コウカプのブログ一覧

導入から一ヶ月が経過したスイスポ号。本日新車一ヶ月点検にスズキのディーラーへ行きました。点検は無事終わりましたが、オイル交換をしたかどうか確認すると「オイル交換はしていません。オイル交換は別料金となります」との事。１８０ＳＸを新車で買った時はオイル交換無料でしたが。現在はオイルも車の性能も上がって、新車一ヶ月でオイル交換する必要は無いのかもしれませんが、「車は最初のオイル交換は1,000㎞、次は2,000㎞、それ以後は3,000㎞」と教わった世代なので、一ヶ月で1,400㎞走行したスイスポ号のオイルを交換する事にしました。ところが、

スイスポのフロントバンパーが低すぎて、スロープが入りません。フロントバンパーの形状のせいですが、車高の低いＲＳがスロープが入るのに、車高の高いスイスポにスロープが入らないのは不条理と思わない事は無い。

仕方ないので、ジャッキアップして交換する事にしましたが、今の車のジャッキアップポイントって凹状ではなく、こんな形をしているのですね。この出っ張りにジャッキを合わせて上げます。

ドレンを外しましたが、生産時の工場のチェックの名残か、緑色のペイントが残っていました。

いつものようにペットボトル漏斗をセット。

オイルはＲＳ用に買ってあったＢＰバービスムーブ。マニュアルではスイフトには０Ｗ－２０か５Ｗ－３０低粘度のオイルを勧めてます。

エレメントはカプチーノ廃車後もガレージに残っていたカプチ用のエレメント（何故かオーストリア製）が使えるかと思ったのですが。

フィルターレンチが合わず外れませんでした。結局エレメントは交換出来ませんでした。どうやらフィルターレンチから買い直しが必要なようです。スロープが使えない事を含めて、結構スイスポ号整備は手間がかかりそうです。

意外と後方視界の良くないスイスポ号。このままでは、高速走行時に敵機（パンダ、覆面、白バイ）に不覚を取りそうなので、後方視界を改善する為、Ｂ４の頃に使っていた後付ミラーを取り付ける事にしました。そう言えば、零戦撃墜王として有名な坂井三郎氏も、零戦の長所としてコクピットからの視界が良い事をあげていましたな。坂井氏曰く「戦闘機が注意しなければならないのは前が１後ろが９で、後方の敵機にやられない事が大事！」我々走り好きも後方の敵機に不覚を取ってはいけません。ちなみにコウカプは白バイに一度だけ不覚を取ってます。

という訳で、ノーマルのミラーは後ろが良く見えないので、

Ｂ４の時に使っていた後付ミラーを取り付けました。

このミラーはフロントガラスの面積の少ないカプチやＲＳでは前が見えなくなるので使えませんでした。これで後方視界の良くないスイスポで敵機に対抗してみます。

話は変わりますが、退役したＲＳ号ですが、ゼロ査定で廃車の危機にありましたが、従弟の長男が今年大学に入って免許を取るそうなので、廃車にするくらいならと譲渡しました。

長男曰く「ありがとうございます！マニュアル車に乗りたかったので大切にします」との事。最近は男でもオートマ限定免許を取得する場合が多い昨今、なかなか見込みがある若人である。将来的に立派なスポーツカー乗りに成長してもらいたいものです。

このお盆休みに三重の従弟一家が横浜へ遊びに来ましたので、みんなで横浜美術館で開催中のプーシキン美術館展に行きました。

内容はエルミタージュと同じで、ロマノフ王朝の西欧文明に対するコンプレックスで集めたフランス絵画ですので、アングル、ルノワール、ロートレック、ピカソ、マティス、ゴッホ等フランス絵画の代表が揃っています。

