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◇画太郎◇のブログ一覧

2024年09月09日 イイね!

OHLINS DFV

OHLINS DFV中古でロードスターを購入したときから装着されていたオーリンズDFV。
中古屋さんの話では装着してから1000km位しか走ってないとのこと。
購入直後からあらかじめついてた社外パーツはブログ、レビューに上げていってたが、車高調だけどうして買って半年後のこの時期のUPなんだというと、こういうのは通勤の街乗りだけだとよくわからず、高速道路、ワインディングを走らせないと真価を発揮しないから。

実際、ゴルフに装着してるザックスRS-1は、街乗りで使うぶんには純正のほうが扱いやすく優れている。
ザックスRS-1は車高調のなかではしなやかな乗り味のほうとはいえ、ズッシリ重厚感があるので、街乗りで交差点を曲がるときなんかは弱い入力だと荷重移動が起きず、ノーズが入りにくかったりする。
真価を発揮してコーナーにビターッとはりつくのは高速道路や郊外のワインディングなど、強い入力でググーッと荷重変動が起きたときである。

今回のロードスターのオーリンズDFVは意外と軽快で、通勤の街乗りはけっこううまくこなせるが、それでもこの領域ならRS純正のビルシュタインのほうにやや分がある印象。

じゃあさっさとワインディング行ってくれば、と思われそうだが、私ふだんトラック運転手やってて、トラック運転手って実はこういうタイプ多いんじゃないかという気がするんだが、正直休みの日にまでクルマの運転していたくない。
居住する神奈川県は箱根はじめ、道志みち、ヤビツ峠などワインディングの宝庫なんだが「だる…」と思い、今まで先延ばしに。
しかし最近、宮ケ瀬方面のルートの配送が決まり「ちょうどいいから下見がてら行ってくっか」とぶらりロードスターで宮ケ瀬方面へ。
まぁそういうもんなのはわかってるんだが、行ったら行ったで楽しい。

で、そこそこのペースで走ってきた感想としては、まず乗り心地がいい。
ただ、フラットな乗り味ではなくてけっこう路面のギャップや凹凸でポンポン跳ねそうな雰囲気がある。…が、うまいこといなしてストンとおさまり「さすが、ええサスやな」と思う。
ワインディングに入ると「あー、やっぱりここから真価出してくるか」という感じ。
RS純正ビルシュタインだとリアが跳ねて吹っ飛ぶんじゃないかと恐怖感を覚えるシーンでギュインギュインしなって安定感を維持しつつ走り抜ける。
ギュインとしなるんだがそれは一瞬ですぐにおさまって次のコーナーへの準備が整う。
「まだまだいけまっせ」とサスが主張してるようだが、ほどほどで自重しておく。
これ以上はガチで走るかサーキットに持ち込むかだが、ヘタレオヤジと化した今の私では厳しい。

総じての話だと、思ったより軽快感が高いので、そういう点ではロードスターに向いていて定番のひとつとなっているのもうなずける。
車高調としては街乗りもそれほど犠牲にならずに高い限界性能を手に入れることができるが、あえて言うと「シットリ」とか「ズッシリ」って感じは全然なくて、そこそこ「わちゃわちゃ感」があるので、そこは好みがわかれるかもしれない。
Posted at 2024/09/09 19:29:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2024年09月06日 イイね!

JET

JETジェット。
ニック・セスター、クリス・セスター兄弟を中心にオーストラリア・メルボルンで結成されたバンド。
おもにローリング・ストーンズの影響を受けたクラシカルなスタイルのロックを2000年代に展開した。
曲はアップテンポでノリがよく、ポップ・ロックの雰囲気が強い。

Posted at 2024/09/06 22:09:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2024年08月28日 イイね!

