
監査対応で休日出勤をした時の代休を5月内に消化しなければならなかったので、金曜日は代休でした。
せっかくの休みなので母親に「どこか行くか?」と聞くと、「日光金谷ホテルへ行きたい!」とのお答え。
そう言えば箱根富士屋ホテルへ行った時(2012.2.23付ブログ参照)に「次は、いつか日光金谷ホテルに行きたい」と言っていましたな。
というわけで、小学生以来30年ぶりに日光へ行ってきました。クラシックホテルへ行くなら、20年落ちのネオクラシックカーである180SX号がふさわしかろうという事で、今回の相棒は180です。
せっかくの日光なので、世界遺産の社寺群を見に行きました。
いきなり三仏堂は修理中。
何か、姫路城で見た光景と似ています。
中は「解体修理中の今しか見れない光景です」との触れ込みでしたが、解体が進んで、ただの材木置き場です。
さらに追い打ちをかけるが如く、東照宮の象徴たる陽明門も修理中。
さらに障害者は本地堂は見学出来ないと受付に表示があり、「せっかく足に障害のある母親が頑張って杖をついてここまで歩いてきたのに!」と思わず憤慨。不快だったので、結局東照宮には入らず。
特別公開中だった、五重の塔の内部だけ見てきました。
芯柱が地面から10㎝の所で宙吊りになっている免震構造が良く解りました。
内部は撮影禁止です。
社寺見学の後は、日光金谷ホテルへ、やはりクラシックホテルには古めの車が似合います。
コウカプ達が泊まったのは、180号を停めた横の別館です。
箱根富士屋ホテルの花御殿と同じく、荘厳な雰囲気です。
かつて、昭和天皇も宿泊されたそうです。
入口には「ムササビがいたずらをすることがあります」との表示。
チェックインする際フロントで「今日は部屋に空きがありましたので、ご予約いただいた部屋をワンランクグレードアップしておきました」と言われましたが、
部屋に案内されてびっくり。なんと昭和天皇・皇后が宿泊した部屋だとのこと。
流石に3F奥の角部屋で天皇陛下が泊まった部屋だけに、部屋からの眺めも良かったです。
3Fの一番左の部屋がコウカプ達が泊まった部屋です。
鍵の形もクラシックです。
それにしても天皇陛下が泊まった部屋に宿泊するのは、今後の人生でもそうそう無いでしょうな。
箱根富士屋ホテルと同じく、本館の一部が資料コーナーになっています。
かつて宿泊した著名人のサインが展示されています。まずはヘレン・ケラーとリンドバーグ夫妻。
アインシュタイン博士。金谷ホテルに泊まった頃は、まだアメリカに亡命する前だったので、住所がベルリンになっていますね。
「世紀の駆け落ち」のウィンザー公。
バカヤローでおなじみの吉田茂氏。
流石に著名人もそうそうたるメンバーですね。
食事は100年前のメニューを再現したフレンチフルコースでした。
まず、赤ワインで乾杯。グラス1杯で1100円でした。
前菜はキャビアでした。
この後、ニジマスのソテー、牛フィレ、キジ肉と続きますが、すみません写真は撮り忘れました。
美味でしたが、特にニジマスのソテーが絶品でした。
日光金谷ホテルは確かにお値段もそれなりですが、クラシックホテルの真髄を見る事が出来ました。
追伸:クラシックホテル探訪第3弾は軽井沢万平ホテルでしょうな。実現は何年後か解りませんが。
Posted at 2014/06/01 08:35:19 | |
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