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◇画太郎◇のブログ一覧

2023年01月13日 イイね!

『猿の惑星』

『猿の惑星』地球から320光年離れた場所を旅していた宇宙船のクルーがトラブルからある惑星に不時着する。
地球から320光年の移動をしている間に地球では2000年の歳月が流れているはずである。
超高速移動している宇宙船のクルーはその間、歳をとっていない。

不時着した惑星では猿が人間を支配していた。
地球の人類史でいうと中世程度の文明を持つ猿たちが原始人程度の水準の人間を支配、というか虐待している。
クルーたちは奴隷である人間と混同され猿たちに捕獲されてしまう。

ひとり生き残ったクルーであるテイラーという男はその惑星の支配者である猿たちに事情を説明しようと試みるが相手にされず動物並みの扱いを受ける。
「てめー猿コノヤロー( ゚Д゚)」「猿の分際で何様だ( ゚Д゚)」「猿のなかでもオランウータンが特にたち悪いな( ゚Д゚)」と憤慨しながら映画を観てたんだが…。

猿たち、とりわけオランウータンの博士は人間についておおむね理解してたんだよ。
人間たちが取りかえしのつかない事態を引き起こした結果、今のこの惑星の状態がある。
しかしそんなことよりテイラーにとって、映画を観ていたわれわれにとってどうしようもなくショッキングだったのは、…これ以上はもう言いますまい。
Posted at 2023/01/13 03:05:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年12月23日 イイね!

『素晴らしき哉、人生!』

『素晴らしき哉、人生!』1946年のアメリカ映画で、アメリカ映画協会が2006年に選出した「感動の映画ベスト100」で第1位とされた。
…が、公開当時はまるで評価されず興行的に大失敗してしまう。
自信をなくしたこの作品の監督はそれ以降ほとんど映画を撮らなくなり引退するが、公開後20年くらいたってから「いいよねこれ」と若い人たちの間で人気が出て、現在アメリカでは毎年クリスマスの時期になると放送される定番映画となっている。
「ほらー!これで良かったんじゃんよ!」とのちの監督が思ったかどうかは知らないが、存命中に評価されて良かったねと思う。

内容は商売に失敗して自分の人生なんだったんだと絶望しクリスマスの夜に自殺しようとしていた男が自ら天使と名乗るうさんくさい男に自分が存在しなかった世界線を見せられるが、そこでは自分の商売のおかげで助かってたはずの人たちが人生に失敗してやさぐれてたり、自分がいないせいで金の亡者の商売敵が台頭してしまった結果、町がとんでもなくギスギスしてしまっていて「あー!なんだこれ!ふざけんなよ!」と川に飛び込んで死ぬのをとりやめるというお話。
Posted at 2022/12/23 22:50:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年11月04日 イイね!

『機動戦士ガンダム Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』

『機動戦士ガンダム Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』ファーストガンダムの劇場版が観たくなりDVDボックスを買う。
元が高いせいか中古で買ってもけっこういい値段して、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲがバラでわりと普通の装丁のやつもありそっちにしようかとも思ったんだが、そっちはそっちでそれなりに高く「うーーん」と迷った挙句、DVDボックスにする。
結果的には安彦良和(人物)と大河原邦男(メカ)のイラストがたくさんついてて、こちらで満足する。
このDVDボックス以前に初めてDVD化したものはアフレコで音声を取り直していてイメージがけっこう変わってしまい評判が悪かったらしいが、こちらは劇場公開オリジナル音声になっている。









Ⅲの途中まで観た時点で「そういえばこれギャンが出てこねえ」と気づく。
ギャンが出てこないということはマ・クベのあのセリフもないんだが、この時点でアムロ・シャア・ララァの絡みで展開がそれどころではなくなってきて、そのままの勢いでクライマックスに入っていくのでちょっとしょうがないかなと思う。 

ララァに「あなたには守るべき人も守るべきものもないというのに。私には見える。あなたの中には家族もふるさともない、人を愛してもない」と言われたアムロが最後、ホワイトベースの乗組員たちのもとに還ったとき「まだ僕には帰る場所があるんだ。こんな嬉しいことはない」と気づくところで物語が終わる。

ファーストガンダムが創られた1979年の世相でいえば日本の大家族制度がなくなっていき核家族化が進み、絶好調の経済のなか企業なり他人同士のコミュニティに属してふるさとには盆と正月にしか帰らなくなっていった当時(現在も)の人々にとって、アムロが家族との関係が希薄になり孤独感を深めるがホワイトベースの乗組員たちとの繋がりに気づくさまというのは他人事じゃないかもしれない。

