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コウカプのブログ一覧

2014年06月29日 イイね!

BMWの本来の姿の写真

BMWの本来の姿の写真ネタが無いので、久々に飛行機ネタです。

BMWという会社は、飛行機のプロペラをデザインしたエンブレムからも解る通り、創業当時は航空機の発動機の会社でした。

BMWの社名自体もBayerische Motoren Werke AG 、バイエルン発動機株式会社の略で、自動車会社とは銘打っていないのです。

第二次世界大戦において、メッサーシュミットMe109と並んでドイツ空軍の主力戦闘機であったフォッケウルフFW190のエンジンはBMW801というBMW社製のエンジンでした。



かつてのBMWは航空機のエンジン生産が、自動車生産と並ぶ主力産業だったのです。それを象徴する写真がこれです。



写真に写っているのは、ドイツ空軍の101機撃墜のエースパイロットであったヨーゼフ・プリラーとその愛機と愛車です。



ドイツ空軍は大戦中352機撃墜したエーリヒ・ハルトマンや301機撃墜のゲルハルト・バルクホルン等100機以上撃墜したエースパイロットを107名も輩出していますが、その大半は数は多くてもレベルの低かったソビエト空軍相手の記録です。レベルの高かったイギリス空軍やアメリカ空軍相手で100機以上撃墜したのは、アフリカ戦線で158機撃墜したハンス・ヨアヒム・マルセイユや121機のハインツ・ベーア等、プリラーも含めてほんの数名でした。



ハンサムで有名だったマルセイユや童顔で「坊や」と渾名されていたハルトマンと比べると、プリラーは太っちょで背が低く、お世辞にも美男子とは言えません。ただ、陽気な性格で、部下の信望は厚かったそうです。愛車のBMW327は派手好きな性格からか、色は赤であったと伝えられています。愛機の戦闘機はBMWのエンジンを積んだFW190。愛車はBMW327。航空機と自動車を主力としたBMWを象徴するような写真です。プリラーはドイツ空軍第26戦闘航空団司令として西部戦線を戦い、1944年6月6日のノルマンディー上陸の際はFW190で上陸軍に対して機銃掃射した事でも有名です。その様子は映画「史上最大の作戦」にも描かれています。



パーソナルマークは「ユッタ・ヘルツ」。奥さんの名前の「ユッタ」に赤のハートマークを描いた物でした。(ヘルツはドイツ語でハートを意味します)愛妻家でもあったのですね。



ちなみに、プリラーはフォッケウルフFW190の前はメッサーシュミットMe109に乗っていました。メッサーシュミットMe109はダイムラーベンツ製のエンジンを搭載していました。



ドイツは日本と同じく、敗戦後航空機の製造が禁止されてしまったため、航空機の技術者は自動車産業に投入されました。大戦中の航空機はプロペラ機で、自動車と同じレシプロエンジンでしたので、職種転換は比較的容易だったのでしょう。戦後のBMWの隆盛も、航空機部門の優秀な技術者が自動車部門に配置転換されたのが一因であると思います。それにしても、BMWの車ってこの時代から2分割のフロントグリルを採用していたのですね。キドニーグリルと呼ばれるこの2分割のグリルは1933年に発表されたBMW303以来ずっと続けているそうです。現代のBMW車の特徴でもあるあの2分割のグリルは80年の歴史があるようです。
Posted at 2014/06/29 00:53:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2014年06月15日 イイね!

180SXオイル交換とガレージ照明取付

180SXオイル交換とガレージ照明取付今日は梅雨の合間の貴重な晴天だったので、180SX号のオイル交換をしました。

いつものように、タイヤにプレートをかませての簡易交換ですが。



180はドレンがオイルパンの右側に付いてますので、オイルを抜くとき左フロントをジャッキで上げてやると、より多くのオイルが抜けます。



オイルはいつものカストロールのRSですが、



カストロールのオイルは他のメーカーのオイルと比べて、色が黒っぽい気がします。



オイル交換の後は、ガレージ内に照明を増設する事にしました。電動シャッターを取り付けた際、モーターに照明が付いていたのですが、開閉後数分で自動的に消えてしまうので、



モーターの金具部分にクランプ式の照明を取り付けました。



荷物棚にはもともと点検灯が取り付けてあったので、夜でもガレージ内がかなり明るくなりました。



簡単な整備なら、夜でも作業が出来そうです。まあ、その前にもっとガレージ内を整理しないといけませんな。
Posted at 2014/06/15 22:50:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2014年06月01日 イイね!

