• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

◇画太郎◇のブログ一覧

2023年12月19日 イイね!

SYSTEM OF A DOWN

SYSTEM OF A DOWNニューメタル。
メンバー全員がアルメニア系アメリカ人で、アルメニア人ジェノサイドなど現在に至るまで紛糾するアルメニア人問題に関するメッセージ性が強いが、日本でアルメニア人問題が扱われることは少ないというか、ほぼない。
このためか日本で人気が高いにもかかわらず、日本には来たがらない。

Posted at 2023/12/19 22:21:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2023年12月15日 イイね!

夏の花・心願の国/原民喜

夏の花・心願の国/原民喜広島に原子爆弾が落とされ罹災した前後の出来事を執筆した作品群。
原民喜の作品のなかから戦後に発表されたものを大江健三郎が選んだ。

妻の病死から関東大空襲、郷里の広島に戻ったところでの原爆罹災、その後の復興のなか自身が命を絶つまでが描かれている。

戦時中、病に臥せる妻を献身的に看病するが、弱りゆく妻とともにセンチメンタルでつつましい世界のなかで作者は生きていた。
妻と作者の周辺のちいさな営みだけが当時の彼にとっての大事な世界だった。
戦争が激しくなる前に妻は病死するが、その後の空襲でおびただしい数の人間が死んでいく。
絨毯爆撃に遭うなか、生者と死者を別けるものはただ『運』でしかなかった。
いま生きるか死ぬかが『運』でしかない以上、人々はみな「いつ死んでもおかしくない」から「いつ死んでもかまわない」へと意識が変容していった。
作者は郷里の広島に戻るが「いつ死んでもかまわない」以上、人々の意識に占める「生」のスペースは小さくなっていく。
そんななかでも不思議と文学者である作者は書店の混乱した本棚から目当ての本を見つけ出すことに熱中し、女学生達は空襲後のがれきの上で弁当を広げて笑いあい、国民学校の教官は点呼で集団を従わせることに自己陶酔してるのだった。

あるときから広島の空襲がパタリと止まる。
爆撃機はよく来るが広島を通り越していつも西へ向かうようだ。
「呉や山口の軍需工場をターゲットにしていて、人が多いだけの広島にはもう空爆が来ない」
こういう噂が人々の口から広まっていった。
「いつ死んでもかまわない」緊張感は緩み、人々の行動のなかの「生」のスペースは拡がっていく。
…そして1945年8月6日午前8時15分、広島に原子爆弾が投下された。

すべては閃光と爆風のあと、吹き飛ばされてゆき、妻を看病していた日々も、古本の物色に熱中していた日々も、遠い夢の世界に変貌した。
目の前にあるものが紛れもなく、疑いようもない現実で、自分がまだ死んでいなくて生きてる以上、その世界を生きていかねばならないのだった。
黒焦げのおびただしい何万の死体、これから死ぬ何万の傷病者、彼らひとりひとりに作者と同様ちいさな「生」の営みが、つい先ほどまであったのだ。

終戦後、人々は異様なエネルギーで「生」の営みを再開させ加速させた。
街はみるみるうちに人が賑わい、復興が始まった。
作者もそのなかにいて、精力的に原子爆弾投下前後の執筆活動を行った。
…そしてポキンと、唐突に、健康な樹の枝が前触れなしに折れるように、命を絶ってしまった。

「これはどういうことだろう」と私は戸惑ったが、最後の解説で選者の大江健三郎は至極かんたんにこう述べている。
「やるべきことをすべてやりきったからだよ」
ページの最後のほうを読み返すと、原子爆弾前後を描写した一連の作品を書き切った締めくくりで、一直線に全速力で無限に高く高く飛んでゆき、生命の燃焼がパッと光を放ち、生物の限界を脱して流星となる雲雀のイメージが現れる。
一つの生涯がみごとに燃焼し、すべての刹那が美しく充実していたのだ。
そしてさらにページを少しさかのぼると、すれ違うびっこの青年に心の中で(しっかりやって下さい)と声をかけている。
びっこをひく青年は作者がいなくなったあとの世界に生きる読者、つまり私だった。
Posted at 2023/12/15 07:48:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味
2023年12月10日 イイね!