もうひとつラストのシーンでいえばニュータイプのアムロの声がアムロの姿は遠く見えなくともホワイトベースの乗組員たちひとりひとりに届いて彼らを安全な場所へと無事導いていく。
カツ、レツ、キッカの子供たちにいたっては自分のほうから見えないはずのアムロが見えててコアファイターに乗るアムロに自分たちの場所を教えてるのよ。

ニュータイプが「人類の革新」つまり宇宙空間に適応するための進化だとすると、進化は限られた人間のものではなくニュータイプという突出した存在が集団内に現れたときに水面に落ちた水滴が波紋を広げるように周囲に伝播していく、例えばそれまで地上で生活してた生物のうちに突出した存在が現れて空を飛びだすと一斉に集団内に伝播してすべての個体が空に羽ばたき始める、ガンダムってそういう進化論の中にある人類の話かなと思ったんだが、Zガンダム以降でたいして人間が進歩してないので、こちらは全然そんな話でもないのかもしれない。
Posted at 2022/11/04 03:52:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年09月30日 イイね!

『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』

『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』俳優からスタートし監督としても実績の高いクリント・イーストウッドが太平洋戦争中の硫黄島の戦いを日米両者の視点から描いた連作。
当初、アメリカ視点の『父親たちの星条旗』をクリント・イーストウッドが監督、日本視点の『硫黄島からの手紙』は日本人監督を探したができる監督がいなかったため、こちらもクリント・イーストウッドが監督している。
1970年代までなら岡本喜八など担当できる日本人監督がいて、クリント・イーストウッドもそれらの映画を観ていたろうが、日本人のつくる戦争映画は1980年代から様子がおかしくなってきて、1990年代には完全にク〇しかつくれなくなっているので、クリント・イーストウッド自身が2006年に公開された『硫黄島からの手紙』の手紙の監督もやることになるのは当然の帰結だったように思う。
この映画を観た後に硫黄島の戦いについて自分なりに調べてみたが、この連作は制作時に綿密な調査がされていて実際にあったとされるエピソードにかなり忠実につくられてあり、日米どちらの視点から見ても姿勢に誠実さを感じさせるものになっている。

硫黄島の戦いでは日本側兵力20933に対し戦死17845〜19900とほぼ全滅。
アメリカ側兵力、上陸部隊111308に対して戦死6821。
1985年に日米双方の元軍人・退役軍人による慰霊祭が硫黄島で行われ、この日建立された慰霊碑には「我々同志は死生を越えて、勇気と名誉とを以て戦ったことを銘記すると共に、硫黄島での我々の犠牲を常に心に留め、かつ決して之れを繰り返す事のないように祈る次第である」と綴られている。
Posted at 2022/09/30 20:10:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2022年08月15日 イイね!

『千と千尋の神隠し』

『千と千尋の神隠し』もともと宮崎駿と知り合いの10歳の女の子が熱心に読んでる少女マンガ誌読んだら恋愛物語ばっかで「10歳の女の子が触れる物語って本来それじゃねーだろ!」って宮崎駿が思って創り始めた、わりと私的な動機のアニメらしい。

ただスタジオ・ジブリのアニメってけっこういきあたりばったりで創るらしく、出来上がったらなんかものすごいアニメになった。
そんななので作中重要なキャラクターの“カオナシ”は当初の構想では序盤に一度だけ橋の上に現れるモブキャラだったりする。

結果的には10歳の女の子のための物語というよりも老若男女、世代を超えて誰が観ても楽しめると同時に“何か”を感じられるアニメとなった。
この“何か”ってのを表現するのが難しいんだけど、たとえば“カオナシ”って「きもち悪くて理解不能なもの」なんだけど、宮崎駿言うには「誰しもの心の中にあるもの」らしい。

個人的にも世間一般の評価としてもスタジオ・ジブリの最高傑作であると同時にアニメ全体のなかでも最高水準のひとつだと思っている。
Posted at 2022/08/15 03:03:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 映画 | 日記

プロフィール

「クリプトンが初音ミクというキャラクターを創っていなかったらYAMAHAのVOCALOIDはそれまで失敗続きだったので消滅していた可能性が高かったらしい。」
何シテル?   08/18 20:00
おもしろきこともなき世をおもしろく-高杉晋作
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