
現在地:実家は、こんな感じ。
昨晩から雪が降り出して、午前中は視界がかなり悪くなる程降りしきり、午後には止んだ。
→ そこで見たのが天気予報。

明日の気温は4度で雨か雪、日中はたぶん雨だろう。
つまり今まで積もった10cm 程度の雪は、明日には消える。

週間予報でも高めの気温と雨マーク!
→ こりゃあ、イカン!
と、慌てて着替えて車で出かけた。
V37では未だ本格的に雪道走行をしていなかったのだ。
昨年2月の納車時は雪だったけど、慣らし運転中で1000回転までしかエンジンを回していないから滑らせようもなかった。
更に以降の青森県八戸市は晴れが続き、雪も凍結もほとんどナシ。
滑る状況でのクルマの素性を知る事が出来ないまま、雪とは無縁な神奈川県へ天気となってしまったのだ【 爆 】
!
そしてせっかく帰省して来た山形県では明日から雪が無くなる可能性・
大!
→ これではまた1年間、雪道走行が出来なくなっちまうぢゃねーか【 爆 】!
なんでそんなに雪道走行にこだわるのか、って?
当たり前だろ。
ドライよりも簡単に滑る降雪・凍結路面は、クルマの限界を知るのに手っ取り早いからだ!
雪道で急発進・急ハンドル・急ブレーキを全て試せば、危険に及ぶ範囲を掌握出来る。
いざ雪道を走る必要性に迫られた時、如何にどれ程滑るのか。
→ 知っているのといないのとでは、心の準備も対処も余裕が圧倒的に違う。
そのチャンスもお天道様の気分次第、つまりは今日の新雪・約10cm は、雪道練習にはかなりのベストコンディション!
待ちに待った、V37・FRの素性を体験する貴重な機会だとは、天気予報を見るまで気付かなかったという・・・( 爆 )!
テストコースは、
地元ネイティヴしかほぼ気付かない、とある
“ 広場 ”( 笑 )。
スピードは出せないけど、8の字旋回してとっちらかっても問題ない程度の広さはある♪
先ずは
VDC(→ リンク ):ONで、ハンドルを目一杯切ったところから急発進。
→ 横に行こうとしないで、ゆっくり、真っ直ぐ進むようにクルマが努力しながら後はドライバーがアクセルを緩めてブレーキを踏めば容易に止まれるように導く。降り出そうとする反対側の内輪にブレーキが掛かり、エンジン出力低下と相まって横滑りを止めようとする。と言うより、クルマの動きが束縛されている感じ。低速ならばかなり有効かも知れない。冬場の東北地方や北海道で通勤に使う人なら、恩恵を受けられると思う。
しかし、このクソ重いV37で速度が高い状態では焼け石に水なギミックだよナ( 笑 )。
続いてVDC:OFF。
→ 普通に滑る、普通のFRになった感じ( 笑 )♪
オープン・デフだからその場から回り始めるんだけど、意外にもアクセルの加減で円旋回出来ちゃう!
コレはクソ重い
“ 重量 ” によるトラクションなんだろうね。トラックとか、あのデカさ・重量に対してはタイヤが細いでしょ。あれはまさしく
自重でタイヤを地面にブッ刺すことによるトラクションなんだよ。
ただやはり速度が高いほど、コントロール性は失する。 “ 自由落下というモノは、言葉で言うほど自由ではないのでな( 笑 ) ” との格言と同じだ【 爆 】
!
それからまた意外だったのは、切り返しで8の字にも持ち込める事
!
→ ここらは
FRの老舗、日産らしいコントロール性の高いハンドリングだと確認出来た( 笑 )。
要するに、V37も
日産のFRな、穏やかなコントロール性だと分かった☆
後輪の限界を極限的に高いトラクションには設定しないで、その手前で落とした限界をコントロールの幅の広さに機能させる為の設計なんだろうね。
この特性は、従来の日産FRに乗り慣れたドライバーにはありがたいセッティングだ♪
後は
あくまでも重たいクルマという事を肝に銘じていれば、VDCの恩恵も受けながら、雪道もスムーズに走れると思う。
広場での滑らせ走行、特に切り返しのタイミングも探れば掴めるようになってきた☆
そんな楽しい真っ最中になりかけてきた時、犬の散歩をしている
ゾンビお年寄りがこちらを見ているのに気付いた。まるで
恐怖の赤い彗星でも見てしまったかのように、呆然と立ち尽くしているお爺さんの
心臓が止まったりシたらメンドクサイ気まずいので、やむなくお終いにして帰った( 笑 )。
ちなみに帰りには日影でツルツルの道路を選んで走って来たら、やっぱり滑るモンは滑る。
その滑り方だけでも知り得た本日の
暴走 セルフ安全運転講習会は、かなり
スカッとしたぜ【 爆 】!有意義だった( 笑 )♪
Posted at 2016/12/30 21:02:35 | |
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