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VWゴルフ、１０万kmを超えたあたりからアイドリング時にタコメーターが800rpm～1200rpmの間を上下動し、エンジンが振動を起こすようになった。

アイドリング状態の負圧時にインマニから二次エアーを吸うことによって燃料がリーンになるため、このような症状が起こるらしい。

バキュームホースの付け根が経年劣化で裂けており、新品に交換する。
登録年数と走行距離を考えれば妥当な耐久性とは思うが、ちんけなホースのわりにえらい高かった。
あと私の場合、ここにブーストタップを取りつけてブースト計の負圧/正圧を拾っており、ブースト計に繋がるホースも裂けていたため交換した。

アイドリング時のエンジン回転上下動と振動は収まったが、エンジン回転が1200rpmまで上昇して高止まりするようになる。

プレッシャーリリーフバルブのゴムパーツが劣化して裂け、そこからもエアーを吸っているため交換する。
ゴルフⅤではここの故障は定番らしく、むしろよく１０万kmまで持ったといえる。
故障対策で改良されたものに交換する。

バキュームホースはしょうがないとして、プレッシャーリリーフバルブってチャコールキャニスターと同様、小泉元大臣のレジ袋有料化的思考から余計なことしてくれちゃってユーザーが負担を強いられるアレか、とも思ったんだが、クランクケース内の圧力上昇を逃がすためにブローバイガスを大気開放するのは実際にかなり環境に悪いらしく、１９６０年代～１９７０年代に深刻な大気汚染が起きた結果の産物らしい。