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◇画太郎◇のブログ一覧

2022年08月29日 イイね!

karrimor sector 18

karrimor sector 18カリマーはイギリスの老舗アウトドアブランド。
セクター18Lのリュックサックをタウンユースとして11年使ったんだが、すっかり年季が入って擦り切れてきたので買い換える。

色はアイスブルーが気に入ってたんだが、無かったのでコバルトブルーにする。
左が旧型、右が新型。
価格はほぼ据え置きだったんだが、11年前のものと較べるとあちこちコストカットされている。

①背面が蒸れないように通気性を確保するエアメッシュバックパネルは柔軟性の低いものになり面積も抑えられている。

②ポケット内の収納の多くは省略・簡素化されて、たとえばペンケースは廃止されて2つの間仕切りになっている。

③チェストストラップの留め具はショボく質感の悪いものに変更されている。

④ファスナーのツマミは簡素化され“karrimor”ロゴの刻印がなくなっている。

⑤両サイドにあるドリンクポケットがメッシュではなくなっている。

…など、トータルするとなかなかのコストカットになってるのではなかろうか。
新興アウトドアブランドなど競争相手が多いなか、高機能でハイテクなものとの競合を避けた結果、装備の簡素化を図って価格を抑える路線を選んだのではと推測している。
実際私のようなタウンユースの場合そこまでこだわらないので、これでかまわないことはかまわない。
少しは不満だけど。
Posted at 2022/08/29 22:36:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | アメカジ | 趣味
2022年08月28日 イイね!

水滸伝/横山光輝

水滸伝/横山光輝私の場合『水滸伝』はこの横山光輝の漫画から入ったんだが、今読み返してもこの漫画が『水滸伝』の翻訳・翻案のなかでも良くできていると思う。

横山光輝はこの漫画について、日本の少年・少女にわかりやすくおもしろくを心がけて描いているので、大人になったら小説の『水滸伝』に触れてみてくださいーと執筆中に語っているが、とてつもなく長い水滸伝の内容を世界観を損なうことなくうまく120回本の終わるところまでまとめていてコンパクトながら完成度が高いので、基本的には水滸伝に触れるとしたらこの漫画だけでこと足りるんではなかろうか。

後年『水滸伝』は小説でもいくつか読んだが、とにかく前述のとおり120回本までとなると(『水滸伝』には70回本、100回本、120回本の3つがある)、とてつもなく長いので、丹念に描かれているが意図せず70回本のところで力尽きて終わっていたり、120回本の最後まで行くんだがダイジェストのように出来事のみ追っていくことに終始してしまうとか、「これ」と言えるものがなかなかない。

そこを乗り越えてあえて掘り下げていくと、今度は『水滸後伝』とか秀吉と思しき人物率いる日本軍との戦いに入ったり、また登場人物のエピソードを各個、追って行ったりし始めると果てしがなくなってくるので、ライフワークにする気でもなければ、どこかで折り合いをつけるとして、それはもうこの漫画で充分『水滸伝』の世界は堪能できるでしょと。

あとは横山漫画としてはこの作品の次の『三国志』あたりから絵柄と作風が変わってきて、一種「様式美」を帯びてくるので、「様式美」ってなんだっていうと、谷間でジャーン!ジャーン!って銅鑼が鳴って「伏兵だ!」って言って「げえっ!関羽!」って言って「あわわ」って言うまでの一連の流れがあるでしょ?たとえばそういうやつのことだけど。
この『水滸伝』は横山光輝の歴史漫画としては最初のもので、どこか混沌としていておどろおどろしい雰囲気を醸しだしていて、初期横山漫画の忍者物とかそういう名残をとどめており、そういう意味でもおもしろい。
Posted at 2022/08/28 15:50:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2022年08月26日 イイね!

Google Pixel 4

Google Pixel 4メインのスマホはiPhone8だがandroidスマホを試しに使ってみたくなり、お遊び用に中古の型落ち、Google Pixel 4を入手する。
ワイヤレス充電機能が欲しかったんだが、そうするとandroid機種の選択肢は意外と少なかった。
SIMカードは必要を感じなかったので入れずwifiのみで使う。

使い勝手はiPhone8のほうが良いと感じるので、次はandroid機にしようとはならないんだが、ブラウジングは明らかにPixel 4のほうがやりやすい。
スマホのサイズ自体はiPhone8とPxel 4でほとんど変わらないんだが、iPhone8は上下のフチがけっこう大きいため、一度に画面上に出てくる情報が少なく、スクロールで指を動かす頻度がせわしなくなってしまう。
上下のフチがほとんどないPixel 4のあとだと意外とここがストレスになるので、iPhoneの次機はSE3になるだろうと思っていたが考え直すかもしれない。

Pixel 4、質感はマットな感じで指が滑らないような処理もしてあるなど、かなり良い。
いっぽう顔認証は思ったほどすぐに認識してくれず、そこそこ認証に失敗して「こんなもんか」と思う。
Posted at 2022/08/26 09:11:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | モノ | 趣味
2022年08月25日 イイね!

