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2026年05月27日 イイね!

中華VM22のセッティング(その2)

その2とまではいかない話なんです。
アイドルから僅かに開けた所の燃調で悩んでいたのは書いていました。
ワイヤーで引いた場合と指でバルブを持ち上げた場合で様子が違うことに気づき、試行錯誤していたんですね。
アイドルアジャストスクリューで持ち上げるか、持ち上げないかでした。


元々アイドルアジャストスクリューで持ち上げなくともアイドル回転していました。
このため、アイドルアジャストスクリューをスライドバルブに当たるか当たらない程度に締めていたのです。このときは
 ➡不具合が発生する。
アイドルアジャストスクリューを確実にスライドバルブに当てて持ち上げたとき
 ➡不具合は発生しない

スライドバルブとボディの間のクリアランスがガバガバな造りなので、隙間が多くてエアが通り抜けていたと思います。
アイドルアジャストスクリューを当てないときはボディの底部にスライドバルブがベタ当たりになるます。
スライドバルブではワイヤーの収まる場所が中心から外側に外れたところにありワイヤーを引いたときにはバルブを斜めに引っ張るような動きをします。


バルブが斜めになりスローポートから離れたところを空気が通っていきます。スローポート周りに空気は流れないのでポートからガソリンは出ず、空燃比は高く薄くなります。

アイドルアジャストスクリューを当てたとき、スライドバルブはアイドルアジャストスクリューと反対側に押されてボディと平行になります。そこからワイヤーで引かれてもスライドバルブは最初の数mm区間は斜めにならず引き上げられる。


Posted at 2026/05/27 15:37:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2026年05月23日 イイね!

中華VM22のセッティング(その1)

前回ざっくりのスロー調整をしましたが、アイドルからスローが綺麗に繋がらない*1ので、PB用スロージェット#40(ケイヒン)に入れ替えと、スローポートをΦ0.8mmにしました。今度は割と綺麗に繋がります。
*1:パイロットとスローの領域が切り替わるときに標準のΦ0.9では急に濃くなる感があり、またスロージェットの下の番手の手持ちもなかったので径を縮小しました。解決方法はポート径縮小以外にもスローエアジェット拡大でもできますが、元に戻すのが面倒なので・・・

スロージェットのサイズは好みがあるので大体そのあたりという感じです。シャープに回したければ中央値の#38~40のうち番手を下げてニードルをきっちり合わせ、逆にズボラにしたければ番手を上げてニードルの変化を誤魔化すのが良いと思います。

スロージェット交換する前にメインジェットを決めるためのニードルを探していましたが、スロー系が濃くなったので、再度ニードルを選びます。
 ・VM22用:ストレート径が細く濃い傾向
 ・VM24用:長さは短いが全体は回る、
       4J13 下から1段とほぼ同じ
 ◎4L6  :下から2段目

メインジェット
 ・#95   上のパワー感ない
 ・#102.5 クリーンに回る けど薄目 プラグは真っ白
 ◎#108  ガッツのある回り方

まだ小開度が薄目でトルク感はなくスロージェットは#42のほうが良いのか思案中です。
ざっくりニードル4L6, MJ#108にしました。

(2026.5.24 追記)
キャブのターゲットにしている排気量は125ccあたりなので、CT110の106ccにはスローポート径やパイロットスクリュー先端径の設定がやや大きいのかもしれません。

今回スローポートの径をΦ0.8に縮小しましたがニードルの選択を考えると、0.8ではスローポートから出る燃料が少なく、中間開度での径が細くなり選択肢が少なくなりました。スローポート径をやや大きくΦ0.8~0.85までの間にしたほうが中間開度の径バリエーションが多くなりそうな気がします。
Posted at 2026/05/23 15:08:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2026年05月22日 イイね!

