• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

◇画太郎◇のブログ一覧

2011年12月16日 イイね!

三島由紀夫/永すぎた春

三島由紀夫/永すぎた春三島由紀夫って、とりたてて好きな作家でもないんですが、この小説は力を抜いてサラッと書いてるところに、むしろ三島由紀夫の本質が出てて、わりと好きです。
なんつーか、休日に寝過ごしたらなんとなく見ちゃう、昼頃やってるテレビドラマみたいなノリっつーんですかね。
別のどこかにも書きましたが、趣味が合うことが少ないので、ふだん他人に本って薦めないんですが、これはライトな展開のなかにも深い含蓄があって、誰にでもおススメです。

どのへんが深いんだ?っていうと、昔、吉田茂首相に新聞記者が「総理には恐いものってないんですか」と訊ねたら、「バカが恐いね」と即答したといいますが、まぁそんな感じ。

三島由紀夫は、バカとか、貧乏人とか、しみったれとか、不仕合わせな人間が大嫌いなんですよ。
人はみな平等とか、清貧とか、苦労は人を優しくするとか、努力すれば夢は必ず叶うとか、そんなことは真っ赤なウソっぱちであって、たいていは人を卑しく、強欲に、意固地にしてしまう。
だいたい僕の乏しい経験で振りかえっても、不仕合わせな人間とつき合うとロクなことがない。

三島由紀夫が太宰治に「あんたの小説嫌いです」って言ったのは、戦後の日本文学読んでる人には有名な話なんですが、学習院に通ってた三島由紀夫からしてみれば太宰治の「斜陽」とか、「こんなしみったれた貴族がいるか!」となるわけで、それはまぁ、わかる気がします。

で、内容なんですが、東大生のお坊ちゃんが、古本屋のお嬢さんと家柄の違いを乗り越えて婚約し、とはいうものの学生結婚は許されず、卒業する1年3か月後まで両親に結婚を待たされます。
永い婚約期間のおかげでドタバタや事件や危機が次々とふたりにふりかかるんですが、周りの海千山千のオトナが救けたり、時間がいつのまにか解決したり、頼りないふたりもやるときゃやるじゃん、みたいなカタチで解決したり、いろいろあって冷や冷やするけど、最後はめでたくハッピーエンド、というお話。

Posted at 2011/12/16 06:22:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 読書 | 日記

プロフィール

「クリプトンが初音ミクというキャラクターを創っていなかったらYAMAHAのVOCALOIDはそれまで失敗続きだったので消滅していた可能性が高かったらしい。」
何シテル?   08/18 20:00
おもしろきこともなき世をおもしろく-高杉晋作
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/12 >>

    12 3
4567 8910
1112131415 1617
18 19202122 2324
2526272829 3031

リンク・クリップ

NCロードスター カーナビ・バックカメラ取付 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/29 03:54:12
ロードスター NC3 RHTとソフトトップ 比較してみた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/16 02:55:42
NCロド パワーウィンドウスイッチ流用 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/12/30 02:54:39

愛車一覧

フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
運転した瞬間、背中を押しつけられる加速とエグゾーストの重低音、DSGの電光石火の変速にや ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
幌のRSを手放してから2年半、こうなるだろうなとは思ってたが今回はRS RHTに。電動開 ...
ヤマハ ビーノ ヤマハ ビーノ
2000年製ビーノクラシックをライトレストアしたもの。 重量71kgの車体に6.3psの ...
スバル R1 スバル R1
横浜にいた頃サブカーとして活躍していたんだが、地元に戻った際に手放した。後姿がカッコイイ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation