
まるちゃんと行く東北の旅二日目。八幡平のペンションを出発し、高速と下道で一路恐山へ向かいます。
恐山は下北半島の先の先にあるので、高速下りてからも結構時間が掛かります。
恐山の手前まで行くと、三途の川がありました。三途の川の橋は通行止めでした。
三途の川を過ぎて、いよいよ恐山菩提寺です。
恐山はペット同伴禁止なので、まるは門の周辺までしか行けませんでした。
門の横の大仏様には、まると一緒にまるの病気退散をお祈りしました。
まるを車の中で待機させて、いよいよ恐山お参りです。
立派な門がお出迎えしてくれました。ちなみに、亡くなった人に連絡してくれるイタコは夏と秋のお祭りの時しか、恐山にはいないそいうです。
建物があるのは門の周辺だけで、
火山性ガスの影響で、他は荒涼とした風景が広がっています。
あちこちにお地蔵さんや祠、碑が点在していますので、
ひとつひとつにまるの病気退散を、先代のぼんちゃんの魂にお願いします。
「ぼんちゃん!どうかまるちゃんをそちらに連れて行かないで下さい!まだまるちゃんをお父さんとおばあちゃんの側に置いておいてください。まるちゃんの病気を治してあげてください。どうかどうかお願いします」
お地蔵さんや祠碑ひとつひとつ、まるの延命をお願いしました。ちなみに母は足場の悪い恐山の祠巡りは早々にギブアップしたので、本堂周辺に祠のお参りを母に任せて、奥の祠巡回はわし一人になりました。
色々廻ったお地蔵さんですが、優し気なお地蔵さんにまるの病気退散をお祈りしてふと台座を見たところ、
「延命地蔵尊」とありました。あわてて「延命地蔵様!どうかどうかまるの延命をお願いします!」と改めてまるの延命をお願いしました。
延命地蔵様にまるの延命をお願いした後は、浜の方へ抜けると。
浜の名前は「極楽浜」でした。
極楽浜には震災で亡くなった方の慰霊碑がありました。鎮魂の鐘と希望の鐘を鳴らして、震災で亡くなった方へのお祈りをしました。
旅の目的であった、「恐山で先代のぼんちゃんにまるの長生きをお願いする」は無事終了しました。
「まるちゃん、大間へ行く」に続きます。
Posted at 2024/06/16 15:26:43 | |
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