中華VM22のインマニ延長

延長アダプターが出来上がってきたので取り付けました。
サンドペーペーでフランジ面の凹凸を減らしてから取り付けです。

全体



ドレンホース部分

ギリギリセーフです。欲を言えばあと数ミリ持ち上げたいですが、エアクリーナーダクトの高さとの兼ね合いがあり、このくらいで妥協なんでしょう。

後ろから



上から



カバーをかけて
 チョークなし



 チョーク中


カバーに当たることなくクリアしています。
私の場合は燃料コックの取り付け場所をずらすほかありません。


これでインマニの寸法は確定しました。あとはどうやって作るかですね。金属3Dプリンティングが楽かなと思いますが、ステンレス系が多くてどうしたものかと悩みます。
Posted at 2026/05/22 16:25:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2026年05月20日 イイね!

中華VM22と主要な寸法

小口径の真円断面バルブの2st用キャブでは安定性に欠けることから、4st用のキャブを試してみることにしました。
左側から調整機構にアクセスできるキャブは少ないことは以前も書きました。調整機構全部ではなく、少なくともチョークは左側からアクセスできるものとすると、中華VM22(長円断面)になります。

中華VM22はPD22に近い形状ですが、チョークの機構がキャブ入口にないためスッキリした外観になっています。そこは評価します。しかし、全体に大きいので、CT110にはギリギリの大きさです。頭のネジキャップ部分がフレームに干渉する位置にあるためマニホールドを外側に向けて逃げる必要があり、また、ケーブルアダプタもPB18のような曲がったタイプを使う(そのまま流用)必要があります。
(搭載の画像は下にあります。)

内部の部品はケイヒン系、ミクニ系、中華系パーツのごちゃ混ぜです。管理の安楽な点からケイヒン系の部品に置き換えられるところは置き換えて使うことにします。

外観









各部の寸法比較

パーツ 状況 中華VM22
寸法 mm
参考
中華VM24
参考
PB18/21A
ボディ キャスト 亜鉛ダイカスト 亜鉛ダイカスト 亜鉛ダイカスト
フロートボウル キャスト 亜鉛ダイカスト アルミキャスト 亜鉛ダイカスト
メインジェット 形状
ミクニ丸大風
ネジはケイヒン丸大
ネジ M5 x 0.8
頭部Φ8 mm
全長 9.2 mm
ケイヒン六角 ケイヒン丸小
付属サイズ Φ0.95 Φ1.05 #72
メインエアジェット
内径
入口径

Φ1.5
Φ2

Φ0.8~0.9
Φ3.8

Φ1.2
ニードルジェットホルダ 形状
ネジ部
内径
先端深さ
突き出し
穴数
全長

M8 x 1.0
Φ2.58
約3.7 mm
約2.3 mm
Φ0.6×12穴
34.8 mm

M6x0.75
Φ2.61
約3.5 mm
約0.8 mm
Φ0.6×12穴
29.5 mm


Φ2.62


Φ0.6x16穴
メインジェット取付穴
ネジ部

M5x0.8

M5x0.8

M4x0.7
ジェットニードル 形状
全長
根元径(20mm)
テーパー開始
4L6に近い
約49.5 mm
Φ2.50
26.0mm
4L6に近い
約47 mm
Φ2.53
23.0mm
D3050E
43.0mm
Φ2.50
20.0mm
スロージェット 形状

M5x0.8
全28.0 mm
ケイヒンPB互換
(多分)
M4x0.75
全長9.55
ミクニ小と互換
M5x0.8
全長28.2 mm
付属サイズ Φ0.35+ Φ0.42~0.45 #38
スローエアジェット
内径
入口径

Φ1.2+
Φ4.4

エアスクリュー規制

Φ1.4
スローポート
バルブ前
バルブ後
出口径

Φ0.9
Φ0.8(PS規制)

