実は Ken-G. 、プラモデルも大好きな趣味なんだけど、年をとるほど作る時間なんて無くて、プラモ買っても作らず終い→ 結局リサイクル屋に処分というのが現状だった。
それが時代はススんで、便利になったモンだ。
なんと昔のガレージキットレベルの完成品が、今や一般的に出回っているのだから( 笑 )。
特にバンダイの大人向けガンダムフィギュアシリーズのブランド
“ メタルロボット魂 ” や
“ Ka Signature ” 、
“ GUNDAM FIX FIGURATION ” 、が凄いコトになっている!
完成品のロボット玩具と言えば、Ken-G. 世代には “ 超合金のヒーロー・ロボ ” のイメージだが、ジャンル的には同じモノに相当する。
しかしそのクオリティーがハンパない!
そして遂にと言うか、とうとうと言うか・・・。
Ex-Sガンダムが完成品で、しかもガンダムセンチネルのリファイン版が一般販売されるなんて・・・!
コレは自分へのご褒美だとばかりに Amazon で購入( 笑 )!
手にしたそれの、相当な仕上がり具合に思わず感慨深い想いに馳せられた!
そこで Ken-G. は、以前
“ 機動戦士ガンダム サンダーボルト ” のブログで予告した( っぽい【 笑 )
“ ガンダム センチネル ” のあらすじも兼ねて、このEx-Sガンダムのフィギュアモデルを紹介しようと思い
勃 立ったワケだ☆
※駄文・長文につき、ツマラナくても『
この時間ドロボー! 』とかのクレームは受け付けかねます【 笑 】。
それでは・・・!!

機体番号 MSA - 0011 Ext 、通称 “ Ex- S( イクスェス )ガンダム ”【 開発コード名 ι ( イオタ )ガンダム 】。
Sガンダムに追加装備を加え、オプション無しの基本のモビルスーツ( 以下 “ MS ” )モードとは全く異なる超高機動・高出力・大火力の運用を目的とした機体。
コアブロックシステムによる分離・合体で運用される通常のSガンダムに対し如何に異なるか、端的に言うと
追加装備により分離・合体を廃して長距離・高速侵攻用の形態( Gクルーザー・モード )へ変形、大型ブースターパックと大火力により攻撃点への急襲、MSモードでは圧倒的な機動・攻撃力、更にはIフィールドによる防御力を実現した、という点だろう。これはモビルアーマー級の推力・機動力・攻撃力を、その欠点である運用時間を補った上で、戦闘局面へ至短時間で自力投入し、強大な火力により拠点へ決定的な打撃を与えて制圧を達成するという、戦略兵器的側面も有する事を意味する。
一年戦争以来、地球連邦軍全般に植え付けられた “ ジオンの恐怖 ” は、いつの時代にもオーバースペックな絶対的 “ ガンダム信仰 ” が欲される、それを象徴するMSでもある。
グリプス戦争~第1次ネオジオン戦争の間、劇的に発達したムーバブル・フレーム機構で全身の構造を極限的にまでユニット化する事により、様々な追加装備への換装で多様な局面に即応して戦局の優位化を狙った “ 戦略的マルチロール性 ” を実現するためのシステム群全般の呼称が “ Sガンダム ” であるとも言える。
そればかりか、アナハイム・エレクトロニクス社が指標する究極のガンダム・システム、いわゆる “Z計画 ”( → Zというアルファベットがその最終文字である事から、到達し尽くした極み = “ 究極 ” と意味付けられる事がある )の実現を宇宙世紀( 以下、“ UC ” = ユニヴァーサル・センチュリー )0088年の時点で端的に具現化した機体が本機なのかも知れない。
このSガンダムは、 MSZ - 010:開発コード名 θ( シータ )ガンダム = 通称 “ ZZガンダム ” が設計段階で構造に欠陥を孕んでおり、多様な運用要求には応えられないという問題を根本から見直した設計がされ、後世のガンダムタイプMSも及ばぬ程の火力と推力のスペックを有する機体として存在した、希有なMSでもある。

