自転車も2年以上毎日使えば、そりゃあ寿命も見えて来る。
今まで乗っていた自転車はフロントのギアチェンジャーが壊れて本来18段変速が6段固定化、ホイールの歪みでブレーキの引きずりが出て漕ぐのが辛過ぎで( 笑 )。
で、ギアチェンジャー・ホイール・ついでにタイヤも交換したら、¥2万以上は掛かる。
¥3万5千の安物マウンテンバイク( 以下:“ MTB ” )に、半額以上の修理代を掛けるかなんて迷う訳が無い( 笑 )。
以前のチャリはマウンテンバイク “ ルック ” というカテゴリー。⇨ 要はフレームを MTB の形にしてサスペンションを取り付けて、他のパーツは全てママチャリ規格のモノ。
ホームセンター等で¥4万を切る価格で売られている MTB って大概ハマーだとかジープだとかラベリングされているでしょ( 笑 )。Ken-G. のシボレーも同様で、それらが MTB ルックという街乗りチャリ。
非常にショボい性能だが、ショボくてもフルサスペンション( 前後にサスペンション装備 )のチャリは、街乗りでもかなり有利♪ その圧倒的な乗り心地の良さを味わってしまうと、サスペンションの無いチャリになんかは乗る気もしなくなるから( 笑 )。
で、せっかく買い換えるなら、今度は本格的なモノがイイ。
とは言っても何十万円もする高級品は要らない。本格的 MTB として最低限の装備を有していて、セキュリティー用品も含めて¥10万以下に抑えたいから、自転車本体は¥8万以下の見積もり。
自転車が¥8万ってエラい高く思えるけど、スポーツ自転車の価格ってテッペン無しだから。モノによってはクルマよりも高いんだぜ( 笑 )
!
なモンだから、 Ken-G. が購入する MTB は本当に最低限のグレード。
でもその走破性はやはり自転車の中ではキングと言える MTB 。
⇨ そんな性能、通勤で要る?
一般道って以外と荒れていて、舗装路とは言えむしろ “ 悪路 ” に近い。凹凸や段差、溝、側溝の蓋の四角い穴等が無数に且つ不規則に点在していて、かなりハード
!自動車ではなく徒歩や自転車で一般道を移動すれば分かると思う。
それらの危険な要因に対しては、もう四十路の腕ではツラい( 笑 )。だから腕や体力をカバーしてくれる位、多少オーバースペック気味のモノでちょうどイイのだ。
何せ2輪だよ!? コケたら大怪我以上~あの世逝きでしょ。
ママチャリ並みの低速コントロール性、溝や段差に強い走破性、パンクとは無縁の太くて頑丈なタイヤ。通勤ってのは支障が出たら、それこそ死活問題だ。その毎日の通勤を安心して支えてもらう自転車として、MTB を選択するのは自然な事だと思ったワケだ♪

GT AVALANCHE SPORT( GTアバランチェスポーツ )29 インチ。
ボディーカラーは黒が在庫切れで、やむなく
赤・・・。
⇨ Amazon とかならまだ黒の在庫も在るらしいが、メンテナンスやセキュリティーを考えると店頭購入して面倒見てもらいたかったから、
彗星色でも仕方ない( 爆! )。

クルマ好きなら、最近の MTB の高性能化にはきっと驚くはずだ。⇨ いや、
萌えてしまうハズ( 笑 )
!
⇧ 油圧式ディスクブレーキは、大概の MTB には今や標準装備
☆

右側はショックアブソーバーのロックと可動の切り替え。平坦な路面でレスポンスを求めるならロックした方が走り易い( という人向け【 笑 )。左側は、AVALANCHE シリーズには減衰力の調整機構は付かないが、バネのプリロードをダイヤルで調整可能というシャコチョーも真っ青な機能( 笑 )
!
高価な競技用モデルになるとエアサスもある
!⇨ しかもエアの注入圧を変えてバネレートが無段階に可変・・・、 MTB の世界って本当にビックリさせられる。

GTの特徴である、“ トリプル・トライアングルフレーム構造 ” 。
普通の自転車の構成は、シートステー( 後輪車軸からのフレーム )はサドルチューブ( サドルが刺さっているフレーム )に繋がるが、GTではサドルチューブを通り越してトップチューブ( 上部のメインフレーム )にまで延長して繋げた結果に出来た “ 3つ目の三角形 ” で剛性を稼いでいる。
しかもサドルチューブ、トップチューブに加えて左右のシートステーもタワーバー的に溶接されている。
⇨ この剛性化がペダルの漕ぎの効率を良くしているのは、ハッキリ体感出来る
!
フルサスからの乗り換えという差し引きを考慮しても、ペダルレスポンスがかなりダイレクトで漕ぎ易く、乗っていて積極的に最適なギアへとチェンジしたくなる♪

