◇画太郎◇のブログ一覧

何シテル？には書いてたんですが、虫垂炎で５日間入院してました。
出勤したら、どうも腹が重くて吐き気が…。この時点でなんかヘンなもの食べたか、消化不良かなー、という感じでした。ただ、同僚に言うと「ウイルス性で伝染されたらかなわん。帰れ帰れ」ということでしたので、遠慮なく帰りました。
…で、家に帰ってからもずーっと腹が重いんですよ。というか重いのがだんだんシクシクした鈍痛に変わってきたんですが、激痛というほどではなく。「次の日、病院行くかー」と思ったんですが、夜中の２時くらいに意識も朦朧としてきて、コレは明らかにヤバい。というかこれでは病院までクルマの運転もできん、というわけで救急車呼びました。

一応歩けるので着の身着のまま、マンション下まで歩いて待つこと５分、救急車がやってきました。で、救急車に乗せられて「痛いのはココですか？ココですか？」と腹を触られて、ようやく腹の右下が痛みのもとだと気づく。この時点で救急隊員も自分も（あー、盲腸だねー…）と気づくが口には出さず。病院でCT撮ると、案の定盲腸で、そのまま入院しました。点滴で痛みが和らいだのか、急速に眠くなる。ときおり目を開けると、看護婦さんがずーっと、こっち見てる。「オレ今なさけねーツラしてんだろうなー」と思いつつも、やっぱり目をつぶる…。

翌日手術で虫垂切除。自分、神経質そうな見た目とは裏腹に健康優良児で、「バカは風邪ひかない」の言葉通り、年間通して風邪すらめったにひかないので、今回の入院は意外やら戸惑うやら。受付で入院費用聞いて「高けーな、おい」と思ったんですが、本人負担の限度額があって、収入にもよるんですが、おおむね８万円までの自己負担でいいそうです。…てのは何をいまさら、な感じでしょうけど、とにかく３７年間、病気に縁がなかったので、こんなことも知りませんでした。あと虫垂炎が生涯発症する確率は７％くらいだそうです。

虫垂炎は治りの早い手術なので、日ごとというより、時間ごとにみるみる回復しましたね。手術翌日に歩いて、翌々日には痛みもほとんど感じず。ただ、まだまだ若くて回復が早いというのもあるようで、高齢者（やはり入院患者のほとんどは高齢者）だと回復も遅く、病気になるといろいろと大変なようです。

入院中ナースステーションのすぐそばの部屋だったんですが、常に騒がしい。看護婦さん、２０代の方ばかりだったんですが、コレはあれだ、学食です。大学の学食ってこんな感じでした。それぞれがずーっとおしゃべりしてるので、それが重なり合って、結局どこでだれが何話してるのかまったくわからない感じ。…まあ活気があるのはいいんじゃないでしょうか。昼寝はできませんでしたが…。

あとは病院食は、自分、ヘルシー料理ってあまり好きじゃないんですが、ココのは美味しかったですよ。創作料理みたいで、けっこう工夫してある。
それから、こっそり抜け出して何日かぶりでタバコを吸ったら、肺に煙が入るとクラクラするほど美味かったですね。途中で深呼吸しないと本気で失神するところでした。
…ただ、タバコの本数は減らそうと思います。