SEIKO・CITIZEN 目覚まし時計

SEIKO・CITIZEN 目覚まし時計20年くらい使ってるセイコーのトークライナーという電波目覚まし時計、たぶん電波時計が世に出回り始めたくらいのもので、アラーム時刻になるとトークライナーという名称のとおり女性の声で「アラーム時刻になりました」と事務的かつ冷たく言い放つ、M男にはたまらないであろう仕様だったが、これは私の場合「もっと優しく言ってくれないかな!」と反発してしまい起床成功率は良くなかった。

それ以外は気に入っていたんだが、ある日アラームの声が婆ちゃんみたいになったかと思うと、しばらくしてアラーム作業を完全に放棄してしまった。
アラームの女性はご引退らしいが、その他は問題ないのでたんなる置時計として継続使用することにする。

セイコーのトークライナーは現在でも販売していたが、今回は新しくシチズンの電波目覚まし時計を購入した。
トークライナーのデジタル表示からアナログ針の時計に変わったんだが、意外とアナログ針のほうが電波を受信して時刻合わせをする際、針がぎゅいーんと動いてカッコイイ。
まあ針がぎゅいーんと動くほど時刻の調整するのって最初の一回だけだろうけど。
肝心のアラーム音はなんというか意図的なんだろうが非常にリズム感のおかしい気色悪い鳴りかたをするので、気になってまあ起きることは起きる。
Posted at 2022/08/25 20:24:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | モノ | 趣味
2022年08月21日 イイね!

太平記/横山まさみち

太平記/横山まさみち鎌倉幕府崩壊から南北朝争乱を題材にした『太平記』を「楠木正成」「足利尊氏」「新田義貞」の三者による視点から描いている。
斬新な構成だが、内容は史実とされるもの、あるいは底本の『太平記』を忠実に再現している。

なぜこのような三者視点を等分に扱う構成を取ったかと思うに。
戦後『太平記』は非常に扱いづらい存在になった。
どうしても「忠臣」楠木正成と「朝敵」足利尊氏の扱いが戦前の軍国主義教育にオーバーラップしてくるからである。
このような「触れてはいけない」雰囲気は戦後、時間を経るにつれ「足利尊氏再評価」という機運、それが許される社会的土壌の形成の中で解けていった。
この漫画もそうした風潮のなか、足利尊氏の功績にも脚光を浴びせると同時に、さらに楠木正成、足利尊氏の存在のためにやや影が薄くなっていた新田義貞を大きくクローズアップすることになった。
結果『太平記』の内容を読者に忠実に紹介すると同時に、作者独自の世界観を作ることに成功している。

ただ「足利尊氏再評価」のなかで他の作者にも起こりがちなんだが、足利尊氏に関しては「ごめん、がんばったけど俺やっぱこいつ無理ですわ」というニュアンスはそこはかとなく匂わせている。
足利幕府開府という絶対目標に進むなか、天皇の意向をないがしろにして行動した結果、皇族は次々弑逆するわ、あげく朝廷の分断を招いて長期化させ争乱の収拾がつかなくなるわ「この人何がしたかったんだよ」というのはどうしても感じさせられる。

そしてこれも他の作者とだいたい見解が一致してくるところなんだが、足利尊氏自身は明確なビジョンを持っていて、目的を遂行するための戦略・戦術に圧倒的に強かったものの、穏やかというか抜けてるというか甘いというか、そういう人物像のため、我の強い身内と部下が勝手な行動をとり始めるのをうまく律することが不得手で、そのため自身の意に反して混乱が続いたとされる。
まあ実際問題、信長は特に安土に本拠を置いて以降、配下に非常に厳しく当たっていたし、秀吉も晩年は暴君化していたし、徳川幕府も三代かけてシステマチックに配下の統御機能を完成させていったし、継続して武家を制御しておくのはかなり難しいんだろうと思う。

さて足利尊氏で長くなってしまったが、物語性としては新田義貞も重くとりあげることで悲劇性がぐっと増している。
というか新田義貞についてはこうして漫画で絵にして描かれてしまうとホントに悲しい。
悲しすぎて少々読むのが辛い。

で、楠木正成ですよ。





やはり楠木正成はロマン溢れてますよ。
描いてるほうも「結局楠木正成だよなー…」とはなってたんじゃなかろうかと思う。

足利尊氏による大軍の侵攻を前に、楠木正成は足利方に高く評価されていたため、領地を確約しての寝返りを持ちかけられるが断る。
当時はポンポン有利なほうに寝返るのがあたりまえの時代である。

次に楠木正成は朝廷に足利軍を京都に侵入させてから包囲する作戦を進言するが却下される。
ちなみに京都は非常に守備が難しいとされる。
後年、徳川家康が京都の本拠に二条城を置いたが、ほとんど防御力を持たせてないのは、わざと城を奪らせてから大軍で包囲したほうが楽だからである。
話がそれたが、楠木正成は「もう終わったわ…」というこのタイミングでも足利に寝返らない。
自身の進言が却下されたこのタイミングで足利方についても誰にも非難されないにもかかわらずである。

旗揚げから一貫して朝廷のために戦った楠木勢は、最後、必ず負けるとわかっている足利軍との戦闘に赴き、楠木正成はその弟の正季とともに壮絶な最期を遂げる。

男なら誰でも楠木正成の生きざまには憧れる。
ただ、ま、難しいんだ実際は。
ある程度人生経験、社会経験のある人にはわかることだが、太平洋戦争にしたって「楠公精神」で勇敢な人から死んじゃうんだよ。
臆病者や狡い人ってのはいつの時代でも生き延びるんだ。
Posted at 2022/08/21 20:49:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味

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「ツレさんの要望でふとん乾燥機買う。
いまいち恩恵は感じず。」
何シテル?   05/13 16:35
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