ＨＫＳ スーパーパワーフロー リローデッド  

　
　レーシングサクション導入に伴い、これしか装着出来ないので使っています。

　俺は3000㎞毎にエンジンオイルを交換し、次の3000㎞でオイルフィルタを交換、その際にエアフィルタとエアフロメーターの点検・清掃をします。
　このパワーフローに交換後、びっくりしたのがエアフロの汚れ。エアフロ専用のクリーナーを吹きかけると、汚い油汚れが大量に着いていた事が判明しました。原因は言わずもがな、パワーフローの集塵オイルです。Ｋ＆Ｎも湿式でしたが、これの２年分位に相当するアブラの付着量でした。洗浄後は 、明らかにエンジンレスポンスが向上しました。で、フィルターをパーツクリーナーで洗って、乾式にして使用しました。3000㎞使用後、フィルターのチェックをしたら汚れていませんでした。何故なら、ダストをダイレクトに効率良く『吸って』いたからです。
　ホント、駄目ですねぇ～。ＨＫＳ。だから、現在は乾式専用の目が細かいフィルターを使っています。そのフィルターは集塵性能に優れるものの、かなりのレスポンスダウンを余儀なくされます。

　それに、エアフロとフィルター基部のフィッティングが甘く、ここに隙間があり、ホコリを吸っていた事実も判明しました。慌ててビニールテープベタ貼りで対処しました。
　サスガＨＫＳ、世界を代表するクソ・パーツメーカーですね。

　それにこのパワーフローのせいで、遮熱板のフタが閉まらなくなり、一部カットを余儀なくされました。おかげで写真の通り、この有り様です。

　自動車メーカーが予算の制限内で苦労して設計した純正パーツをＨＫＳの様な劣悪パーツで台無しにされた、設計者の気持ちが分かった気がします。
　だからみなさん、俺の様な失敗をしない為にも、安易にＨＫＳに手を出す必要はありません。こんなメーカーが淘汰されない限り、日本のチューニング業界の未来はあり得ません。
　俺の尊敬する知り合いで、元ラーメン屋のアニキはダメなパーツを『殺人パーツ』と呼んでいます。そのお方はガチでダートラやジムカーナに参戦し、装着して失敗したパーツをそう言っていました。
　そういう意味でもＨＫＳパーツはマジで殺人パーツです。ＨＫＳパーツのせいで車やユーザーが死にかねないし、人を殺しかねません。まさに『死の部品屋』ですよ。

　※価格はレーシングサクションの値段。