
専攻したい学科や教授が選べる大学教育と異なり、小中高の教師を生徒は選べる事が出来ない。その意味で、質の高い教師が担任であれば、良好な学校生活を送る事が出来る。逆に、質の悪い教師に当たると、学校生活は悲劇である。
個人的な話で恐縮ですが、コウカプの小中高12年間で小学1年~2年の時の担任教師が、断トツに質が悪かった。50過ぎのヒステリーババアで、教師以前に人間としてクズでした。教室の絶対的権力者で、やりたい放題。
この世に独裁者が存在して、独裁者に苦しめられる人が存在すること。やってもいない罪を犯したことにされる冤罪というものが存在すること。独裁者には、独裁者に媚びへつらう者が出ること。このクソババアには、色々なことを身をもって教わった。
40年経った今でも、思い出すと腹わたが煮えくりかえる。
小学1年生という、学校生活の一番最初で出会った担任が、教壇に立つ資格の無いカスであったのは、大きな影響でした。
おかげで、「教師や権力者という存在はろくな者ではない」という考えが、身に染みついてしまった。
子供の頃の出来事が、性格形成に影響するのは人間に限らないと思います。
先代のぼんちゃんが我が家に来た頃は、父親も健在で、母親も働いていました。チビの頃から、あちこち連れて歩いたり、母親の職場に連れて行ってました。
子犬で愛らしく、行く先々で、みんなに可愛がってもらったおかげで、
ぼんちゃんは、人見知りのしない、優しい子に育ちました。
その点、まるが我が家へ来た時は、父親はすでに亡く、母親も足に障害を持つようになって、以前ほど出歩かなくなっていました。
物心つく頃、母親としか接しなかったので、まるは人見知りの激しい子になってしまいました。
散歩に行っても、前から来る人に吠え掛かったり、
外出した際、「わあ!かわいい!」と言って寄ってきた幼児に、歯をむき出しにして吠え掛かって、泣かしたことも。正直、これ程凶暴な性格になるとは、思っていませんでした。
ただ、物心つく頃、我が家に遊びに来た従弟の子供るるちゃんに、滅茶苦茶可愛がってもらったおかげで、小学生くらいの女の子にだけは、なつきます。
人も犬も、子供の頃の体験が、性格の形成に大きな影響を与えるのは確かです。
まるの物心が付く時期に、側にいてやれなかった事が心残りです。せめて、本社転勤があと3か月早ければ。
わしが側にいて、ぼんの時と同じく、色々な人に会わせていれば、まるも、人見知りのしない子になっていたかもしれません。
まるが我が家に来て、今日でまる4年です。人見知りが激しく、性格が悪くても、大切なわが子です。まるちゃん!これからも、ずっと一緒にいてね。
Posted at 2017/02/16 21:25:40 | |
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