Φ1.0
Φ0.6~0.7
Φ2.5

Φ0.8
Φ1.0(PS規制)
パワージェット
内径
スタータージェット
内径
エア入口径

Φ0.4
Φ3.2

Φ0.4
Φ2.5
構造的に
なし
フロートバルブ 形状 Φ1.5
圧入
Φ2.5 弱
圧入のため
交換不能
Φ1.5
フロートバルブニードル 形状
外径
全長

Φ4.0
13.6 mm

Φ5.2
15 mm

Φ3.7
12 mm
フロート 材質
寸法
フロート高さ
プラ

22.0 mm
プラ

21.5 mm
プラ

フロート軸 位置
合せ面からの高さ

18mm

18mm

11 mm
フロートボウル 形状
寸法

深さ42.5mm

深さ35mm



搭載状態
評価用マニホールド(樹脂)に載せています。熱を嫌って厚目のインシュレーター(9mm)でカサ上げしています。上下はギリギリと書いたのは見てのとおりです。
スロットルワイヤーはPWK21_miniで作成したケーブル突き出し120mmをアジャスタを最大限伸ばして使いました。作るなら110mmくらいです。
エアクリーナーダクトが使えるようにインマニ延長パーツを製作依頼中です。搭載場所はもう少し後方になると思います。


下側のドレンホースがつく部分は10mmと少し余裕がありますが、キャブを内側に押しこんだら厳しい状態になるでしょう。


後ろから見てどのくらい横に出ているかですが、キャブのキャップがフレームに当たるギリギリでこんな感じです。 インシュレーターを外したり、マニホールドを延長するとフレームの最も太い部分から離れるのでもう少し内側に入ると思います。


上から



セッティングの開始
(1)アイドルできる設定の確認
ツルシの状態ではやはりアイドルが濃い目で、パイロットスクリューは1/4回転戻しという極小開度になってしまいます。
またパイロットスクリューの回転に対する空燃比変化は結構大きいことがわかりました。
これは困るので、スロットルバルブ上流のスローポートを
 Φ0.9 → Φ0.75
に変更します。
この変更でも
 パイロットスクリューの戻し回転数 1/2回転
です。
アイドルは回転数が最も上がる位置で暫定値を決めました。下から6.35mm六角ビット用のラチェットハンドルを使って差し込まないといけないのでとても面倒でした。

(2)スローとニードルの組み合わせ
次はスロットル1/8開度のガッツ感をみてスロー部分を調整していきます。
スローエアジェットは固定なので、スロージェットの番手とニードルのストレート径でバランスを取っていきます。今は別番手のスロージェットが手元にないので、標準の番手で確認します。

(↑太い=薄い)
 ・VM24:薄い
 ・4L6 :薄い
 ・4J13 :やや薄い、クリップを1段下げて様子見
 ・4J11:濃い目、長さが短い
 ・VM22:濃い
 ・PZ27:未確認
 ・N68K(PWK21mini付属):未確認
(↓細い=濃い)

ストレート径は4J13ですが、1/2開度、3/4~全開のはどうなるか。
薄かった場合は中間から上で濃くなるVM24や4L6が使えるように、ニードルジェットをリーマー加工で2/100拡大する等考えないといけません。
実走はこれからです。


今ふと思い出しましたが、PD22を使っているXR100のリペアキットのデーターが参考になるのでは?
そのままは使えないですが、ニードルとニードルジェットは使えるかもしれません。まずはデータを読み込みます。
 ニードル:E2351G ストレート径Φ2.515 テーパー角2°30'
 ニードルジェット径:記載なし
 ニードルジェットノズル部長さ:記載なし

・・・と、やはりニードルジェットは自分で何とかするより他無さそうな感じですね。 2.56/2.58/2.60/2.62mmのどれなんでしょうね。
とりあえず、走ってみることにします。
Posted at 2026/05/21 12:10:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2026年05月10日 イイね!

中華PWK_mini(Φ21mm) セッティング (その5)

ニードルの詰めに入ります。

まず、  ①アイドルできること(アイドル時からニードル太さの影響が出る)
 ②小開度(1/4)くらいで息つきしない
 ③中間(1/2)で力強く加速できる
 ④開度大(3/4)でメインとの繋がりに違和感がない

を意識して選定します。

とりあえず、まずまずだったものは、
 ・4D10  クリップ下から4段目
   ニードルの根元の太さが一番あり、アイドルは薄くなる。ニードルの角度が大きく高開度ですぐ濃くなる傾向がある。
   ごく低開度では弱め少し開けば良し、高開度(3/4)はメインとの繋がり良い
   クリップ段数3段は試していませんが、低開度以外濃い目になりそうです。
   全体に平凡

