ガンダムMk-Ⅱ に続いて、羽田空港・全日空VIPターミナルのセキュリティーロボット( 爆! )、
ANA ☆ ガンダム にインスパイアされてHDDから発掘したガンプラ画像、今回はRX-78 ガンダムNT-1を
サクッと紹介する( 笑 )♪

RX-78 NT-1、通称 “ アレックス ” 本体。
Ken-G. が組んだガンプラの中で設定カラー通りの塗装を施したのは、後にも先にもコレだけだったりする( 笑 )。
このキットは顔の修正とディテールを増した程度で、大きな改造はナシ。その代わり細かいパーツまで全て丁寧に塗装の処理を施工。
NT-1は劇中でも “ 新品 ” として登場するので、ウェザリング( 汚れの表現 )はNGと規定して、キレイさを追求♪ 白い装甲にはメタリックブルーで、その他のパーツはシルバーで下塗りしてプラスチックの軽い感じを低減。動かしたりブツケたりしてハゲると下地のメタリックカラーが現れて、経年劣化も楽しめるようにした
☆
左肩に手書きで入れた下手クソなアルファベットは、
“ Phase-4 ” 、日本語で言うところの
“ 4型 ” や
“ 第4段階 ” を意味する。
一応、NT-1はガンダム
“ 4号機 ” とされているけど、本当かどうかはオフィシャル設定でもなんかうやむやになっているんだよね・・・。
このプラモデルキットであるマスターグレード・ガンダムNT-1の説明書内の解説によると、これまた一応 “ 連邦軍正式の4号機 ” 、即ち最初のプロトタイプ × 3機から続く4号機って事らしい?
それよりも解説の中で興味深いのは、ざっくり言うと
『 アムロが2号機を乗り出して世間にガンダムがバレてから、 “ 4機目 ” 以降のガンダムの開発が解禁になった 』とある。
⇨ この一文、ちょっとパンドラの箱を開けちゃった感:マシマシなんだよね。 “ 開発が ” を抜かして都合良く捉えると、 “ 3機のプロトタイプ以前に存在したガンダムも公表してイイ( ⇨ でっち上げても良い ) ” と拡大解釈もできる。
しかもNT-1の開発開始が戦時中のU.C.0079年8月だから、2号機の存在がバレる(
9月! )以前から造り始めてるやんけ
! ⇨ というツッコミも『 それも2号機の存在が明らかになってから公表されたモノ 』とかわす事が出来る、
非常~に素晴らしく御都合な設定に、NT-1自身も当てハマる【 爆 】!。
恐るべし商魂、バンダイというオフィシャルの
まーけちんぐ戦略だ( 笑 )。
だから陸戦型ガンダムやフルアーマーガンダムなんかもホイホイと出せる訳で、正史に整合するならスピンオフ作品や一年戦争時代のまだ見ぬ “ なんちゃらガンダム ” をバンバン出せる事になる。
ま、昨今の
サンダーボルト のように余程の優れた作品でも生み出せなければ無理だけどね。でなければガンダムのバーゲンセールになってしまうし、そのうち
RX-78坂フォーティーエイトとかデビューしかねない【 爆 】
!
ちょっと話は逸れたけど( 笑 )、Ken-G. はNT-1を
“ 4号機であり、RX-78の改良4型 ” と解釈している。
ちょうどアレ、ランサーエボリューションの3までって車の型式はいっしょでエボ○の数字の部分は別にフルモデルチェンジではないでしょ?
それと同じくNT-1は、ランサーがモデルチェンジしてエボ4が出た時と同じような感じなのかな、と。
つまりエボは初代から改良を重ねた分だけ数字が上がる。だから3度目の改良はエボの3型でエボ3。
で、エボ4は母体のランサーがモデルチェンジして新型になったら、そのエボグレードの数字もカウントされて “ 4 ” になったでしょ♪
同じくNT-1は初代プロトタイプガンダムの3号機までとは全く違う新規開発。まず単純に、それで4番目。
次に連邦軍正式としての “ 4機目 ” は、ホワイトベースへの配備が軍事作戦としとも決定していたから、正式採用カウントとしての4機目、というあたりが妥当か!?
