
先週の3連休、父親の墓参りのため、三重県に行きました。8月のお盆休みは、道路が混むので、ここ何年か、お盆の墓参りは7月の連休に行く事にしています。
ついでに、三重で板金屋をやっている従弟に、スイスポ号の車検を頼みました。早いもので、スイスポ号導入から丸3年になります。
スイスポの代車は懐かしのこれでした。3年前、従弟の息子用に譲渡したRS号ですが、「息子は今大学4年で、就活中で乗らないので、使って!」との事。RS号を手放して3年ですが、一部経年劣化は見られるものの、まだまだ健在でした。嫌になって手放した車ではないので、ハンドルを再び握れるのは、結構嬉しいものです。
せっかく三重県まで来たので、墓参りの後、和歌山まで足を延ばして、以前から訪れたかった、エルトゥールル号の慰霊碑とトルコ記念館を訪れる事にしました。
亀山から伊勢道、紀勢道、42号線を経て、くしもと大橋を渡って、紀伊大島へ。ちにみ、道路の写真は帰りに撮ったので、実際の進行方向は逆です。
ループ橋の下をくぐって、
コーナーを駆け上がります。いやあ、やはりNA型ロードスターのコーナリングは良いですな。
久々のRS号のハンドリングに、懐かしさもひときわです。従弟の息子が就職して、自分で車を買うようになったら、RS号買い戻そうかな?
くしまと大橋を通過して、最初はトルコ記念館へ。
トルコ記念館の駐車場に、ND型ロードスターがいました。
新型ロードスターの横に止めて、一枚撮りました。こうして並べてみると、新旧の違いが良くわかります。
駐車場から少し歩くと、トルコ記念館です。1890年9月16日夜、台風により紀伊大島で沈没したトルコ海軍エルトゥールル号の資料が展示されています。
規模は大きくありませんが、立派な記念館です。
館内には、引き揚げられたエルトゥールル号の遺品や、
エルトゥールル号乗員の制服等の資料が展示されています。
また、エルトゥールル号事件の恩返しとして有名な、イラン・イラク戦争時のトルコ航空による日本人救出を紹介するコーナーもあります。
記念館の屋上からは、エルトゥールル号が座礁・沈没した岩礁「船甲羅」を眼下に見る事が出来ます。画面一番上の大きな岩礁がそれです。
岩礁に「船甲羅」との名前が付いている程ですので、古くからの船の難所だったようです。
記念館の先には、慰霊碑があります。
慰霊碑にはトルコ国旗と旭日旗のレリーフがあります。
亡くなったトルコ海軍587名の冥福をお祈りしました。
慰霊碑の先には、樫野崎灯台があります。エルトゥールル号が沈んだ際、生き残った乗員が救助を求めて駆け込んだのがこの灯台です。
灯台から座礁現場をみるとこんな感じです。
今回ずっと訪れたかった、エルトゥールル号の慰霊碑に手を合わせる事が出来て、良かったですが、エルトゥールル号慰霊碑を訪れた日に、トルコのクーデータのニュースを聞いて驚きました。
クーデターで、かなり犠牲者も出たようですので、トルコの混乱が早く収まると良いのですが。
Posted at 2016/07/24 11:04:39 | |
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