めぞん一刻/高橋留美子

めぞん一刻/高橋留美子高橋留美子の漫画は北米・ヨーロッパで人気が高く、現在ほど日本の漫画が海外で認知されてない頃から多くのファンが海外にいる。
北米・ヨーロッパで人気が高い理由を高橋留美子本人は「ちょっとわからない」としており、日本のオタク文化が海外に広まる先駆けとなったとともに、日本国内と違い、レイ・ブラッドベリ、ロバート・A・ハインラインら海外SFの大御所と同列、感覚的には大友克洋と鳥山明の中間くらいのポジションに位置する創造的な漫画家とみなされてる向きがある。
同世代にもSF漫画家が多いなかでなぜ高橋留美子が特にそういう扱いをうけるのかは確かに「わからない」感があるが、個人的には海外では『うる星やつら』のアニメの人気が高く『うる星やつら』のアニメから高橋留美子作品に入ると必然的にアニメの監督だった押井守の先鋭的な表現も高橋留美子的表現としてある程度混同してしまうためではないかと推測している。

『めぞん一刻』は『ビッグコミックスピリッツ』創刊号から『うる星やつら』の連載に並行して連載が開始され、1980年~1987年にかけて連載が続いた。
「時計坂」という町(東京都東久留米市がモデルとされている)にある「一刻館」という名の古いアパートの住人と、管理人である若い未亡人を中心としたラブコメ。
一見あってもおかしくないけど、現実的にまずこうならんだろ、というところを突いたラブコメの先駆け的作品で、おっさんの私が読んでも遠い昔に忘れていた中二病的心情を刺激されておもしろい。
今読むと作品世界が異様に楽しそうなんだが、高橋留美子作品の世界がそもそも楽しそうという他に、実際、1980年代が楽しい時代だったというのも大きい気がして、そういう意味ではノスタルジックな味わいがある。
春夏秋冬がしっかり描かれてるんだが、そういえばこの時代は今思うとまだ春・秋の時期がながく、過ごしやすい季節がながいとそれだけで情緒も深まるし人の幸福度も高いのかもねー、と思ったり。

…そういえば私は大学中退直前の極貧の頃(だいたい24年前)から4年間、練馬の家賃2万4千円、風呂なしトイレ共同の「一刻館」よりさらにボロいであろうアパートに住んでいたが、意外と居心地がよく、不動産会社に就職してお金ができてからも1年以上そこに居ついていた。
隣の部屋の音などほぼ筒抜けなんだが、住人関係がゼロ距離に近いと騒音にしても「うるさい!」「あーどーもすいません」ですんでしまい、全然あとくされがないので、案外ストレスが溜まらないのである。
今もそういうとこに住んでるとしたらどうだろう、さすがにやばいかな、…とふと頭によぎることがあるが、その後の営業経験でさまざまな人の住まいを見るに、これ系のとこに住んでる人というのは、私自身そうだったが貧しいとはいえけっこう充足してることが多く、とりたてて日々に不満を感じてないことが多かった。
逆に日々の生活に不満があるのが見てとれるのは、身の丈に合わない生活をおくる、つまり身の丈に合わない場所に住み、身の丈に合わない職業に就き、身の丈に合わない交際をしている、そういう人種であって、日々人生が自転車操業に陥っておりイライラして余裕がないことが多かった。

さて、快適で人が入れ替わらない極貧アパートだったが、隣の私と同年代の男性の部屋には夜になるとほぼ毎日若い女性が訪れ、楽しそうに話し続け、深夜になると女性は帰るようだった。
ごくごくそういう日常として私はとくだん気にも留めず、自分の部屋でしちめんどくさい映画を観たり小説を読んだり2ちゃんねるをやったり陰キャライフを謳歌してたんだが、ある日の昼頃(仕事がブラック過ぎて休日の私はだいたい夕方まで寝ていた)、その女性が隣の部屋の男性の部屋の前でえんえん泣いているのにうとうとしながら気づいた。…そうこうしてるうちにばあさん(おそらくアパート向かいに住む大家だろう)がしきりに、非常に優しい様子で女性を慰めている声が聞こえ、それはだいぶながいこと続いていたが、どこかちゃらんぽらんなとこのある隣の男性がなにか女性に不義理をしたのだろうと思い(女を泣かせるな)と思いつつ私はいつしかまた深い眠りに入っていった。
…数日後、隣の部屋は目貼りがされ、佐野厄除け大師のお札が貼ってあった。
のんきでだいぶ頭のネジが緩んでいた当時の私はながいこと「おおかた家賃を踏み倒して行方をくらまし、それで女が泣いていたのだろう」と考えていたが、「いや…そうじゃないな」と気づいたのは私がアパートから2DKのマンションに越して数年後である。
Posted at 2024/08/28 20:59:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 漫画 | 趣味
2024年08月21日 イイね!

