
2011年7月25日ブログより
今日でこの子が亡くなって丸4年です。
早いものです。
17年間一緒でしたので、人生のほぼ半分近くをこの子と過ごした事になります。
いつでも一緒、どこでも一緒でした。
寿命だから仕方無いとは言え、この子のいない生活は、やはり寂しいです。
毎朝6時に起こしに来てくれて(日曜日もお構いなしでしたが)、仕事から帰る時間になるとずっと一人で玄関で待っていてくれました。
TVをあぐらをかきながら見ていると、必ず膝の上に乗って来て、その内に眠ってしまいます。そこで、膝から降ろそうとすると、途端目を覚まして「ウー」と抗議のうなり声を出します。「すみません」と謝って元の姿勢にもどりながら「俺は会社では総務担当として社員に気を遣い、家では犬にまで気を遣わなあかんのか!」と一人で文句を言いながら、元の体勢を続けます。この子が完全に熟睡するまで待って、そーと座布団へこの子を移して、気付かれないようにTVを消して、部屋を抜け出たら成功!ちなみに写真は眠くなった時の状態で、顎を自分の腕に乗せて来たら眠くなった合図です。アホな事をしていましたが、今思えば結構幸せでした。
替わりの犬を飼う事を何度も考えましたが、この子の事を思うと、暫くは飼えそうにありません。
このブログを書いたのが、6年前です。
今日は先代のぼんの命日です。
今日で10回忌になります。
早いものです。
今は2代目のまるが居ますが、先代ぼんちゃんの事は忘れていません。写真は、まるが我が家に来た時、ぼんの遺影に挨拶した時の写真です。
本当に優しい子で、いつも笑いかけてくれました。
ぼんが我が家に来たころ(1990年)には、デジタルカメラは無く、ぼんの最古の写真はフィルムです。
そのため、ネガの傷がそのまま画に残ってしまいます。
デジカメ導入後も、初期のデジカメは、メモリーカードの容量が少なく、一度に多数の写真が保存できませんでした。
また、写真を撮るのがわしなので、母とぼんの写真は多数残っていますが、わしとぼんの写真は、ほとんど残っていないのが残念です。もっと一緒に多数の写真を撮っておけば良かったと、今になって思います。
20歳から37歳まで、17年間一緒だったので、本当に我が子のようでした。
亡くなった時、福岡勤務で、最期の時に側にいてやれなかった事が、今でも心残りです。亡くなるひと月前に帰省した際、衰弱して、立ち上がるのも、おっくうそうな状態なのに、福岡へ戻る前日、わしの所へヨロヨロ歩いてきて、手をペロペロ数回舐めました。その時「ああ!この子に過去何万回と手をねぶられててきたけど、これが多分最期になるやろな、この子の最後の挨拶かもしれんな」と思いました。
自分が将来亡くなっても、「あの世でも、この子と一緒に暮らしたい」
そう思っています。
Posted at 2017/07/25 02:00:00 | |
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