
最近ウチの前でタバコのポイ捨てをするやつがいる。
同じ喫煙者である私が映画『羊たちの沈黙』のごとく犯人をプロファイルするに、まず99%男性である。
歩きタバコ自体は20年ほど前までは日常的な行為で、私もしていた。
ついでに言うとポイ捨てもしていて、吸い殻を靴で踏んで火を消すのが普通だった。
「えぇ…」と思う人もいるかもしれないが、若い人はともかく現在中高年の人はよーく思い出してもらいたい。
都内の通勤時間帯など、とんでもない量の吸い殻が駅周辺の路上に落ちてたでしょ。
もちろん今の私は歩きタバコもしないし、携帯灰皿を持ち歩いている。
が、女性で歩きタバコをしてるのは見たことがない。
路上の隅に佇んで喫ってる光景はときたま見たが、これは女性のほうがマナーがいいというより女性が歩きながらタバコを吸うなどの同時並行作業をふだんから苦手とするせいもあるのではないかと勝手な推測をしている。
で、わざわざウチの前でポイ捨てする理由だが、これはおそらく嫌がらせとかではなく、家を出てすぐタバコを喫って、そうすると歩きながら喫い終わるのがちょうど私んちの前で、本人はなんとなく自覚なしに毎回同じ場所でポイ捨てをしている。
…そんなわけで防犯カメラを置いたからといってポイ捨てはなくならんだろうなとは思ったが、一応防犯カメラを買う。
モチベは低いのでAmazonでクーポンを使って¥3100位のリチウム電池式。
わりとちゃんとしたステーも付属してたんだが、盗られたところでたいして惜しくないのでベランダに直置き。
録画データは本体ではなくクラウド上に保存されている。
使ってみると値段を考えれば全然良いカンジ。
スマホのアプリでリアルタイムの映像を見られるほか、動体検知して10秒~30秒、クラウドもしくはSDカードに録画が保存される。
録画の開始があった際はスマホに通知が来る。
また外出先でもスマホでリアルタイム映像と録画を確認できる。
リチウム電池の持ちは設定にもよるが、おおむね1ヶ月くらい。
日中の映像はかなり鮮明で、写ってるのは私だが「これって画太郎だよね」と言われると言い逃れできない程度にくっきり写る。
このようにピンポイントで画像保存も一発でできる。
ただし夜間カラフルモードだと、映像はきれいなんだが、動く対象はものすごくブレてしまい使いものにならなかったので、白黒モードにしてある。
あと動体検知の認識がかなり近距離なので、遠ざかる対象はずっと録画してるが、近づいてくる対象は画面半分過ぎたくらいからの録画になってしまう。
それから音も拾うが、これは音がだいぶ割れて、話し声なんかは何言ってるか全然わからない。
製品自体は¥3000程度というのを考えると、当初の期待値からすればトータルで充分満足できる性能なんじゃないだろうか。
…で、ポイ捨てだが、防犯カメラを置いて以来、意外にも5日ほどなくなった。…と思ったら昨日ポイ捨てがあったので、効果のほどはよくわからない。
ただ、サイズが小さいわりに意外と防犯カメラは目立つので、本人気づいてはいるんじゃないだろうか。
まぁ私の場合、タバコのポイ捨て程度で注意したり文句を言いに行ったりってことはどのみちない。
Posted at 2023/11/17 06:12:54 | |
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