目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
今まで、モデル5.1の調整を色々載せてきましたが、確定したと思っていたら違っていましたので訂正します。
前回の調整
セレクタはWOW(music)の位置で
各ボリュウムの位置
FOCUSは10から11時の位置
Thubassは8時(最小)
フロント出力は1時位
リヤ出力は12時半
モデル5.1のメインボリュウムは2時
と記述していましたが、
Thubassは8時(最小)と記述していますが、
これはボリュウムを上げてみて調整しないといけません。低音が出ているので、調整しなくてもよいと思っていましたが、低音の厚みを出すものであり、低音を出すものではありません。
モデル5.1の説明書には、「Thubassは低音増強するわけではありません」と記述されています。
では、このThubass何なのか。
わかり易く言うとFOCUSの低音版とみたいなものでしょうか。
重低音は、実際には再生されているのではなく、聞こえるように感じているものです。例えば150Hzと100Hzを同時に再生し、差の50Hzが聞こえるようにするという技術ですので、高性能のスピーカーは必要ありません。
調整はどう見極めるか。
ポイントは、低音が入っている音楽を再生して調整します。
前回投稿の中島みゆきのシングル2000やジェニファーウォーンズのハンター、マーカスミラーのシルバーレインなど、ドラムやベースの音がしっかり再生されているソフトで調整します。
再生してみて、Thubassをゆっくり上げていくより、少し大きく動かしてみて、低音がフロアー中心床より上に上がってくる位置があります。
ダッシュボード上に音楽が再生されているところの後ろに低音が聞こえるような位置があると思います。そこがおいしい位置です。
Thubassは8時(最小)ではなく、どんな車でもThubassは必ず上げることになると思います。お好みでということではありません。
音がバラバラにならずに、ちゃんとダッシュボードの位置に上がってきます。バスドラムの「ドスッ」という音が立体的にダッシュボードの高さに聞こえると思います。
(低音が両脇のドアから鳴っているようであれば、それはメインボリュウムとフロント出力の位置があっていません。スルーのままで聞いて調整してください)。
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これにより、それぞれの位置が画像のようになりました(調整ボリュムのカバーを外したところ)。
FOCUSは10から11時の位置
Thubassは1から2時の位置
フロント出力は1時位
リヤ出力は12時半
モデル5.1のメインボリュウムは3時から全開少し手前
前回はフロント出力の位置とモデル5.1のメインボリュムの位置を調整することがポイントでしたが、Thubassを調整することにより、音に厚みがでます。同時に低音がドアやフロアからではなく、「全て正面から聞こえます」。
wow(music)以外に切り替えてみて、中低域がでていることを確認する。また、THROGH(スルー)に切り替えてみて、聞いた時に、リヤドアのスピーカーの低音がフロントスピーカーにかぶっていないか確認する。一定の音圧で再生されれば、フロントスピーカーの音にかぶることはないと思います。また、TSXT(リヤスピーカー)に切り替えても低域がしっかり再生されることを確認する。
このプロセッサーは中低域に厚みがでますが、車によってはドアが振動しやすくなりますので、 軽自動車などで振動しやすい場合、振動する箇所だけを防振すれば良い思います。
今回、モデル5.1のボリュウムの位置を3時にしましたが、ヘッドユニットのボリュウムを上げていくと50%の位置で音が飽和して歪んでしまいますので、3時にしました(説明書では、純正ヘッドユニットでハイローコンバーターを使用している場合やヘッドユニットの出力電圧が大きい場合は、2から3時が推奨位置となっています)。純正ヘッドユニットにモデル5.1をつけたのであれば、ヘッドユニットのボリュウムの50%の位置がおいしいボリュウムになるよう調整する。モデル5.1のボリュームが大きいとフロント両方ドアに、へばりついた低音となります。ボリュームを下げると正面から低音が再生される位置がありますので、少しボリュウームを下げてみてください。
Thubassを少し上げておいて、徐々に下げて調整してみても良いかもしれません。小音量でも低音が細くなることはありません。
これを念頭にして調整すれば、「楽しめる音楽」が再生できると思います。
カーオーディオ好きな人なら言っていることわかると思います。
きちんと本来の音楽ソフトに入っている音を理解していないと、調整できません。ある程度の性能の良いヘッドホンでソフトの音を聞いてから調整すると参考にな
ります。
本来は、このモデル5.1は純正ステレオをオーディオとして再生してくれるプロセッサーです。調整がうまくいかず手放した方もいると思います。現在使用している方は、今一度調整の参考にしてください。
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関連情報URLの画像において、モデル5.1の開発者の最上氏が、次期モデルArestMS-1について解説していらっしゃいます。
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