内容は良いですが、人が多く、「夏休みの時期に美術館なんぞ行くものではないな」と痛感する。

美術館の後は、中華街で食事し、

関帝廟でお参りしました。

従弟の子が一緒なので、いつもより楽しい。

中華街の雑貨屋で素敵なデザインのつなぎが売っていました。車の整備用に買おうかどうか悩みました。結局買いませんでしたが（笑）。

新主力機種のスイスポ号ですが、元々スイフトスポーツはオーディオレスで標準仕様のカーステは付いていません。まあ、どうせＨＤＤナビをオートバックスで取り付けるつもりだったので、オーディオレスの方が標準カーステを外さなくて済むので助かります。

予算はコミコミ12万だったのですが、ちょうどオートバックスで夏フェアで1年落ちのパイオニア製ＨＤＤナビが本体9万、取付工賃2万、ステアリングスイッチ用ハーネスキットが1万の計12万で予算内でしたので、注文しようとした時。

ふと、店員の「バックモニターはどうされますか？」と聞かれました。

スイスポってリアガラスが小さくて、後ろが意外と見えにくいです。１８０ＳＸやＲＳはリアガラスが大きくて後ろが見やすかったのでバックモニターが必要だとは感じませんでしたが。

後ろが見えにくい上に、うちのガレージは壁が鋭角になっています。バックモニターの金額を聞いた所、本体2万、取付工賃1万との事。予算3万円オーバーでしたが。

ぶつけて修理代がかかる事を思えば、付けた方がよかろうと結局付けました。

我が家の車で初めてのバックモニターですが、楽です。壁のでっぱりを気にしておっかなびっくりバックしていたのが嘘のようです。

また、画面も綺麗です。ナビの時はそれ程差を感じませんでしたが。

ＤＶＤを再生した時の映像は旧型と比べて格段に綺麗です。

ステアリングのスイッチで曲と音量が選べるのも良いですな。最近の車に乗っている方から見れば、今さら何を言っているんだ言われるかも知れませんが。なにせうちの車は2台とも20年落ちだったので（1台はまだ残っていますが）。結局、国産車1台190万円。ナビ15万円。計205万も使ったので、日本経済の再生に少しは貢献出来たでしょう（笑）。

※このブログはネタバレが含まれていますので、ご注意下さい。

遅ればせながら「風たちぬ」見て来ました。

感想としてはう～む、「金返せでは」無いにせよ、無茶苦茶面白いから誰にでも薦められるという内容でも無いと思います。

「紅の豚」が賞金稼ぎの中年豚パイロットが主人公で、冒険活劇であったのに対し、飛行機設計者の話なのでストーリーがちょっと地味です。映画の展開上、女性との恋愛話も絡める必要があったのでしょうが、堀越二郎の伝記に堀辰雄の恋愛小説を合体させていますが、飛行機映画としても恋愛映画としても中途半端な印象です。実際の堀越二郎の伝聞で女性との恋愛譚など聞いたことは無い。

正直72歳の宮崎氏にカリ城やナウシカやラピュタのような作品を期待する事は無理ですかねえ。ポニョなんて人魚姫を日本の漁村に置き換えただけの映画だったし。

ただ、ミリタリーマニアとしても著名な宮崎氏ですので、出てくる機体は7試艦戦、96式戦、零戦、96陸攻、ユンカースＧ３８、カプロニＣａ６０等多彩です。

「三菱重工名古屋工場で作られた飛行機は工場敷地に滑走路が無かったので、試作機が出来る度に牛車で岐阜県各務原飛行場まで運ばれた」等の航空ファンおなじみのエピソードも出てきます。
また、空母鳳翔の発艦シーンでは鳳翔独特の倒立式煙突が倒れていたのが、航行シーンではちゃんと立てられていたり、

遠景に近代改装前の湾曲型煙突の長門型戦艦が映っていたりと、艦船好きも思わずニヤリとする場面があります。

結論を言えば「飛行機好き艦船好きは見ても良いと思いますが、一般の人が見て面白いかどうかは見た人次第！」です。

追記：自分の宮崎駿の飛行機アニメの最高傑作は今でも「ルパン三世第145話　死の翼アルバトロス」だと思っています。