いや、やはり Ken-G. 的にはランエボのカウントの仕方に近いと思っている。
もともと初代RX-78ガンダムが試作品として3機作られたのは、1号機から色々と作業を始めて問題が出る都度、2号機、3号機へと即座にアップデートを組み込む為だ。
1号機で出たダメ出しは1号機を直すのではなく、設計段階から2号機に組み込む。新設計を盛り込んだ2号機に問題が出たら、3号機に反映してより完璧なモノを目指す、というオンデマンド改良を正に素早くオンデマンドで実施するために3機の試作機が作られた。
そして
赤毛モジャ頭のクソガキが2号機を動かした時点では、未だ3号機( 小説版では所謂 “ G-3 ” と呼ばれている )は組み立ててすらいなかったのではないかと思う。
そして肝心のNT-1は、G-3のように後付け的にマグネットコーティングを施すのではなく、設計段階から組み込むという案で開発が始まったばかりで、この時点ではまだ “ 4号機 ” としては未定であり
オーガスタ研究所以外の他社・他部門との
競合中であったと推測できる。
結局、1号機はザクの攻撃で喪失、3号機は一部喪失したが部品状態でホワイトベースに搬入。ガンダム2号機のテストとアップデートは実戦運用の中で行うしかなくなった。
そこで作中当初からの2号機のスペックが
フェイズ1 = 1型。
補給鑑ミデアと合流したあたりで宇宙に上がる前に
マチルダパイパイ改良が施されて
フェイズ2。
それでも
安室の不満はソロモン攻略作戦あたりでピークに達する。
『 ソロモンだのア・バオア・クーだのクッソどーでもいいけど
紅白歌合戦用のダンスのキレにガンダムがついて来れない 』と。
その情報が容易く連邦軍上層部へ伝わっていたのは、ホワイトベースがレビル将軍の監視下にあったという好条件が幸いした。
だから先ずは手っ取り早くルナツーでマグネットコーティングを受けて
フェイズ3( ⇨ 小説版では組み上がったG-3に乗り換え )へ。
そしてハナからマグネットコーティングを組み込み機体レスポンスに優れるオーガスタ製のNT-1が競合の中から採用が決定される。
“ もう一度、
スーパーモンキーズの頃のキレが見れる ” と全宇宙が見守る
安室最後の紅白に相応しい
白いドレス = 新型のガンダム。それは連邦軍にとっても
“ 君ぃだけ~の~たッめ~のヒーロー♪ ” と歌えるプロパガンダにもなるのだ【 爆 】
!
NT-1は最終調整が終わり次第、直ちにホワイトベースへ配備して実戦投入される予定だった。間に合わなければ突貫工事でマグネットコーティングを施した2号機を続投。G-3は研究開発用にバラされまくっていたから不採用。
後は
安室のダンスパフォーマンス・データとのマッチングを図る調整のみ。この新型ガンダム = NT-1を
“ 4号機 ” として、そして
安室専用チューニングとしては第4段階:フェイズ4としての準備は万端( 笑 )
!
が、なんとNT-1は最終調整中に存在を嗅ぎ付けたジオンによって
ブッ壊されてオジャン【 爆 】!
結局はソロモン攻略以降も2号機を使い続けるハメになった
安室はライバルである
ロリコン大佐の彼女:
黒んぼエスパー少女をビームで丸焼きの刑に処して
ニュータイプ・ハラスメントを執行♪
そして時が健やかに、
赤い彗星も泣きベソだ( 笑 )。
以上、
サクッと紹介したのが、Ken-G. のNT-1に対する見解。
どうやら Ken-G. は派手なヒーロー級のモビルスーツよりも、“ 曰く付き ” のモビルスーツに萌えるようだと自己分析する( 笑 )。
それ故、このNT-1プラモの本体には設定通りのカラーリングを施した訳だが、別にそれ自体が目的ではなかった。
このNT-1に重きを置いたのわ・・・♪
“ チョバム・アーマー ” のカラーリング!!