Sガンダムは分離・合体システムでの運用もされる為に3名分のコクピットブロックを有するが、MSモード時はコアブロックに制御系が集約される。準オールレンジ兵器とも呼べるインコムシステムも導入され、過剰とも言える兵装により複雑化した火器管制システムはほとんどがコンピューター制御で自動的に行われる。これにより、一般的なパイロットによる操縦でもその機動力・攻撃力はニュータイプ専用MSに匹敵するとも言われる。
元々は実験的に採用された人工知能による全面制御が前提として設計されてあり、その人工知能は “ ALICE ”( Advanced Logistic & In-consequence Cognizing Equipment = 発展型論理・非論理認識装置 )と呼ばれる。余談ではあるが、後年のUC0096年にアナハイムの出資元であるビスト財団がZ計画外に開発したMS、RX-0に装備された “ インテンション・オートマチックシステム ” の防御機能や “ デストロイ・モード ” 時のパイロットの意を介さない無尽蔵な破壊的機動にその発展が垣間見られる。逆を言えばUC0088当時にニュータイプ研究所等からSガンダムとその人工知能に目を付けられなかった事は、幸いとも言えるだろう。
そのALICEが人間のパイロットを必要不可欠とするのは、人工知能が “ 人間並みの判断力 ” を学習する為の “ 教育 ” の過程期間でのみである。
その教育過程において人間の曖昧さも併せ持つ判断力を学ぶためには、優等生なパイロットでは役不足であり “ 不条理な ” 人物が必要とされた。人工知能が完成するに至るまでは、人間の我が儘さという非論理性すら飲み込み適切な判断を算出し得るための教育が必要であった。ALICEの完成後は無人MSとしての運用段階に入る。
そもそも単独で大気圏離脱が可能な程の推力を持つこのExtモードとBstモード( ブースターモード。Exsモードの背部ブースターパックを脚部にも換装して装備したもの )での最大推力運用は、おおよそ人間の耐えられるものではない事は想像に容易い。
Sガンダムは実験用MSとしてスケジュールが組まれていたが、そのハイライトである人工知能 = ALICEは実験途中で開発が中止( 実質的には妨害・封印 )されてしまう。
機械は軍規には忠実であるが、一人間に忠誠を図る “ 心 ” は持たない。→ これは部下という “ 人間の頭数 ” が権威を左右する軍閥から疎まれた事情から、ALICE開発者の暗殺なども含めて半ば強行工作的に封印が施されたのである。
UC0088年2月、連邦軍の内戦であったグリプス戦争が終結を迎え、連邦疲弊のタイミングを狙っていたネオ・ジオン軍の急速な台頭によって地球圏の緊張が再び高まり、地球連邦軍は対ネオ・ジオンに向けた部隊の再編を急ぐ。Sガンダムは急編された α 任務部隊( タスクフォース・アルファ )所属のアーガマ級新鋭戦艦、ペガサスⅢに配備された。
一方、壊滅に至ったティターンズではあるが、彼等を支持するMS教導団による部隊:ニューディサイズが反旗を翻した “ ペズン事件 ” が勃発。α 任務部隊はニューディサイズの討伐任務に当てられる。その際に出撃したSガンダム・Bstモードは、いわゆる “ 有人モード ” でリミッターを掛けられた仕様であった可能性が高い( とは言え10G以上の加速で急襲を掛け、高負荷にさらされたパイロットは操縦桿の火器トリガーに手を掛けるのがやっとだったにもかかわらず、Sガンダムは敵の拠点を壊滅に追い込んでいる )。

ALICEの封印には開発に関わった技師も当然立ち合っており確実なものと思われたが、実際には巧妙な偽装が仕掛けられており、封印からは免れていた。そしてパイロットの言動から様々な “ 感情 ” を学び始め、Sガンダムがまるで勝手に動き、戦うかのような挙動を見せ始める( 奇しくもSガンダムのパイロットは本人も知らずして、ALICE開発者の息子だった!)。

一方で、ニューディサイズは増援部隊から新型MS、ORX-013 “ ガンダムMk.V ” を受領する。ニュータイプ研究所でもあるオーガスタが開発した、一般パイロットにもオールレンジ攻撃を可能とさせるMSである。その性能は教導団のエースパイロットによって絶大なまでに引き出され、ZZガンダムの増加装甲試作機であるFAZZを3機ともほぼ同時に殲滅する程の、恐るべき強さを見せた。
そのMk.Vですら、Sガンダムは撃破してしまう・・・。
人工知能制御本来の性能の片鱗を覗かせつつ、驚異的な戦闘力を発揮し出すSガンダム・・・。
大気圏突入寸前での最終局面では、ALICEの人工知能としての機能はほぼ完全に近い状態にまで至っていた。しかしニューディサイズの決戦兵器でもある大型MSを退けた際に、落下の危機に陥ってしまう。そしてレッド・アウトの限界を迎える中で、“ 生き残るべきは人間、その為のシステム ” との判断を下したALICEは、3人のパイロットが乗ったコアブロックを強制的に分離。Aパーツ( 上半身 )とBパーツ( 下半身 )のみを再合体させて敵の質量爆弾と主力陣を撃破する。
大気圏突入能力を有するのは、コアブロックのみ。赤熱化するSガンダムの機体は燃え尽きながら地球へと堕ち行く・・・。
『 さようなら・・・ 』というコンピューターの残留思念。
この時、ALICEは “ 人間 ” だった・・・。