スコップ

スコップ12月に入り、積雪に備えてスコップを用意する。
左の剣先型は、10年前の関東大雪の際に慌ててドンキに行ったら奇跡的に在庫が残ってて購入したもの。
月鹿印とかいう名前だったと思うが、けっこう使い勝手が良い。
今回もうひとつ、金象印のスコップが良いと聞いたので角形を用意する。
10年前の大雪の際、交通量の多い関東都市部では降った雪が踏まれて固くなり、さらに日中溶けかけた雪が夜間に凍って翌日ますます固くなり、ほとんど氷状、剣先型のスコップで砕きながら除雪するのが一番都合よく、角形は使い勝手が微妙だった。雪かき用のプラスチック製をあらかじめ用意している家が多かったが、あれは積雪地で積もって間もない大量の雪を除雪するにはいいんだろうが、路面上でカチンコチンになった雪にはスコップのほうがたわんでしまい、まるで役に立たなかった。
私の住む南関東では、ここ5年位ほとんど積雪がないが、よその地域では積雪が多かったりするので、あらかじめ準備しておくに越したことはない。
Posted at 2023/12/10 23:27:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | モノ | 趣味
2023年12月03日 イイね!

フロントグリル交換

フロントグリル交換ゴルフのフロントグリル、ハニカムメッシュの部分がキョーレツに白化してたが、最近真ん中のグロスブラックの部分も塗装が剥げ始めた。
そのうち自分で塗装しようと思ってそのままながいこと放置してたが、ただでさえ失敗する気しかしないのにグロスブラックのとこはちょっと無理だろ、ということでヤフオクでまあまあ程度の良い中古のフロントグリルをゲットして交換した。
ロアグリルは外すのがめんどくさそうだったので、アッパーグリルのみ交換。

なんとなくGTIのアイコンである赤いモールを外したら、なんかいい感じだったので、長年乗ってるクルマのフロントの雰囲気が変わるのも良いかと思い、外したままにしておいた。





上の画像がモール有りのデフォルト。
下の画像がモール無し。

まぁ好みというかどっちでもよくね?…と第三者目線では感じるだろうが、画像で見るより実物は思ったより雰囲気が変わっている。
視覚的にはワイド感が出て、上下のハニカムグリルがつながったような一体感が出たおかげで大開口グリルのように見え、今風になった。
そのかわりホットハッチを主張する若々しさや、やんちゃさは抑えられ、落ち着いたナイスミドルの乗るアダルティーなフロントフェイスになった。
Posted at 2023/12/03 02:54:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゴルフGTI | クルマ
2023年12月02日 イイね!

スターソルジャー(FC)

スターソルジャー(FC)テーカン制作のアーケード用『スターフォース』をファミコンに移植したハドソンが翌1986年、『スターフォース』のシステムを踏襲してファミコン用に制作。
『スターフォース』と較べると難易度がかなり高くなっているのと、敵キャラがなんか有機的でおどろおどろしいという特徴がある。

ビームの連射がステージを進める上で重要で『スターフォース』の頃から高橋名人の16連射が当時の子供たちの間で話題になったが、高橋名人はガチで身体能力が高く、リンゴを片手で握り潰せてたらしい。
ハドソン専属の高橋名人はプロゲーマーの元祖で、後発に毛利名人らがいる。

1970年代に北海道でアマチュア無線の会社からスタートし、ファミコン、PCエンジン(実際の開発はNECではなくハドソンがおこなった)で一世を風靡したハドソンだが、1990年代後半に北海道拓殖銀行破綻の煽りをくらって会社が傾き、コナミ傘下に入ったのち、2012年に消滅する。
会社が北海道大学のオタクの溜まり場状態であった期間が長く、かなり自由な社風だったといわれる。

音楽は国本剛章。
ゲームがへたくそすぎるため2000年代に入るまで自分の作品が人気なのを知らず、ハドソンを離れて20年間、都内でサラリーマンをしていたが、インターネット普及でスターソルジャーの音楽などが人気なのを知って音楽の再発信を始めた。

Posted at 2023/12/02 03:43:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | ゲーム | 趣味

プロフィール

「エアコン増設。
日立。」
何シテル?   06/17 12:15
おもしろきこともなき世をおもしろく-高杉晋作
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/12 >>

     1 2
3456789
1011121314 1516
1718 1920 212223
24252627 28 29 30
31      

リンク・クリップ

NCロードスター カーナビ・バックカメラ取付 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/29 03:54:12
ロードスター NC3 RHTとソフトトップ 比較してみた 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/03/16 02:55:42
NCロド パワーウィンドウスイッチ流用 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/12/30 02:54:39

愛車一覧

フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック) フォルクスワーゲン ゴルフ (ハッチバック)
運転した瞬間、背中を押しつけられる加速とエグゾーストの重低音、DSGの電光石火の変速にや ...
マツダ ロードスター マツダ ロードスター
幌のRSを手放してから2年半、こうなるだろうなとは思ってたが今回はRS RHTに。電動開 ...
ヤマハ ビーノ ヤマハ ビーノ
2000年製ビーノクラシックをライトレストアしたもの。 重量71kgの車体に6.3psの ...
スバル R1 スバル R1
横浜にいた頃サブカーとして活躍していたんだが、地元に戻った際に手放した。後姿がカッコイイ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation