
ケルヒャーのマルチクリーナー、YouTubeでどこかの奥さんがウキウキで使用しているのを見てなんとなく買う。
ケルヒャー定番の高圧洗浄機とはちょっと違う。
リチウムイオンバッテリー内蔵で蛇口につなぐことなく持ち運べる。
そのかわり水圧は水道の2倍程度。
2倍程度ってどのくらいかっていうと蛇口につないだホースの先端を指でつまんだくらいの水圧。
だいたいイメージしていただけただろうか。
4時間でフル充電となり15分間使用可能、タンク内4Lの水を2分間で放出する。
2分間というとタンクの水がわりとすぐになくなる感じだが、満水でも重さ5kgほどなので注水しなおして持ち運ぶのは意外と手間ではない。
で、洗面所と浴室の排水溝の汚れを取ろうとしたんだが、…あんまり落ちない。
ゼロ距離射撃をしぶとくやってると汚れがしだいに落ちてくるんだが、そんなことやってるうちに2分経ってタンクが空になってしまうのと、そもそもこんなことするくらいならブラシで擦ったほうがずっと速い。
「なんか…使えねえかも…」と思いつつ、玄関とベランダの汚れ落としを試す。
上述のとおり、高圧洗浄機のようにみるみる黒ずみがとれるって感じではない。
雨の日に傘から伝って落ちた水滴の水染みなんかは余裕でとれない。
結局水をかけながらブラシで汚れを落とすんだが、ここでまたタイムリミット2分というのがネックになってくる。
この時点でそもそも基本的なことに気づく。
がんばったところでしょせん水道の2倍の水圧である。
…そう。最初から蛇口にホースつないで引っぱってきたほうがラクなのである。
ウチは玄関にもベランダにも蛇口がないが、とはいえ手持ちのホースリールは長さ20mなので玄関だろうがベランダだろうが余裕でホースが届く。
ちなみにネット見てたらこれで洗車をする人もいたが、私のクルマの鳥フン落とすついでにタンク全量使ったらボンネットとフェンダー流すだけで空になったので、15分稼働、2分×7回として、できなくはないがちょっと無謀な気がする。
とはいえ水源・電源自体を持ち運べるので、クルマだと鳥フンの除去やうっかりぬかるみを踏んだ際の泥落としなどスポット的な使用には便利なのではないだろうか。
また自転車、バイクを洗うのには奥まったところに水圧がかけられるので、バケツを持ち運ぶよりはだいぶ便利な気がする。
なんかあんまり気に入ってないふうな書きかたをしてしまったが、率直に言うと思ったより用途が限定されて微妙とはいえ、使う行為自体がおもしろく、まぁまぁ気に入っている。
また水源・電源ポータブルという特性から、人によってはもっと多様な使いかたができるんじゃないだろうか。
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Posted at
2023/06/08 05:42:19