以上、ガンダムセンチネルのあらすじでしたが、いかがでしたでしょうか( 笑 )!?
→ Ken-G. の妄想ではありません! ほぼ本文からのコピペです【 爆 】!
ただいちいち本文を読みながらのコピペでは時間がかかるので、我が駄脳のメモリーからのコピペです( 笑 )!
→ つまり、それほど
“ トラウマ ” となっているのが、センチネルなん DEATH【 爆 】!
ガンダム センチネルと言えば、デザイナーの
カトキハジメ氏の実質的デビュー作品でもある♪
“ ヒーロー・メカには、強そうなデザインと必殺の武器 ” というデザインの潮流から、“ この機能だから、このカタチ ” という自己の工学的手法を取り入れた彼の作画は、元はヒーロー・アニメでもあるガンダムを恐ろしく
リアルなモノへと錯覚させる説得力があり、それをセンチネルで見た Ken-G. は、ただただ屈服するより他なかったワケだ( 爆! )☆
⇧ の見上げポーズも、いかにもカトキ・デザインが滲み出ているでしょ( 笑 )♪

さて、このフィギュアの特徴は、本当に良く “ 動く ” んだよネ!
⇧ 特にエンジンを内装する大型の肩ブロックは、このように前後にスイング出来るだけでも嬉しい♪

前方に肩をスイング☆
コレばかりか・・・、

肩の装甲の “ 割れ ” に注目!
これはユニコーンガンダムのデストロイ・モードとは違うからネ!
→
“ 内骨格の動きに合わせて、外装は自在に最適な位置へ動く ” というムーバブルフレーム式MSの特徴を端的に表現したギミックなのだ☆
現在、マスターグレードというプラモデルのシリーズでもEx-Sガンダムはあるけれど、そちらではこの肩装甲の割れギミックはナシ。
→ で、雑誌・フライベーターかかわらず、モデラーはこぞって肩のプラパーツをシコシコ切った・貼った・削ったしてコレを再現する事が、
至高の悦びとなっているのだ【 笑 】!
まさに、
み~んなセンチネルがトラウマってワケ【 爆 】!

モデルグラフィックス誌の
“ 別冊 ガンダムセンチネル ” 誌上にて世に出た、カトキハジメ氏による
リファイン版・Ex-Sガンダムのイラスト。
そして・・・、

同誌による立体作品!
→ コレが全てのトラウマの始まりだ【 爆 】!
製作当時はEx-Sガンダムのプラモなんて、無い。
→ 生み出す側は、
フル・スクラッチなんだよ!
つまり、
全てをプラ板やパテのカタマリから削り出して作る!
そして誌面中ほとんどの作例がフル・スクラッチビルドが基本、という
メチャメチャ高過ぎるハードルに、12才の少年:Ken-G. わ当然のごとく戦慄しちゃうワケよ( 笑 )☆
この年頃に影響を受けたモノって、生涯、影響され続けるでしょ!?
スカイラインも然り【 笑 】!
【
つ~か、原型が凄すぎてMETAL ROBOT 版がショボく見えてキタ・・・( 爆 )! 】

原型は更に腕のムーバブルフレーム構造まで再現! スゴい!
コレ、28年前のモノだよ!
このセンチネルの
時代を超越し過ぎ感は、現在ガンダムアニメ作品やプラモなど幅広くデザインを受け持つカトキハジメ氏の活躍に見て取れる☆
ガンダムがロボットアニメの “ ガンダム以前/以降 ” なら、センチネルは、ガンダム界における
“ センチネル以前/以降 ” なんだよネ♪

横からのアングルは、Ex-Sガンダムのボリュームと流れるようなラインがが良く分かる位置☆
このフィギュア版は非変形式だけど、その分プロポーションが非常~にイイ♪

背部からの眺めは、もはや
なんじゃコリャ~!な、ゲテモノ感【 爆 】
!
もはや背部に装備されていると言うよりも、“ ロケットブースターとプロペラントタンクにモビルスーツがくっ付いている ” ような感じだ【 笑 】!

力の掛かる関節部分や金属的な表現をしたい場所にはダイキャスト合金とメタル塗装が施され、それからナント指は軟質のゴムっぽい素材が使われており、微妙な表現に応じてくれる!
よくぞ普及版の市販品でここまでのクオリティーを出せたモンだ。と、しばらくプラモデルから離れていた身には、いたく感心させられる “ 玩具ならぬ、作品だ ” ( 笑 )♪

ちょっと暗くしてみたら、雰囲気も変わる☆
いやぁ~完成品のフィギュアモデルって、凄い( 笑 )!
マスターグレードのEx-Sガンダム買って、思うがままに整形・塗装までしたら、材料代合わせて
¥1万は超えそう( Ken-G. なら先ずはマスターグレードのデカ過ぎる頭部を、1/144買って移植する【 爆!)
だからね~( 笑 )。
それを考えたら、この METAL ROBOT 魂版のEx-Sガンダムは
約¥1万8千。
プラモ作る時間も考えたら、このシリーズは
ちょっとクセになるかも!
⇨ つーか、そういう購買層を狙っているよな、コレわ【 笑 】!
※タイトル画像のSガンダムと途中にあるFAZZの画像は何か、って?
→ 死亡フラグ DEATH 【 爆 】!
( と、出ドコをゴマかす【 笑 )