大粒のデジタルドットを拡大したようなパターンは、モデルグラフィックス誌のFAZZからの
パクり【 爆 】!
裁縫ハサミでマスキングテープがキレイに切れれば良いが、そうもいかないのでデザインカッターでチマチマと切り出した( 笑 )。
こんなヒマがあった頃がマジで羨ましい
!!

明るく撮ると、こんな感じ♪
本当はよく見ると、青の中にもスプリッター迷彩パターンに塗られているのだが、如何せん目立たない( 爆! )。
もちろんこのカラーリングもウンチクがあって、やはりアーマー装置時のテストを月面なりコロニー周辺でやるなら、こういう迷彩パターンの方が目立ち難いのかな、と。

暗くして、見上げショット
☆

ちょっとシャッタースピードを落として♪
カメラ・アイが光って見えるのは、緑色の銀紙を切って貼ったから( ⇦ マジでヒマだなぁ~【 笑!)♪

部屋の明るさを戻して♪
実家の部屋だと背景がショボいけど、一眼レフならそれなりにカッコ良く撮れてしまう( 笑 )。
で、このNT-1のチョバム・アーマーなる装備は純然たる防御専用の増加装甲で、追加スラスターや武器の類は一切無いが、劇中でもその効果は遺憾なく発揮された
☆
だが果たしてこの増加装甲は実戦用装備かと言うと、甚だ疑問だ。NT-1本体の規格外のエンジン出力で重量増を補完してとは言え、この状態での攻撃用装備が無い。
増加装甲がヤラレる位の戦闘ならば、ビームライフルも弾切れか損傷で使用不能になる公算が高い。
つまりチョバム・アーマーは、試験中や輸送中に襲撃された時の機体防護のためだけの装備であったという事だ。
RX-78へ増加装甲と追加火器を装備させる、所謂 “ フルアーマー・オペレーション ” とは少し異なる趣もあるが、もしかしたら “ 防御専用 ” としてのテストヘッドだったという見方もできる
☆
その使用目的と有効性は充分に発揮され、コロニー内での調整中に襲撃された際は、ジオン軍モビルスーツの爆薬の攻撃に対してNT-1本体をほぼ完全に防護している。
しかしその後がいけなかった。直ちに援軍を呼ぶか、コロニーを脱出すれば良かったのになぁ・・・。
いや、NT-1もそれを嗅ぎ付けたジオン軍の一部も囮だった可能性が高い。事実、作中ではNT-1襲撃部隊の指揮官は囮である事を看破していたが・・・。

プラモデルキットには、劇中では未登場だったビームライフルとシールドが付属する♪
OVAタイトル:ガンダム0080 “ ポケットの中の戦争 ” とはよく言ったモノで、NT-1の存在をジオンにチクった主人公の少年は、事実がバレたら親族諸とも芋づる式に戦犯として投獄されること間違いナシな話だったナ( 笑 )。
おかげNT-1はザク相手に辛勝したものの、首チョンパの中破で使い物にならなくなっちゃったとさ、ちゃんちゃん♪
残念ながらNT-1は怪物的な推力スペックを有する筈なのに、
劇中ではクッソ弱かった【 爆 】!
それは当然で、テストパイロットは実戦経験も無い素人だった事から、フルパワーを発揮する “ アムロ・セッティング ” では扱い切れない。その為、とりあえず移動・搬送と最小限の機動試験をこなす程度な
“ ジム以下のモード ” で稼動されていた可能性は充分にある。
『 もしもホワイトベースに渡っていたら・・・ 』と、タラレバがメチャメチャ付くNT-1( 笑 )。Ken-G. 的にはアムロが乗ったらシャアを倒すどころか、生け捕りにする余裕すらあると推測する。
元々はメンタルヘルス等の精神分析機関であったオーガスタ研究所は、モビルスーツの反応速度を人間の限界にまで機械的に高めた機体として、総力を挙げてNT-1を完成させた。その目的は、通常の人間以上のモビルスーツ操縦反応を示すパイロット = ニュータイプによる運用であった。
それが凡人以下のクソパイロットのせいで役立たずにされたのだから堪らない。そんなオーガスタ研究所は、
心底、凡人に嫌気が差した【 笑 】!
でもNT-1喪失の憂いは、後年に報われる。
NT-1のモビルスーツとしての駆動機構やフレーム構造は優秀で、後のジム系等に多く採用され、“ オーガスタ系 ” と呼ばれるモビルスーツの製造・量産にあたる。
更に
電子顕微鏡みたいなメガネ装置を付けたハゲてる大佐からニュータイプ及び強化人間の研究を任され、NT-1で失った本来目指すべき研究を推進しまくる事が出来るようになる♪
ギャプラン、バウンドドッグ、ガンダムMk-V等、思い思いの傑作モビルスーツが開発できたのは、NT-1が礎であった事は間違いないだろう
☆
めでたしめでたし( 笑 )。
以上、
ガンダムMk-Ⅱ に続き Ken-G. が保管する数少ないガンプラの紹介でした。
実は作りかけでなかなか進まないガンプラがもう1つあって、今年こそ完成させたい
!
と毎年思ってかれこれ数年・・・。いや、今年こそは齢40代最初のガンプラとして組み上げたいとマジで考えている。
作れない時は、作らないうちに、作れないモノが、作られやうとシているのだ( 笑 )。
めでたしめでたし【 爆 】!