 ・5DP10   クリップ下から2段目
   根元太さは4本の中で中間程度、中間の太さは最も太い(薄目傾向)、ニードル角度は中程度で高開度でも薄くはならない。
   全体的に無難な感じ、クリップ段数変更で扱いやすい

 ・4D3   クリップ下から3段目
   根元太さは4本の中で中間程度、中間の太さは最も細い(濃い目)、ニードル角度は小さくで高開度で薄くなる傾向。
   低開度は弱め、中間~3/4は力強い
   劇的な演出だが微妙に遅いというパターン

 ・4P3   クリップ下から3段目
   根元太さは4本の中で最も細く(濃い)、中間の太さは2番目に太い(薄目)、ニードル角度は小さくで高開度で薄くなる傾向。
   低開度で力強く、中間~3/4は平凡
   クリップ位置を下げれば高開度は良くなるのかもしれません。



下表のどのニードルでも充分走れますが、〇は開け方に少し気を遣うような程度です。
時間がないので試していないクリップ位置もあります。

ニードル/
クリップ位置
低開度 中間 高開度
4D10
下から4段
ーー
5DP10
下から2段
4D3
下から3段
4P3
下から3段

ニードルのプロファイルは非常近く、±2mmずらせばほぼ重なるくらいの僅かの差です。


(2026.5.12 追記)
ニードル 4P3 のクリップ位置を下げ、下から2番目にしてみました。
併せてスローエアスクリューの戻し回転数を微調整して1回転戻しにしたところ、低開度~中開度濃い目で加速型、高開度は平凡な感じの特性になりました。これでいいんじゃないか?という感じがします。アイドルから低開度での力強さは頼もしいです。

(2026.5.15 追記)
ニードル4P3 は気温の低いとき(10℃くらい)では調子が良いのですが、気温が高いとき(25℃)ではアイドルが濃すぎ、エアスクリューの戻し回転数が多くなる現象が出てきました。
気温が高いときには根元の太さが中間程度のものを使って
 ニードル 5DP10  クリップ下から2段目
 エアスクリュー 1+1/4戻しあたり
が調子が良いようです。

-現状のメモ-     
パーツ 2026.5.6 見直し値
2026.5.12
メインジェット ケイヒン六角
#98
ケイヒン六角
#98
メインエアジェット Φ1.0
ニードルジェット 中華品
Φ2.60
ニードルジェットホルダ 中華品
穴数 Φ0.55×8穴
ジェットニードル 5FL11
クリップ位置下から2段目
4P3
クリップ位置下から2段目
スロージェット
エアスクリュー
ニードル5FL11 で
#36
スローポート(バルブ後)
Φ0.3
アイドル1/2回転
走行5/8回転
ニードル4P3で
#36
アイドル3/4~1回転
走行7/8~1回転
ニードル5FL11 で
#36
スローポート(バルブ後)
Φ0.35
アイドル3/4~1回転
走行3/4回転
スローポート(バルブ前) Φ0.8
スローポート(バルブ後) Φ0.35 Φ0.35
スライドバルブ バイパスホール
Φ0.9
バイパスホール
Φ0.9
パワージェット 無効化
ホース外し
フロート高さ フランジから
21 mm
フロートバルブシート Φ2.5~3.0
漏れやすいなら縮小
表の色 未着手,仮置き 結果 NG
評価中 結果 NG
決定 結果 NG


(2026.5.13 追記)
PWKはレスポンスの非常に良い、いいキャブなんですが、特殊な形状のスライドバルブのおかげで全閉時でもスロー・メイン系から漏れること、下流のポートからダダ漏れする特性と併せて、4miniで使うにはこれくらい改造しないと安定しないということがわかりました。

20年前に全開時はPD22というキャブと同等であるという話をHPにも公開したのですが、その頃の印象と変わらずレースやスポーツ用途には最適ですが、街乗りやツーリングにはどうなんだろう・・という感じです。 
CT110のエンジン・車体の性格上、小開度でゆっくり開けても、ラフに開けても安定して燃料を供給できるキャブの方が良いような気がします。
Posted at 2026/05/10 13:58:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記

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