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◇画太郎◇のブログ一覧

2023年11月11日 イイね!

山本直樹/BLUE

山本直樹/BLUE山本直樹の短編7編が収録されている。
全ての作品で性描写が激しく、というかモロなので、当初光文社から単行本が発行されたが物議をかもして回収され、その後、弓立社から発行された。

「エロ漫画」というよりは「性をテーマにした作品」というニュアンスが強い。
山本直樹は別名義でエロ漫画も描くんだが、こういう現実的な性を扱うスタンスの漫画家は意外といない。

ただ、読んでるとどちらかというと性的なもの以外の部分に目が行く。
現実にすごく近いんだが、少しズレている。
この微妙に現実と違う違和感が何なのかはよくわからないが、見慣れた風景が巧妙に異質なものに置き換えられているような、独特の世界観を形成している。
Posted at 2023/11/11 05:44:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2023年08月03日 イイね!

諸星大二郎/不安の立像

諸星大二郎/不安の立像諸星大二郎の短編のうち『不安の立像』はじめ、1973年~1984年発表のわりと初期のものがホラーをテーマに9編収録されている。

ホラーといってもあまり怖くはない。
ジャンルとしてのホラー漫画とは趣が違う。
読んでてザワザワと気持ちがそそけだってくるものが集められている。
ようするにタイトルどおり「不安」をかきたてられるんだが、どういうわけかそこに不快感はともなわない。

「俺だけかな?」と思っていた、日ごろ誰も口にしない、口にしないのはどうもあやふやでとるに足らないもののような気がするからなんだが、そういううしろめたい「不安」の正体をこの漫画を通してよくよく見つめてみれば「みんなそうだよ」という答えがみつけられて、どこかその「不安」に寄り添うと居心地の良さを感じてしまうからだ。
「不安」の正体がわかるとともに「自分」の正体もわかって、そんなに善人でもない自分と他人に気づくと、不思議と気持ちがほぐれて楽になる。
Posted at 2023/08/03 05:27:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2023年06月27日 イイね!

森田まさのり/ROOKIES

森田まさのり/ROOKIES部室を溜まり場にするだけの自堕落な生活を送っていた野球部の不良達がしだいに一致団結して甲子園を目指す漫画。

この人の漫画は絵、特に人物の表情が上手くて、それで他の人が描けないような領域の描写ができる。
この人自身が絵を勉強してつき詰めていった結果、表現度の自由というか自在さを獲得してるんだけど。

この漫画に出てくる不良達も最初は溜まり場でだべって暴れるくらいしかできないんだけど、周囲の失笑を買うレベルとはいえ、しだいに野球が試合として成立するくらいには上達してくる。
そのときにやっぱり上達した結果、自由を獲得してるんだよね。
今まで自由だと思って溜まり場でだべったり暴れてたりしていたことは、非常に狭い世界に自分達自身でわざわざ自分達を閉じ込めていたに過ぎないことに気づく。

野球が強くなるにつれて周囲の目も「お!野球部やるじゃん」と変わってくる。
もっと広いステージで戦えるようになってくる。
(このくらいでいいか…)とどこかでそう思いそうなもんだが、というのは上達してステージが上がっていった結果、接する周囲のレベルも上がっていくのでいくら上達したところで壁にぶちあたる。
自分達に抵抗する向かい風のパワーも上がっていく。
もともとはこれに屈するのが怖いから、怖さを知っているから傷つかないよう狭い世界に閉じこもっていた彼らだったが、物語の終盤ではもはや彼らは甲子園と口にしても失笑を買わないような、仮に失笑を買ったとしても本人たちが意に介さないような世界を獲得している。
Posted at 2023/06/27 22:42:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2023年05月30日 イイね!

軍鶏/たなか亜希夫

軍鶏/たなか亜希夫高校在学中に両親を刺殺した少年が、少年院で過酷なイジメに遭い、「殺されぬため」空手を身につける。
少年は「殺されぬため」空手にすがるが、少年のなかでの「殺される」とは肉体的に「殺される」というよりは精神的に「殺される」というニュアンスが強い。
両親を刺殺した原因も、この精神的に「殺されてしまう」という感覚からきたものらしい。

出所後、少年は裏社会で暴力に明け暮れる。
少年は頭角を現し、名だたる格闘家たちと戦う。
彼の戦いかたは汚く、しかも相手を徹底的に痛めつけてしまう。
彼と戦った相手はことごとく再起不能になるか、死亡してしまう。

…てわけで読んでてあんまり主人公を応援する気にもならなければ感情移入もしない。
「底辺乙」と思いながら読んでたが、全34巻の最後の6巻くらいで様子が違ってくる。
彼に信頼する・される、守るべき「疑似家族」のようなものができたのである。
こうなると事情が今までと変わってくる。

守るべきものができた以上、今までのように破滅的な生きかたはできないんだが…。
彼、いざ自分が心の平安を得ようとすると「いや、これで済むわけない」って思っちゃうんだよ。
今まで他人の人生を再起不能にするか強制終了させてきちゃったんだから、自分だけが平穏な世界を得られるのは不合理という感覚が芽ばえちゃうわけ。

こうなると読んでるほうも「いいから気にすんな!日和って今からでもおもしろおかしく生きりゃいいんだよ!」と主人公に対して思っちゃうんだが、彼は最後の最後、「帰らなきゃ」と願いつつ守るべき人間のもとへ帰ろうとしても帰ることができない境遇となって物語は終わってしまう。
「…うわぁ」と全巻読み終わったあと思ったが、物語の最初からたどっていくと、運命とか、摂理とか、カルマとか、結局はこうなるしかなかった、しょうがなかったんだよ、という気もしてくる。
Posted at 2023/05/30 06:35:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2023年05月26日 イイね!

少女終末旅行/つくみず

少女終末旅行/つくみずしっかり者のチト、マイペースなユーリ、ふたりの少女がケッテンクラートという第二次大戦中にドイツ軍が使用したキャタピラで駆動するオートバイに乗って終末の世界を旅する。

説明はないが、いま私たちが生きている時代よりはずっとあとの世界らしい。
見渡す限り人間が構築した建造物で埋め尽くされているが、人間はもうほとんど存在していない。
人間以外の生物もほぼ死滅している。



どうやらだいぶ昔に人間同士の大きな衝突があって世界がそのとき滅亡しかけたらしい。
ほとんどの技術や文化が失われたものの人間は再び繁栄を始め、年月が経過するが、もう一度起こった人間同士の大きな衝突で、今度こそ致命的なダメージを受け、もうそろそろ人間の歴史が終わってしまうようだ。

少女たちはケッテンクラートに乗って幾重にも建て増しされていった建築物の最上層を目指す。



最上層へ出る梯子を上ると、そこは地表だった。
一面の雪に覆われているほかは何もない。
旅の終わりに「生きるのは最高だったね」と言って、少女たちは眠る。
Posted at 2023/05/26 05:49:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味

プロフィール

「ACE OF BASE。スウェーデン出身のユーロポップ・バンドで1992年にデビューアルバムが大ヒット、ABBAの再来といわれたが、1997年以降女性Voがなんらかの恐怖症になってしまいバンドからフェードアウト。その後新しいVoを入れるなど試行錯誤したが2012年、事実上の解散。」
何シテル?   01/11 09:10
おもしろきこともなき世をおもしろく-高杉晋作
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