
ちょっとどこか問題があるんじゃないかというくらい郷土愛のない僕ですが、高校野球はなぜか地元の福岡代表を熱烈応援します。といっても福岡代表が強いチーム、面白いチームだったときに限る。
今年の夏の福岡代表は九国大付で、強いんだろうけど、若生監督(ダルビッシュがいた頃の東北高校の監督)じゃなくなったんだと思うくらいで、べつに応援はしていない。高校野球も今年は一回もTVで見ていない。
ところで高校野球でテンション上がるのはブラスバンドの応援歌による要素ってかなり大きい。
智弁和歌山のアメリカンシンフォニーとか、ちょーテンション上がります。あと天理のワッショイ、沖縄尚学のハイサイおじさんとか。
でもやはり智弁和歌山の応援歌に勝るものはないんではなかろうか。
智弁和歌山といえばかつて香月(現巨人)擁する柳川とものすごい熱戦をした。
かつて応援してた福岡代表チームというと、前田(ロッテ→中日→巨人でプロ通算78勝)擁する福岡第一、これは夏・準優勝した。森尾(大会中1失点のみで投げ切ったが、肘を壊してプロ入りは出来なかった)擁する西日本短大附、これは夏・優勝した。
香月は前田や森尾に較べるとそれほどでもないが、高校の時点でまとまっているため、優勝する可能性は大きいと見ていた。
そこに春・夏立ちはだかったのが智弁和歌山である。
夏の大会、試合開始当初、柳川打線は智弁和歌山から点をとれないだろうと思っていた。ただ、柳川も香月が投げるため、強力な智弁和歌山打線もそうそう打てず、投手戦になるとみていた。
ところが蓋を開けると早々に柳川打線が得点し、6-2、投手は香月、これはもう逃げ切ると思った。
そこで智弁和歌山の応援歌・ジョックロックが始まったのである。
すると香月の様子がおかしくなった。マメをつぶしたのである。そして打席には武内(現ヤクルト)、このときもうヤバいと思った。案の定、畳み込まれて同点とされた。
そして延長11回に突入し、再び応援席ではジョックロック…。結果は言いますまい。ジョックロックがなにかを引き起こす魔曲と呼ばれるゆえんである。これは最近たまたまTVを見ていたらアメトークでもやっていた。
しばらくはジョックロックを聞くのも、智弁のユニフォームを見るのも嫌だった。
テンションが上がるといえば、甲子園ではないがレッドソックス・上原の入場曲Sandstorm。これは鳥肌立ちますね。
上原が甲子園に出れない高校の控え投手だった頃、後に世界最高峰の野球で頂点に立つことは、本人も含め、当時誰ひとりとして予想していなかったにちがいない。
Posted at 2015/08/16 20:54:59 | |
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