います。

岩本徹三氏の記録を検証するにあたり、岩本氏が沖縄戦の時に所属した戦闘303飛行隊員の回想録が存在するかどうか確認した所、ありました。第13期海軍予備学生出身で303飛行隊に配属されていた土方敏夫中尉の回想録です。ただ、残念な事に一般大学・高専から海軍士官に任官した予備学生出身士官は、海兵出身の士官や兵卒から叩き上げで搭乗員となった操縦練習生（後の予科練）出身の下士官とは溝があり、操練出身の岩本氏とも親しく接したという事はなかったそうです。むしろ、土方中尉は303飛行隊のもう一人の有名な撃墜王、谷水竹雄上飛曹（米軍機標識に矢が突き刺さった派手な撃墜マークで有名）と親しかったそうです。それでも、岩本氏が空戦後反省会で指導する姿や、岩本氏から土方中尉の判断を称賛されて「あの怖い岩本少尉が褒めてくれて、何よりうれしい事であった」と回想されているのが参考になりました。また、土方中尉が303飛行隊に転勤する前に所属した元山航空隊で、空母赤城艦長であった青木泰二郎大佐に接しています。青木大佐はこの時期元山航空隊の司令をされていたようです。ミッドウェイで戦没した4隻の空母の艦長うち、ただ一人生還した青木大佐は、生きて帰った事で同期からも「面汚し」と非難されたそうです。日本海軍の悪弊の一つは、艦長が艦喪失の際責任を取って艦と運命を供にするのが当たり前とされた事です。その為多くの有為な人材が失われました。ミッドウェイ以降の青木大佐の消息を記した記録は、自分が目にした限りではこの本が唯一であり、その点からも貴重です。

本日２１日土曜日夕方６:３０から、TVKで「クルマでいこう！」の特番「スイフトスポーツでいこう！」が放送されます。また、普段は全国放送されていない「クルマでいこう」ですが、この特番だけはBS朝日で２５日PM１１：３０から全国放送されるようです。九州にいながらクルマでいこうの藤トモさんが見られる貴重な機会です。