馳星周の「不夜城」をひさしぶりに読んだら面白くて、ブログにもUPしたんですが、続けて「漂流街」ってのを読んでます。こちらのほうが文章・構成がグッと向上してて、さらに面白い。
で、「漂流街」の主人公が最初デートクラブのドライバーやってるんですが、自分も5年くらい前、職に困ったときにデリヘルのドライバーやってた頃があるので、「いやいや、それはない(汗」と突っ込みを入れながらも当時のことを思い出してしまいました。
今は薄っぺらでたれ流しの安穏な日々を送ってるので、その日何があったかもいちいち覚えてないんですが、デリヘルのドライバーをやってた頃のことは、…やってたって言っても1年もやってなかったはずなんですが、よく覚えています。
当時の記事は今でもPV見る限り人気が高いようなので、続きでも書いてみます。
自分が好きだったのは一般店じゃなくて人妻店ですね。楽だから。
人妻って言っても20半ば~30半ばくらいまでですよ。実際は人妻じゃなくてほとんどバツイチ、しかも子持ちなんですが、そうじゃなくて業界的に20前半を過ぎるとちょっと厳しくなるので人妻店に流れてくるケースもあります。
業界的にはユルいと言えばユルいし、厳しいといえば厳しい。
たとえば時間とか出勤に関しては、よそはどうかわかりませんが、ウチはかなりルーズでした。「今日出れる?」とか「もう上がってもいいですか?」とかそんな感じ。
でも当時よく聞かれてたんですが、店の女の子に手を出すとそうとう厄介なことになりますよ。店に貼り紙で女の子に手を出すと「罰金100万円と業界流の制裁」って書いてあって、「業界流の制裁ってなんだよ」って思ってましたが…。そんななので、どっちかっていうとハナから女の人に淡白な人がこの業界やってることが多いみたいです。
ユルい雰囲気になるのは女の子が開けっぴろげだからですね。なんでこういう境遇の女の子がえてしてあっけらかんとしてるのかは個人的に謎なんですが、一種の開きなおりがそうさせるんですかね。たいていの子はもう金銭的にも人間関係的にも行くところまで行っちゃってるんですが、不思議と変ないやらしさとか暗さとかしがらみとかってないんですよ。つき合いやすい、いわゆる性格のいい子が多かった気がします。
厳しいほうは…「業界流の制裁」ってのが実際あって、書きたいことはこれからなんですが、勢いで書き始めたら疲れてしまったので、具体的な話はまた次回。
Posted at 2012/11/10 06:54:22 | |
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