
みんカラを登録されている皆様は良くご存じだと思いますが、登録している項目はデイリーでアクセス件数が表示されます。
4月に韓国のフェリー事故の影響で2010年に掲載したフェリーありあけの項目のアクセスが急に増えたとのご報告をしましたが。
ここ1週間はウクライナの撃墜事件を受けて、1983年の大韓航空機撃墜事件も再注目されるようになった影響で、ブログに2010年9月~10月の間連載した大韓航空007便ボイスレコーダー翻訳に対してのアクセスが急に増えました。
この3カ月の間に、立て続けに4年も前の掲載事項が注目されるのは不思議な気がします。
車のSNSであるみんカラに車と関係ない航空関係の項目の記載をしているのは自分くらいなのかもしれませんが。今の時点で振り返ってみますと、誤訳や思い違いが目について恥ずかしい限りです。時間があれば、訳を整理して完全版を作りたいです。
ただ、今回の事件を受けて、改めて大韓航空機撃墜事件の資料を見直した際、宗谷岬に設置された大韓航空機撃墜事件慰霊碑の言葉が身に染みました。
「あなたたちの生きる喜びを一瞬のうちに奪い去ったものたちは、いま全世界の人びとから糾弾されています。事件の真相は近い将来あきらかにされるでしょう。わたしたちはあなたたちの犠牲を決して無駄にはさせません。わたしたちは命の重さと平和の尊さと武力の愚かさをひろく世界の人びとに訴えていくことを誓います。愛しい人たちよ、安らかにお眠り下さい。」
慰霊碑に刻まれた遺族の願いは果たされていません。
この慰霊文がマレーシア航空機撃墜事件の慰霊碑に、このまま使われたとしても、全く違和感は感じないでしょう。
大韓航空機撃墜事件は1983年でしたが、30年たっても世界は何も変わっていないのですね。
Posted at 2014/07/26 00:12:12 | |
トラックバック(0) | 日記