バルブクリアランス計測

日曜日は、オイルパンを比較した後に
バルブクリアランスを計測して、
購入するシム厚の計算をしました。







これがなんとも、炎天下の作業よりも過酷・・・
エンジンスタンドは物置の中にあるので、直射日光はあたらないものの
風がまったく通らず蒸し風呂状態！
５分中に居るだけで汗が吹き出てきます。

熱中症にならない様に、ちょこちょこ外に出て涼みながら計測したので
時間もかなりかかりました。

おまけにカムキャップボルトがｗｗｗｗ






ポッキリ折れました！


カムシールが入るキャップのところだけボルト細いですね！
整備書では、締付トルク2.0ｋｇ-ｍとなっているのですが、
このボルト締める時だけ違和感が・・・と、思っていたら折れました。
頭１０mmですが、初期型と同じ1.0ｋｇ-ｍで締めた方が良さそうです。


まあ気を取り直して・・・（汗）
ピストンリング合口隙間の計測同様シクネスゲージでの計測ですが、
この感覚が難しい・・・・・

そこで考えました！

自分の基準！
カム山トップの位置は全て同位置（リフターの真上）で計測。
シクネスゲージは、入らなくなる厚さを見付け出して
その-0.01mm薄い厚さで確認！
一気にズボッて入る厚みをクリアランスとしました。

そして、計測したクリアランスがこちら↓


思ってた以上にクリアランスが狭い！
逆にもっと広いと思っていたのに・・・
なんでだろう～？

考え付くのは、すり合せをしたから？

限度値を超えるような値はないのですが、
誤差が5/100ミリほどあるので揃えたくなるのが心情！
出来れば基準値にしたいけど、ちょっと下心も出てきて
少し詰めたい気も・・・
でも、こだわればこだわるほど購入する
シムの数も増えて出費がかさむし・・・・
シム1こ590円もしますから～



で、あれこれ考えながら作ったのがこの表！

＊印が付いている数値が購入するシム厚です。
とりあえず５個！

極力購入するシムの数を減らしながら、
理想のクリアランスにするためにｗｗ
これも数式入力して「ポン！」と出だせるように出来ないものか・・・？
現時点では出来ないので、自分の頭で考えました！

で、これをFASTⅡで品番拾い出してプリントアウト！

最後に確認～って思いながら見ていたら・・・・・

何か変？
なんか違和感が・・・・・

クリアランスが狭いのを、広げるには・・・・？
シムの厚さを薄くする？厚くする？　　・？？？？？

あ～～～～～～～～！

間違えてるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ！

ここでやっと気付きました！（滝汗）

この購入するシムの厚さの計算は、表を作った時に
クリアランスを入力すれば算出できるように
計算式を仕込んであったのですが、その仕込んだ計算式を
間違えて入力していたのでした！

その入力していた計算式は、
｛購入するシム厚＝組み込まれていたシム厚+（基準値ー計測値）｝
この式だと正反対の数値を出してしまいます。

正しくは、
｛購入するシム厚＝組み込まれていたシム厚+（計測値ー基準値）｝
なのでした！

まあ、購入してしまう前に気付いたので良かったのですが、
危うく時間とお金をムダにしてしまうところでした・・・（汗）


ってな訳で、たっぷり時間を掛けて考えた工程を
もう一度やることになった訳で・・・・
忙しかったぞｗｗ（笑）