でもカタログで謳われている “ 衝撃の軽減 ” は、語弊があるなぁ~( 笑 )
!
サスペンションが後輪にもあるならフレームの高剛性化によりサスペンションを良く動かして衝撃吸収を良くする、ってなら分かるけど、リジッドで剛性マシたらそりゃあ路面からの入力はガツガツ来るぜ
!
⇨ って、他のチャリが如何に
フレームがぽよんぽよんなのかが良く分かった♪
つーかGTというメーカーが本格的過ぎる証だよな、コレ( 笑 )。
何せ BMX や MTB の競技ではライダーはほとんどサドルからケツを浮かせた姿勢で飛んだり跳ねたりが当たり前だから、とにかく頑丈さが最優先。
“ 衝撃の軽減 ” とは乗り心地という対人用の衝撃吸収性ではなくて、“ フレーム自身が壊れないための応力分散構造 ” と見て取れる。⇨ カタログの表現力が乏しいのは、アメリカ製だから仕方ないか( 笑 )。
その辺は理解して買ったので、サードパーティーのサドルで解決♪
クルマ好き視線から見ると、 MTB ってのは本当に面白い( 笑 )
!

リアは9段、フロントが3段で27。
かなりローギアードだから、近所の急勾配の坂も楽チンになった( 笑 )。

29インチと26インチの差は、さながら大人と子供程ある( 笑 )。
アバランチェ・スポーツというグレードは27.5インチと29インチが選べるが、Ken-G. は安定性重視なのでもちろん29インチ。
タイヤの大径化によるメリットは古くはグループAのBNR32型GT-Rから実証され、最近のF1のみならず市販車にも降りて来ている臨床に基づいた発想。
⇨ それがチャリなら、その恩恵はモロに乗り手が受けちゃうから( 笑 )
!
ただし自転車の場合はタイヤの大径化によって地面からの車軸の高さは当然上がり、自転車単体での重心は26インチよりも29インチの方が高くなる。片足タイプのキックスタンドでは倒れ易くなってしまうというデメリットもある。
が、面白い事にサドルの高さが同じならば、乗車状態での重心はむしろ29インチの方が下がる。単純な大小の差が生む安定感が、これほど心地良いとは予想外だった( 笑 )。

乗り易さを追求して、さっそくカスタムパーツを導入している( 笑 )。

⇧ コレは “ バーエンド・バー ” と呼ばれるパーツで、要は延長補助ハンドル。
スポーツタイプのチャリって前傾姿勢を強要される。それは表彰台目指して死ぬ気でペダルを漕ぐ選手向けで、通勤には辛い( 笑 )。
よって歩行者や障害の無い状況では上体を起こしてリラックスして乗りたいから、Ken-G. はこのポジションにセット♪
通常は逆に、前にバーをセットしてより前傾姿勢になって空気抵抗を減らして
“ スピードの向こう側へ逝く ” セッティングにするのがセオリーらしい( 笑 )。
が、実際にそのように取り付けて試走したら、咄嗟のブレーキが握れなくてゾッとした( 爆 )
!
と同時に、
数多のスポーツタイプの自転車に乗っている連中が如何にアホかが良く理解できもしたよ( 笑 )。

リアのリジッド・ドライブ × 過剰な剛性により突き上げは、クッション性の良いサドルで
快ケツ( 笑 )!
⇨ さすがにフルサスには敵わないけど、通勤に耐え得る快適性は充分に確保出来た♪
ホント、今ドキのチャリの世界って奥深い
!
このチャリと出逢えて、通勤が本当に楽に、と言うか
楽しくなった【 笑 】!
以前の自転車がボロくなってからは、1Km以下の距離でもクルマを使うという田舎モン丸出しの行動をしまくったらいたが、アバランチェに乗り換えてからは半径5Km以内ならなるべくコイツで出歩くようになった
☆
ちなみに5Km以上の距離は、自転車は使わない。
周りの車に迷惑を掛けながら、一般公道を長距離走る様な
クッソ☆みっともない行為なんて無理だから( 笑 )。
チャリで5Km:25分なら、クルマで2分。⇨ コレ、ジョーシキ( 笑 )♪
巷に溢れる
道路の害虫 = ナンチャッテ☆ロードバイクなんぞメじゃない圧倒的な走破性のキャパシティー。
マウンテンバイクの恩恵は、もはや Ken-G. にとってライフラインに匹敵しているカモ( 笑 )。