クラシックホテル探訪第二弾 日光金谷ホテル

クラシックホテル探訪第二弾 日光金谷ホテル監査対応で休日出勤をした時の代休を5月内に消化しなければならなかったので、金曜日は代休でした。

せっかくの休みなので母親に「どこか行くか?」と聞くと、「日光金谷ホテルへ行きたい!」とのお答え。

そう言えば箱根富士屋ホテルへ行った時(2012.2.23付ブログ参照)に「次は、いつか日光金谷ホテルに行きたい」と言っていましたな。



というわけで、小学生以来30年ぶりに日光へ行ってきました。クラシックホテルへ行くなら、20年落ちのネオクラシックカーである180SX号がふさわしかろうという事で、今回の相棒は180です。

せっかくの日光なので、世界遺産の社寺群を見に行きました。



いきなり三仏堂は修理中。



何か、姫路城で見た光景と似ています。



中は「解体修理中の今しか見れない光景です」との触れ込みでしたが、解体が進んで、ただの材木置き場です。



さらに追い打ちをかけるが如く、東照宮の象徴たる陽明門も修理中。



さらに障害者は本地堂は見学出来ないと受付に表示があり、「せっかく足に障害のある母親が頑張って杖をついてここまで歩いてきたのに!」と思わず憤慨。不快だったので、結局東照宮には入らず。



特別公開中だった、五重の塔の内部だけ見てきました。



芯柱が地面から10㎝の所で宙吊りになっている免震構造が良く解りました。



内部は撮影禁止です。



社寺見学の後は、日光金谷ホテルへ、やはりクラシックホテルには古めの車が似合います。



コウカプ達が泊まったのは、180号を停めた横の別館です。



箱根富士屋ホテルの花御殿と同じく、荘厳な雰囲気です。



かつて、昭和天皇も宿泊されたそうです。



入口には「ムササビがいたずらをすることがあります」との表示。



チェックインする際フロントで「今日は部屋に空きがありましたので、ご予約いただいた部屋をワンランクグレードアップしておきました」と言われましたが、



部屋に案内されてびっくり。なんと昭和天皇・皇后が宿泊した部屋だとのこと。



流石に3F奥の角部屋で天皇陛下が泊まった部屋だけに、部屋からの眺めも良かったです。



3Fの一番左の部屋がコウカプ達が泊まった部屋です。



鍵の形もクラシックです。



それにしても天皇陛下が泊まった部屋に宿泊するのは、今後の人生でもそうそう無いでしょうな。



箱根富士屋ホテルと同じく、本館の一部が資料コーナーになっています。



かつて宿泊した著名人のサインが展示されています。まずはヘレン・ケラーとリンドバーグ夫妻。



アインシュタイン博士。金谷ホテルに泊まった頃は、まだアメリカに亡命する前だったので、住所がベルリンになっていますね。



「世紀の駆け落ち」のウィンザー公。



バカヤローでおなじみの吉田茂氏。

流石に著名人もそうそうたるメンバーですね。

食事は100年前のメニューを再現したフレンチフルコースでした。



まず、赤ワインで乾杯。グラス1杯で1100円でした。



前菜はキャビアでした。

この後、ニジマスのソテー、牛フィレ、キジ肉と続きますが、すみません写真は撮り忘れました。
美味でしたが、特にニジマスのソテーが絶品でした。

日光金谷ホテルは確かにお値段もそれなりですが、クラシックホテルの真髄を見る事が出来ました。

追伸:クラシックホテル探訪第3弾は軽井沢万平ホテルでしょうな。実現は何年後か解りませんが。
Posted at 2014/06/01 08:35:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 旅行/地域

プロフィール

「さらば!スイフトスポーツ http://cvw.jp/b/595595/42656677/
何シテル?   03/25 21:50
180SXとカプチーノを愛する独身男です。ブログは車と関係ないコアな航空や戦史・美術関係の話も多いです。釣りや家庭菜園もやります。犬も大好きです。
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