『下妻物語』

『下妻物語』2004年、深田恭子・土屋アンナ主演、中島哲也監督。
嶽本野ばらによる小説の映画化。

周りに田んぼと畑とジャスコしかなく住民のほとんどがジャスコで衣料品をそろえる茨城県下妻市(と、作中で描写されている。実際のところは知らない。この映画の後につくばエクスプレスが開業したので現在の下妻市はもうすこし都会なんではないだろうか)でロリータファッションに凝ったかっこうをして浮きまくっている女子高生が、ひょんなことからザ・チバラギなかっこうのヤンキー女子高生と仲良くなり、友情を深める話。

なんだろう。
ロリータの女子高生もヤンキーの女子高生も周囲から浮きまくってるんだが、好きなことをやるという女子高生なりの信念があって孤立をまったく、無理してるというよりナチュラルに意に介さない。
ゆうたら変わりもん同士。
ロリータとヤンキーまったく相いれず、おたがい歩み寄る気もないんだが、どういうわけか田舎特有のいろいろな出来事をとおして不思議と仲が深まっていく。

…というのを1990年代後半以降によく見られた塚本晋也、タランティーノあたりの作品っぽい、エキセントリック、演出過剰な映像表現を使って描かれていておもしろい。
Posted at 2024/08/21 22:36:40 | コメント(1) | トラックバック(0) | 映画 | 音楽/映画/テレビ
2024年08月19日 イイね!

ファーブルの昆虫記

ファーブルの昆虫記フランスの博物学者・ファーブルが昆虫(クモ、サソリなど昆虫以外のものもとりあげているが)の習性を1878年~1907年の間に全10巻で記したもの。
ながいので岩波少年文庫版で読んだが、上・下巻でおそらくオリジナルの五分の一くらいの分量ではないだろうか。

昆虫の習性に関する読み物として広く読まれ、科学書ではなく昆虫に興味のない人も手にとる一般的な読み物として評価が高い。
ファーブルが昆虫記の執筆を始めたのは彼が50歳を超えてからで、それまでの科学者・教師としての人生でファーブルは数々の苦難に疲れ、擦り切れていた。
しかしプロヴァンス地方の田舎でのどかな生活を始めてから執筆された昆虫記は活き活きと楽しんで興味の対象を探求する様子がうかがえる。

ひと昔前に日本のスパコンについてある女政治家が「2位じゃダメなんですか?」と発言したのが話題となったが、私は科学者とまるで縁がないので実際のところがわからないものの、おそらく科学者なら「ダメなんだよ」と即答するのではないだろうか。
科学とは最短距離、最速で正確な結果を求められ続けるシビアな競争の世界である。
それによって人々は進歩の恩恵を受け続けてきた。
…ただ、一方で「最初に科学者を目ざしたのはどういうきっかけで、どんな気持ちからだった?」という原点を考えるとどうだろう。
ファーブルは科学者としては中途で擦り切れてしまったが、探求を楽しむ原点に戻ったことが彼の後半の人生を豊かにした。
科学や昆虫学の世界にとどまらず、興味をもって探求を楽しむ姿勢はそれを生業にするシビアな世界に身をおくとしだいに失われて行ってしまう。
そうやって失われていったものを思い出させてくれるのが、昆虫に興味のない人にまで昆虫記が広く読まれる理由のひとつではないだろうか。
Posted at 2024/08/19 07:11:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 読書 | 趣味

プロフィール

「3年ぶりくらいに西新宿に行く。
現在都庁ではガンダムのプロジェクションマッピングをやっている。」
何シテル?   11/04 20:35
おもしろきこともなき世をおもしろく-高杉晋作
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